雨竜町産「ななつぼし」を使った米麹
今年の味噌は、大豆は例年通り北海道産の有機栽培大豆、麹(こうじ)は数年ぶりに島根産の有機玄米麹を使いました。玄米麹は、白米麹よりも、味噌の香りがいい。コクも出るので、長期熟成向きです。2013年2月に仕込んだ玄米麹味噌は、少しずつ、機会を選んで、まだ楽しんでいます。おいしい。
それ以外の、米麹を活用する加工食品(たとえば、甘酒、その甘酒を使うべったら漬け、自家製調味料としての塩麹や醤油麹など)には、普通の米麹を使います。
タクアンやその他の冬の漬物に使う米麹(こめこうじ)が売り出される時期は秋(北海道なら10月)ですが、下の200gパッケージの米麹は、そのときに購入したもので、使うときまで冷凍庫に保管してあります。使っている米は、この米麹用に、北海道の雨竜町(札幌の北に位置する米作地域)で生産された「ななつぼし」です。この手の商品は、一度に一定量を生産し、売れてしまえばそれでお終いという性格のものなので、商品棚で見つけたらすぐにまとめて買っておきます。
原料の米は、「雨竜町産 契約栽培『ななつぼし』使用」となっています。
雨竜町のウェブサイトによれば、「本町の周囲を流れる石狩・雨竜・尾白利加・恵岱別の各川の流域は概ね平坦で、肥沃な農耕地3千ヘクタールは、本町の富源とのどかな農郷を形成しています。気候は大陸性気候で寒暖の差が比較的大きいのが特徴です。」つまり、産業は米作。湿原も広がっています。
「国土交通省札幌開発建設部は3日午前8時10分、深川市と沼田町の雨竜川で、同11時半には旭川市の石狩川で氾濫(はんらん)が起きたと発表、安全確保を呼びかけた。」(2018年7月3日 朝日新聞デジタル)という記事のままだとすると、雨竜町の「ななつぼし」を使ったこの米麹は、今年の秋も例年通り、お店の棚に並びそうです。
| 固定リンク
「米と麦」カテゴリの記事
- お世話になった方に自家製梅干しと自家製味噌など(2020.12.10)
- 天日干しした大根でタクアン作り、2020年 秋(2020.11.05)
- タクアン作りの準備としての大根の天日干し 2020年、秋(2020.11.02)
- 我が家では米麹は一年を通して使います(2020.10.28)
- 北海道産のリンゴでアップルパイ(2020.10.27)
「塩・味噌・醤油・酢」カテゴリの記事
- 橙(ダイダイ)はポン酢でもお菓子でも何でも活躍(2021.01.19)
- コロナで人の波が急速に引いてしまった繁華街と、刺身(2020.11.13)
- 戸外でタクアンを発酵中(2020.11.11)
- 漬け込んだ大根が発酵し始めた(2020.11.09)
- 天日干しした大根でタクアン作り、2020年 秋(2020.11.05)
「発酵」カテゴリの記事
- 今年のタクアンの食べ始めは2月の声を聞いてから(2021.01.12)
- 戸外でタクアンを発酵中(2020.11.11)
- 漬け込んだ大根が発酵し始めた(2020.11.09)
- 天日干しした大根でタクアン作り、2020年 秋(2020.11.05)
- タクアン作りの準備としての大根の天日干し 2020年、秋(2020.11.02)
コメント