オン・ザ・ジョブ・トレーニング
インターネットのスポーツ情報で確かめたところ、贔屓のチームは8回の表を終了した時点で「8―0」で勝っていたし、ひそかに応援している左打者も走者を返す二塁打を打っていたのでいい気分でしたが、夜遅くのニュース番組のスポーツコーナーの映像では9回裏に「8―9」で逆転負けしていました。8回裏に「8―7」になり、相手の勢いに押されるままに逆転負けだそうです。
打たれ始めると頭の中が真っ白になってバッティング練習の投手となってしまうタイプの投手がいますが、捕手にも似たようなタイプがいるようです。点を取られ始めると、ひたすら点を取られる。投手が交代しても、その捕手がバッテリーにいる限りは、相手の攻撃は終わらない。冷静な役割を要望されているはずの捕手が舞い上がってしまい、頭の中の整理がつかなくなって、読みやリードがとても単調になるのでしょうか。
気になったので調べてみたら、その夜も「点を取られ始めると、ひたすら点を取られる」タイプの捕手が最後まで、つまり負けが確定するまで試合に出続けていたようです。
「外野」としては、捕手にそういう傾向のある場合はバッテリーをセットで取り替えたらいいと思うのですが、そうは問屋が卸さないという事情もあるのでしょう。あるいは、そういう場合の対応力強化を目的にその捕手のオン・ザ・ジョブ・トレーニングをやっていたのかもしれません。緊張感のある現場でないとそういうトレーニングはできない。
それにしても、ぼくの記憶だと、シーズン開幕後20日間で、ほぼ同じパターンのオン・ザ・ジョブ・トレーニングが2回繰り返されたので、捕手をトレーニングする側にもある種のトレーニングが必要なのではと勝手なことを考えてしまいます。
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