野菜生産地帯のタンポポとカエルと加工食品
所用で札幌中心部から北東に1時間くらいの野菜生産地帯に足を運びました。野菜栽培が中心なので一面が畑です。ハウスもきれいに並んでいます。有機野菜栽培農家も少なくない野菜生産地域なのですが、まれに場違いな感じで水を張った田植え前の水田も見かけます。野菜農家が自家消費用のコメを作っているのでしょうか。
野原にタンポポが咲いていました。外来種か在来種か、どっちかなあと近づいてみると外来種(いわゆる西洋タンポポ)でした。そのあたりで見かけるタンポポはたいていは繁殖力の強い外来種です。在来種(日本タンポポ)に出合う機会は多くありません。
そのタンポポが在来種であるか外来種であるかその見分け方は、花びらの下の総苞片(そうほうべん)の向きです。下の絵のように、在来種は総苞片が直立していますが(つまり、反り返っていない)、外来種は下向きに反り返っています。(この絵はネットでお借りしました。この場を借りて作者に御礼申し上げます。)
野原で出合ったタンポポ(すぐ上の写真)は、総苞片(そうほうべん)が下向きに反り返っているので外来種です。
近所に地場チェーンのスーパーマーケットがあり、品揃えは小さな百貨店です。農家と思しき買い物客も見かけましたが、添加物が盛りだくさんの加工食品やお菓子もお好きな雰囲気でした。
夜の8時くらいにその水田のそばを通ると、カエルが鳴いていました。鳴き声が大きくて、大きいというよりもうるさいに近い感じで、一重窓なら窓を閉めても気になって眠れないかもしれないと思われるほどの音量です。
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