ゴミとしてのスプレー缶処分
札幌市内でスプレー缶の処分に起因した(と思われる)爆発事故がありいい機会なので、我が家でどんなスプレー缶を使っているか、在庫しているか、棚卸しをしてみました。防災の日に、あるいは、神戸の震災日あたりで防災用持ち出しバッグの中身を点検するのと、まあ、同じことです。
毎日のように利用するのが、眼鏡レンズクリーナーのスプレー缶。雪の季節の前にときどき使うのが缶入り防水スプレー。ダウンコートなどはクリーニング時に撥水加工もやってもらうので、防水スプレー缶は小物用。雪用靴・雪用短ブーツは雪の季節の終了時に防水ワックスをいっしょに塗り込んでおきます。靴用の防水スプレーはとくには使わない。
それから、在庫してあるのが、カセットガスの入ったスプレー缶。利用用途は、災害時のカセットガスコンロと、それと同じカセットガスを利用する暖房器具(ストーブ)。
「平成29年7月から、スプレー缶・カセットボンベの排出ルールが変更になりました。」で書いたように、札幌市では中身の使いきれないスプレー缶は
「中身を使い切れないスプレー缶類は、各清掃事務所、消防署(出張所)、地区リサイクルセンターでスプレー缶・カセットボンベの引き取りをしていますので、お持ちください。」
となったので、まったく使っていなくて使用期限が来たらしいのが複数本あれば、面倒でも持ち込んだ方が良さそうです。地方自治体によっては、大型ごみは、収集サービスはなくて清掃事業所やリサイクルセンターに持ち込むことになっているところもありますが、それと似たようなものです。
以前、製造年月日から10年経過した未使用のカセットガスが複数本あり、スプレー缶には有効期限というか安全利用期限が記載されていないのでそのメーカーのお客様相談室に問い合わせたら、案内はとても明快というわけではなかったのですが、まあ、10年くらいが安全利用期限だろうということで、新しいのに買い替えることにしました。
そのときに屋外で、複数本を順番に空にしていったのでですが、数本ならいいとしても、10本から20本だと、ぼくの場合は、札幌市の「各清掃事務所、消防署(出張所)、地区リサイクルセンター」に持ち込むという選択肢を採用したほうがいいのでしょう。遠いので面倒ではありますが。
「室内で可燃性成分を含む多量のスプレーを噴射する行為は、爆弾を仕掛けるようなもの」というのが、爆発事故原因を分析したある専門家の指摘ですが、その通りなら、そういうややこしいいもの、危険なものは、市民が自宅で「爆弾」処理するか(信管をはずす、すっかり空にする)、空でないものは住民の責任で自治体やその関連施設に持ち込むこと、自治体はそれ以外の関与はしない、ということのようです。とりあえず、納得。
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