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2019年2月19日 (火)

ゴム長の出番

ゴム長といっても膝下までの長いのではなく、短いゴム長の出番です。人に会うときにはさすがに無理ですが、ちょっと近所に野菜などを買いに出かけたり、近所の郵便ポストに郵便物を投函する場合などには便利です。この時期の必需品です。女性用のおしゃれなゴム長もありますが、基本的に歩きやすい種類の靴ではありません。あくまで実用の履物です。

日中最高気温がプラスになる日が継続すると、夜中や明け方の最低気温は氷点下のままであっても、車道や歩道に水が溢れはじめます。

歩行者の立場からしてとくにやっかいなのが横断歩道と歩道とが接するあたりです。けっこう深い水たまりになっていることが多いので普通の靴では歩けない。普段の革の冬靴で何とかしようとするなら、水中を爪先立って歩くしかありません。その冒険が途中で失敗すると、その歩行者をどういう悲劇が待っているかは想像に難くない。

あたりはまだ根雪が残っています。車道の雪は車線の確保のためにすぐ隣の歩道に移すのですが、歩道も一定幅の歩行空間が必要なので、除雪車が1.5メートルくらいの幅の歩道を作ります。つまり、そのあたりは硬くなった雪の壁が小さな万里の長城になって続いていて、水たまり形成のための水の供給源にはまったく苦労しません。だから水に強いゴム長の登場です。

たいていの車は、それが大型の業務用であれ小さな自家用であれ、そういう水たまりのすぐそばや水たまりのなかを普通の速度で走っていきます。だから、横断歩道で信号待ちをしているときは、水たまりをよけるだけでなく、濁った水のしぶきが飛んでくるのを避けないといけない。たいていの車は、水しぶきを歩道側に跳ね上げながら走っていくのがお好きなようです。好きというよりもそんなことをいちいち気にしていられないのでしょう。歩行者は専守防衛です。

ゴム長がいちばん活躍するのは、札幌では雨の季節ではなく(幸いなことに日本各地で見られるタイプの長い梅雨は札幌にはありませんが)、雪融けが始まるこの季節です。もっとも、急に寒い日(最高気温が氷点下の冬日)が連続してぶり返すと、そのあたりはがたがた状態の濁った氷の広がりに変化します。でも、ゴム長は、靴底が滑らないので、そういう場合でも履き替える必要はありません。

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