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2018年11月29日 (木)

アイロン雑感

16年間使い続けてきたフランス製のコード付きスチームアイロンが少し水漏れを起こし始めました。買い替え時期が来たようです。今度も同じメーカーのコード付きの新モデルを購入するつもりです。

アイロン掛けが好きなのはフランス人とイタリア人と言われていて、その理由は両国民が「ケチ」だからだそうですが、その理由が正しいかどうかは別にして、アイロン掛けが好きなことは間違いなさそうです。シャツにもハンカチにもズボンにもパンツにもアイロンを掛ける。そういうアイロン好きな国民消費者に鍛えられたら、その国のアイロンも使いやすくて丈夫なものになるはずです。

そう思って、今のフランス製の前にはイタリア製を買いましたが、それはハズレでした。で、今のフランス製に切り替えたのですが、これがじつに素晴らしかった。それで、16年の長いお付き合いになりました(もっと長く使えそうな気もしますが)。

アイロンのきちんと掛けられた白い綿のワイシャツに袖を通してネクタイを締め、ディンプルのでき具合を確かめたあと、白い麻のハンカチをズボンの尻ポケットに入れると、それだけで気持ちもシャキッとします。アイロンが不要ということになっているノーアイロンのワイシャツはそれなりに便利かもしれないけれど、繊維の肌触りと着心地が悪いので、ぼくは好きではありません。

我が家のアイロン掛けの担当者(ないし責任者)は配偶者ですが、以前、あるお店に配偶者といっしょにコーデュロイのズボンを買いに行ったときに、そのお店のきちんとスーツを着こなした男性店員から、配偶者が「家庭ではアイロンは掛けないでください。せっかくのきれいな山がつぶれてしまいますので」と言われたことがあります。

配偶者がそのときにアイロンの話を持ち出したわけではないので、そういうアドバイスが青年の口から出た理由がよくわからない。想像するにその青年は、アイロン好きな彼のお母さん(ないし奥さん)からお気に入りのコーデュロイズボンを、青年基準によれば、滅茶滅茶にされてしまったといった思い出があったのかもしれません

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