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2018年10月29日 (月)

鳴り物のない応援と、解説のないプロ野球中継

テレビのプロ野球中継で、球場の音だけが流れてくる副音声を用意してくれているのが、まれにあります。アナウンサーや解説者と言われるひとの声がカットされた音声チャネルのことですが、ぼくはこれが気に入っています。

たいていの場合、頑張って詰め込んだ知識で沈黙というか音声の空白を埋めることに懸命なアナウンサーや、言わずもがなを得意とする解説者のおしゃべりはぼくにとってはけっこう迷惑です(迷惑ならそういうものに時間を使わなければいいのですが、それはさておき)。

先週の土曜日に日本シリーズを見ていたら延長戦になり、試合場所が街中の屋根のない球場だったのでおそらくそれが理由でそういう決まりができたと思われるのですが、午後10時以降は応援に鳴り物を使ってはいけない。声はいくら出してもいいし歌ってもいい。ただし金管楽器や打楽器のような近所迷惑な鳴り物はダメ。

で、10時以降はというと、試合は低い点数の同点で緊迫していましたが、これが緊張感のある声だけの応援と良く合っていて、テレビのこちら側で、試合中の選手のプレイの音が伝わってくるような、いい雰囲気を味わえました。これで、アナウンサーや解説者の音声がカットされていたらぼく好みのとてもけっこうな野球中継になったに違いないと思われます。

軍人を鼓舞するという意味で軍隊にマーチは伝統的に必需品なので(たとえば日本だと軍艦マーチ、そういえば、軍艦マーチはパチンコ店の定番BGMでもあったようです、その方が売り上げ増になる)、プロ野球のような選ばれた選手が戦う場面にも吹奏楽のサブセットの応援があった方がプレーヤも観客も高揚するという側面もあります。

だから、13点 vs. 15点のような乱打戦だと鳴り物付きの応援のほうが向いている。一部の地域のサッカーの試合で吹き鳴らされるブブゼラやそれに類する応援用の騒音発生装置も、サッカーは基本的に点数の入らないゲームですが、似たようなものかもしれません。

しかし、スポーツにおけるプロの技量を楽しみたい場合には、余計な音はない方がいい。

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