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2018年11月30日 (金)

風情のある古本、風情のない古本

ぼくは本をけっこう丁寧に取り扱うタイプです。といっても、必要があって書き込みをすると決めた本や、淡い水色のマーカーで必要箇所に印をつけると決めた本は、ぼくの美学に沿った形で頁の余白に書き込みをするし、あとで見返す必要のある(であろう)術語や用語には水色の太い線を引きます。

最近は本の流通チャネルも多様化してきたので、新刊本がまだ発売中であっても、同じ本の中古本を購入することに以前ほどは躊躇い(ためらい)がなくなってきました。価格ということだけなら電子書籍という選択肢もあるのですが、電子書籍は雑誌類を除いては好みではありません。紙の書籍を手に持った感じ、白い紙のページの明朝体活字、それから、ページをぱたぱたと繰ってアナログに自由検索ができる紙の本の魅力は捨てがたい。

流通チャネルが多様化してきたと書きましたが、総じてプロや本の扱いに慣れているアマチュアが販売する中古書籍のほうが、なかにはひどいのもいますが、安心です。商品の程度(経年変化や汚れ具合や本文内の書き込みの有無)に関する説明があるので、それを承知で購入できます。

中古本の場合、紙の経年変化は一つの風情なので欠点とは思いません。しかし、程度がいいことになっているはずの中古本のページが折れ曲げられてあったり、前の持ち主の扱いの乱雑さが透いて見えるような(というか、汚れがあちこちに残っている)古本が届くとあまりいい気分ではありません。

要は、古本にも風情のある古本とそうでないものがあり、書き込みにしても味のある手でこちらが唸るような内容のものなら気にならない。しかし、「体育会系」(失礼)の慣れない字で書き込みがされているとうんざりします。だから、書き込みありという古本は購入対象外です。しかし、書き込みの字体や内容に関する補足説明があると(古本取り扱い業者もそんな余裕はないと思いますが、しかしそれは主観的なものでも構わないので)購入対象範囲が広がります。

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