怖い自転車、ホッとする自転車
20代後半から30代前半のころは、サイクリング用の自転車で週末に数十キロ以上は走っていたこともときどきはあったので、自転車が嫌いというわけではありません。
一般道は、歩行者と自動車にそれぞれ別の角度から配慮しないといけないので(歩行者にぶつからないように、あるいは車にひっかけられないように)、それなりに距離のあるサイクリングロードまでけっこうな道のりを漕いでいき、そこを複数回往復していました。堤防上に作られたサイクリング向けの道路です。
最近は自転車には乗りません。だからというわけでもないのですが、近頃は自転車、とくに歩道を走る自転車を、いつのまにか、走る凶器とみなすようになりました。そういう風に考えておかないと危なくて仕方ない。
自転車が走ってよい広い歩道とそうでない歩道があります。しかし、そういう区分は実質的には存在していません。自転車が道路交通法の分類上は車に該当するという事実が実際上はほとんど存在していないのと同じことです。
向かってくる自転車は、乗っている人の眼と視線を見るようにしていますが、その女性や男性が見ているであろうものや次の動きが全く読み取れない場合が少なからずあります。そういう場合は警戒警報の発動です。
後ろに近づくものの気配を感じて振り向くと、すごい速度ですぐそばを追い抜いていく自転車にもよく遭遇します。急に振り向くと身体や腕の位置が変化して自転車との接触の可能性が発生しますが、運転者はぼくが振り向くという行為を想定していないのかもしれません。歩行者は自転車に道を譲るものだと考えているらしい。
複数の歩行者が横断歩道で信号待ちしているときに、左や右から急にその人たちの間を横切っていく自転車というのも恐怖です。
自転車の運転者を恐ろしい順に並べると、
①一部の若い男性
②かつて若かった女性
③若い女性
④かつて若かった男性、そして、
⑤残りの若い男性
となります。
配偶者とそろって歩いているときに、向こうからやってきた自転車に直進空間を提供するためにばくが道を譲ったとして、それを当然という顔(ないしは無表情)でそばを走りすぎる自転車と、にっこりと微笑んでくれる自転車と、すみませんと声をかけてくれる自転車がいます。先日、同じ状況で、にっこりと笑ってくれた自転車に出会いました。運転していたのは20代なかばの女性。可愛らしいかただったのでよく覚えています。
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