おいしい有機栽培ニンジンは味が濃い
野菜スティックというのがあります。きゅうりや大根、セロリなどの生野菜を使っても、にんじんなど蒸して熱を通した温野菜を加えても、どちらでも美味しく作れます。黄色や赤の生のパプリカなんかも彩りと歯ごたえには捨てがたい。
野菜スティックはビアホールなんかでもメニューのひとつです。ほかに食べるものもないような気分の時は、気が進まないけれど野菜スティックです。気が進まないのは、たいていはそういう場所の野菜スティックはおいしくないからです。でもビール以外に何も注文しないのは申し訳ない気がして、注文してしまう。しかし、ビールといっしょにやって来たのを見ても、実際のところ、新鮮ではあるのだけれど、色白すぎるというか、覇気がないというか。噛んでみて、やっぱり、と失望することが多い。
野菜売り場のセロリも、いかにも今まで太陽と遊んでいたという色に育ったのと、まったく食欲をそそらないような色つやのものとがあります。
ニンジンも同じで、遠目にはなんとなく似ていても、手に取る距離に近づくと差が出ます。たとえば、手をかけた有機栽培のニンジンとそうでないのとでは、リンゴとレモン(ないしは、スダチやカボス)を加えてニンジンジュースにするとその違いが露骨に出ます。
だから、そういう有機栽培のニンジンにプレミアム価格をお支払いするのは当然だという気持ちになります。もっとも、有機栽培であればなんでも美味しいかというとそういうわけではないので、そこは消費者の選択責任。
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