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2018年7月25日 (水)

気になっていた蕎麦屋に入ってみた

近くのオフィスビル働く中年男性や近所のおやじさん連中が常連客のようです。最近は若い女性もひとりで、牛丼屋や焼鳥屋やなどいろんな食べもの屋に出入りしているようですが、この蕎麦屋にそういう女性が入っていくのをぼくは見かけたことがない。

オフィス街と住宅街がなんとなく接するあたりで、オフィス街の端に近いところにある小さな古びた雑居ビルの一階にその蕎麦屋はあります。熟年のご主人がひとりで切り盛りしている感じです。その店の存在は、以前から気になっていましたが、常連客で占有された店というのは入りづらいものです。

「手打ち蕎麦」と書かれた暖簾がかかっており、表からガラスで囲われた蕎麦打ち場が見えます。打っているのを見たことはないので、その日の朝に準備するのでしょう。いちばんの稼ぎ時は、客層を考えたら当然ですが、週日のお昼ご飯時と推察。

で、混みあっていないに違いない時間帯を選んで入ってみました。空いている席に着きます。食べるのは、ざる蕎麦の大盛りと決めてあるので、メニューを見るのは値段を確認するためです。穏当な値段です。

手打ち、手切りの平打ち麺です。腰が強くよく締まっています。舌触りは滑らか。色は白めの灰色ベージュ。更科ではないという意味で田舎風。蕎麦の割合は、8割くらいだと思います。硬めの蕎麦を短めに切ってあるので、食べやすい。ざるやもりは、食べたい分量をその分量だけはさめる。

蕎麦つゆは、甘くなくて(あるいは、とても控えめな甘さで)、そして出汁が効いている。そこが嬉しい。我が家では味噌汁でも何でも出汁は手間暇をかけて引くので、いい出汁の旨さはよくわかります。引き方を聞きたいくらいです。だから蕎麦湯もたっぷりと堪能できました。

思い切って入って得をした気分です。どこにでもありそうで、しかし実はそうではないタイプの蕎麦を出す蕎麦屋です。ご主人の生来の商品マーケティング力かもしれません。週に一度くらい、昼食時の客足が途絶えた頃に、大盛りのざるやもりと蕎麦湯を、この店でゆっくりと楽しみたい。

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