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2018年11月14日 (水)

意外と効果が出ている今回の政府のマーケティング施策

外国から北海道を訪れる観光客のインバウンド状況がどんな具合かを統計資料という鳥の目でなく、虫の目でミクロに感じようとすると、たとえば「一ヶ月半ぶりのガヤガヤガヤ」に書いたような方法が有効です。日常生活の行動範囲の中で関心ある事象の観察ができます。

9月初めの地震で途絶えていた中国語を話す観光客の数もけっこう復活してきましたが、同時にペアやグループの若い日本人旅行者が札幌駅やその周辺で急に目立っています。この時期にはちょっと珍しい。

おそらく「北海道ふっこう割」の効果です。政府のマーケティング施策が効果を発揮するというのは珍しいのですが、地方自治体や民間の旅行業者がコンテンツを使いやすい、つまり買いやすく魅力的なものにしたのだと思います。

「北海道ふっこう割」の概要をネットから引用すると以下のような具合です(『・・・』部分)。

『<時間がない方へ!1分で分かる北海道ふっこう割>』

『①北海道ふっこう割とは、北海道地震で甚大な被害を受けた北海道への旅行を割引(助成)することで観光需要を喚起し、風評被害の払拭と地域経済の早期回復を目的とした、国の観光支援策です。

②割引額:北海道の宿泊を伴う旅行を、国の補助金により、宿泊商品は最大5割引(1泊につき最大2万円)、周遊型商品は最大7割引(1名につき最大3.5万円)します。

③申込方法:認定を受けた宿泊予約サイト、旅行会社から申込むことができます。

④実施期間:2019年2月28日までの旅行が対象です。ただし、旅行会社毎に振り分けた予算の上限に達し次第受付終了します。』

予算規模は81億円。消費者(旅行者)にとっては早い者勝ちみたいなところもあるので、そのせいもあって、若い日本人観光客が札幌で目立つのでしょう。

もう少し詳しく見ると、日本人観光客の場合の最大割引率や最大割引額は

『1泊以上、最大5割引、1旅行上限2万円迄』
『複数地域2泊以上、最大6割引、1旅行上限3万円迄』
『複数地域3泊以上、最大7割引、1旅行上限3.5万円迄』で、

外国人旅行客の場合は、

『訪日外国人旅行客に対しては、宿泊地の数に関係なく、旅行を最大7割引し、5泊まで補助。ただし割引額の上限は1泊につき1.4万円迄(5泊合計7万円迄)』だそうです

ぼくたちの税金からの補助ということですが、北海道の観光地と北海道への旅行者にとってはけっこうなことです。

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