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2018年8月 2日 (木)

散歩の途中の草いきれと、甘酒と、杏仁(あんにん)飴

夏の陽射しをうけて、草むらから立ちのぼる、むっとするような熱気のことを「草いきれ」と言います。夕方でも西日が残っていると、たとえば美術館のような公共施設の手入れされた草地からも「草いきれ」が立ちのぼってきます。

男の子や女の子が、夏休みの午後に草むらや草の多い広場で「草いきれ」を浴びながら遊びまわる風景というのはなかなかにいいものですが、年齢を重ねると夏の「草いきれ」はいささか鬱陶しい。しかし、緑のすぐそばを速足で散歩するのは気分のいいものなので、そこは折り合いです。樹木や花や草の多いあたりがやはり散歩コースの中心になる。

「草いきれ」は夏の季語です。「甘酒」も夏の季語です。

酒粕(さけかす)を原料にした簡易版の甘酒ではなく、米と米麹(こめこうじ)を半日程度発酵させて作った甘酒だと、米という食材の持つ自然な甘さを堪能できます。できあがったものは、どろっとしていて相当に甘い飲み物なので、たいていは薄めて楽しむことになります。夏の疲れ防止に向いているのが甘酒です。生活の知恵です。

そういう飲みものが入った一瓢(いっぴょう)を携えて散歩ということならけっこうな夏の風情ですが、そうもいかないので、ポケットには「杏仁」(あんにん、粉末にした杏〈あんず〉の種)の入った飴です。これを途中でもぐもぐやりながらの散歩も乙なものです。

関連記事は「甘酒は夏の季語」。

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