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2018年9月25日 (火)

水をまとめて10ケース注文した家庭も少なくなかったらしい

マグネシウムなどのミネラル含有量が十分に多い硬水はヨーロッパ産を買うのがいちばん便利なので、ある欧州ブランドの水を消費量に合わせて定期的に購入しています。北海道の胆振東部地震でその後は急にその水が手に入らなくなりました。「注文は受けたいが配達はいつになるかわからない、いつになるかわからないがそれでも待ってもらえるなら注文は受ける」というような状況で、普段は注文後2日で届くものが、今回は10日以上かけて届きました。

北海道への物流(北海道からの物流、北海道内部の物流)もやっと安定してきたのか、宅配便の担当のかたの表情にも余裕があり、だから、この3連休のある日、知り合いに自家製の漬物なんかを冷蔵便で送るので宅配便の会社に荷物を引き取りに来てもらったときに、彼の仕事を邪魔しない程度に、地震後の北海道の物流や食事について雑談する機会がありました。

水がなかなか届かなかったという話がきっかけになったのですが、地震などがあった直後の物流がどうなるかについて、マスメディア情報とは別に、ギョーカイの現場で働くベテランから確認することができました。そういうパラメータを細かく織り込んで普段の「防災計画」なるものをたてておかないといざというときは身動きが取れない。

いざというときに買いに走っても間に合わないということです。水でも食べものでも、スマートフォンの充電でも、ガスや灯油のような燃料素材でも、生存必需品はなんでも。スーパーマーケットの長い行列に欲しいものが買えるかどうかの当てもなく並ぶのも疲れるし、スマートフォンの充電にそのたびごとに車に乗り込むのも効率が悪い。高層住宅の上層階にお住いのかたたちはどうしたのでしょうか。

雑談の中で北海道らしい話だと思ったのは、ジンギスカン料理。北海道民はジンギスカンというDo-It-Yourself風の焼肉料理が好きです。満開の桜の下でジンギスカン、海水浴場でジンギスカン、仲間のイベントでジンギスカンという光景をよく目にします。調理道具一式を所有している家庭は多くはないかもしれないが少なくもない(最近は道具のレンタルや出前サービスがあるので所有率は減少しているとしても)。ランタンも調理道具一式の一部です。味をつけた素材は冷凍加工食品として販売しているので、家庭の冷蔵庫にはストックがある。ご飯と適当な野菜があれば、戸建てだと庭で炭を燃料に使い、集合住宅だと携帯ガスボンベを利用する携帯ガスコンロで「ミニ・キャンプ」ができます。暗い空間をランタンが照らし出している。子供は喜びます。

で、水という話に戻ると、地震の直後から、飲料水(1.5リットルボトルや2リットルボトルの1ダース入りケース)をまとめて注文する家庭が北海道で急増したらしい。そのベテラン担当者によれば一度に水を10ケースなどという宅配便もけっこう多かったとのことです。宅配業者もたいへんです。どうやって運び入れたのでしょう。買ったほうも、水10ケース(つまり大型ペットボトルを120本)をどこにどうやって収納したのでしょうか。

小口の水の注文がなかなか届かないのも、宜(うべ)なり、です。

なんとなく関連した記事は「羊肉」。

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