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2018年5月 9日 (水)

魅力的な地域スーパーマーケット

GMS (General Merchandise Store) と呼ばれる流通業態があります。いわゆる、総合スーパーのことです。全国展開する総合スーパーに買い物に出かけたら(あるいは冷やかしだけでも結構です)すぐに気がつくことですが、次のような特徴があります。
 
・食料品や日用品だけでなく、衣料品や家電・家具などいろいろな商品を総合的に品揃えしている。とくに衣料品の売場比率が大きい。たとえば広い売り場が2フロアあるとして、2階の相当な部分は衣料品関連の売り場になっている。
 
・たいていはマイカー顧客向けに大規模な駐車場がある。女性にも駐車しやすい広さになっていることも多い。
 
・店舗内にテナントが入っていることが多いので、総合スーパーだけれどもショッピング・センター風の雰囲気と機能が醸し出されている。
 
ついでに、それ以外の個人的な感想としての特徴を失礼を承知で付け加えると、何かいいものがあったら買おうという意識をもって売り場をぶらぶらと歩いても、買いたいものになかなか遭遇しません。でも、1階の一画では、日用品の一部として各種の自転車なども並んでいるので、最新の電動自転車を眺めたり、ファットバイクの極太タイヤの実際の太さを間近で確認することもできます。
 
一方、自身の訴求点を強く押し出したタイプの地域スーパー(たとえば「食生活提案型スーパーマーケット」)が、魅力の乏しいGMSを尻目に、各地域で台頭しています。
 
ぼくはそういうところではデフォな関心が食材なので、そのお店の品揃えがそのお店の訴求メッセージと合致しているかどうかはわりに簡単に判断できます。
 
「自慢は、生鮮三品(青果・鮮魚・精肉)とデリカ(お惣菜・寿司・インストアベーカリー)です。旬の商品を産地・生産者などの吟味から流通経路まで徹底した品質管理を行っています」と謳っているある地域スーパーの品揃えとコスパは、競合するナショナルブランドのGMSよりは確かにいい。
 
食材以外の分野でも、GMSの幅広い商品群とは対照的に、地域も品揃えもより専門化した専門スーパーマーケットが活躍しているようです。行動力のある消費者層は、商品をカテゴリー別に複数の店で買い分けるし、ひとつのお店を冷蔵庫代わりに使う。逆に行動力のない消費者層は、歩いていける距離の小規模スーパーで店内を歩き回ることなく買い物を済ませてしまう。

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