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2018年4月16日 (月)

一合(いちごう)徳利は八勺(はっしゃく)徳利

最近は、定価をそれまでと同じに据え置きながら内容量を一割五分か二割ほど少なくして利益を出そうとしている加工食品会社が少なくありません。しかし、消費者は、そういう種類の商品をしっかりと識別しているみたいです。そんな賢い消費者動向の調査記事も目にします。
 
木の枡やガラスコップから深めの敷皿に溢れさせるように冷やの日本酒を注いでくれる居酒屋があり、お客としては嬉しい限りの光景ですが、最初から溢れさせる分を見込んだ価格付けなら、それは太っ腹でもなんでもなく(そんなことを続けているとお店がつぶれてしまう)、計算された冷静なパフォーマンスです。
 
居酒屋の一合徳利とは実際は八勺徳利で(家庭用もたいていはそうですが)、したがってそこに入っている日本酒の量は180mlではなく150mlくらいです。しかし、慣習上、八勺徳利を一合徳利と呼ぶことになっているので、それに異を唱えるお客はいません(いないことになっている)。
 
しかし、お店によっては、特注で、ほんとうに一合の日本酒が入る一合徳利を使ってところもあるようです。先日、そういうところでぬる燗を三合飲み、しかし飲んでいる本人は八勺徳利と思っているから全部で二合少々のつもりです。しかし、酔いが二合のそれを超えている。燗を用意してくれる女性も気前がいいのか、お酒は徳利いっぱいに注いである。酔いがやや深いと思ったら、どうもほんとうに三合以上飲んでしまったようです。
 
これは、「しれっと、内容量を今までよりも一割五分か二割ほど少なくした」加工食品とは反対側のできごとです。これをよかったというのか、それとも予定以上に飲み過ぎてよくなかったというのか、判断に迷うところです。
 

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