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2018年9月11日 (火)

地図を使って、今までとは違った発想

地図を回転させて日本を中国大陸側から見ると、外国人の視点で日本を観察することができる、そう、云われています。

以下は2012年4月11日 のブログ記事「地図帳を回転させると、普段と違う光景」から最初の3分の1くらいを引用したものです(『・・・』部分)。

『その本が歴史関係だったか文学関係だったかは忘れました。20数年前に、中華思想について確認する必要から目を通したその本の中で推奨してあったことで、ときどきの退屈しのぎには役に立つかもしれません。

中国(漢民族)が、世界の中心で、その周(まわ)りに文化的に遅れた民族がいるという考えが中華思想ですが、その雰囲気の一部を実感するには、世界地図を手に取り地図の向きを変えながら、中国のまん中あたりから世界を眺めてみたらいいのではという話です。

周りの文化的に遅れた人たちは、東西南北の順に、東夷(とうい)・西戎(せいじゅう)・南蛮(なんばん)・北狄(ほくてき)という蔑称をつけられており、夷狄(いてき)とも総称されます。日本や朝鮮は東夷に分類されています。

夷狄(いてき)という語は、中国の古い文献は当然として、日本の古典にも現れますし、腹立たしい相手、やっつけてやりたいと思う相手をさしてその言葉を使う人を現在の日本でもときどきは見かけます。幕末でもよく使われた言葉のひとつでした。たとえば、尊王攘夷(そんのうじょうい)。

世界を眺める基点としての中国のまん中をどこにするか迷うのですが、遣唐使の昔にでも戻って長安(現在の西安)をまん中と考えてみます。長安の、たとえば空海が滞在したお寺の近辺から、「荘子」に登場する大きな鳥にまたがって空高く舞い上がり日本の方向を見下ろしてみると、樺太(サハリン)と日本列島と朝鮮半島で囲まれた日本海が、大きな湖のように光っているはずです。』

以下の地図は、上記を補完するために、佐々木孝明著「日本文化の多様性」の照葉樹林文化に関する部分から引用しました。ただし、左に90度回転させてあります。

Photo

今回の北海道の地震の直後に、瀧波ユカリさんとおっしゃる札幌在住の女性漫画家のツイッターの以下のようなメッセージに出合いました。(勝手に引用させてもらいました、この場を借りてお礼申し上げます)

北海道と本州の真ん中を重ね合わせてみると、人口密度や家屋密度はまったく違いますが、北海道全部が実際にブラックアウトしたその停電の範囲がよくわかります。東京と能登半島と大阪と紀伊半島をすっぽりと包む範囲が一挙に停電してしまいました。

地図は、使い方によっては、ぼくたちの直感的な理解力をずいぶん高めてくれます。

Photo_2

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