« 素朴な色合いの自家製タクアン | トップページ | 歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道 »

2019年3月 7日 (木)

平日夕方の家電量販店の短い行列

平日夕方の家電量販店です。1階の入り口付近のカウンターに短い行列ができていて、並んでいるのは若い(および比較的若い)男女です。ネットで注文した商品を受け取るためみたいです。

現物の品質や実勢価格をリアルな店舗で比較したあとネットで注文、というのは以前から人気のある消費者行動です。最近では、逆に、ネットで注文しても自宅で配達物を受け取ることが生活パターンなどの都合で時間的に難しい消費者は、お店で自分の都合の良い時間帯に商品を受け取ることができるようになりました。夜の再配達よりも、お互いに無駄がない。

リアル店舗とネットのようなバーチャル店舗の両方を抱えている流通チャネルでは、消費者はそういう選択の自由度を持てます。やや大げさすぎる(と、ぼくには思える)言葉ですがそういう流通の選択柔軟性を「オムニチャネル」と呼ぶ場合もあります(オムニ omni- は「全」「総」「あらゆる」「あまねく」という意味)。そういう言葉を意識的に使ってメディアや消費者向けの広告宣伝活動をしている古いタイプの流通も増えています。

10年以上使い続けてきた某社製のスチームアイロンに、ときどきわずかに水漏れが発生するようになったそうです。その某社のスチームアイロン(アイロンは伝統的に、つまりアイロンの好きな主婦が非常に多いという意味で伝統的に、ヨーロッパ製がよい)の熱量が強くて重量感のある最新型(スチームアイロンの原理は変わらないので改良型)を実際に目で見て実際に手で触るために、配偶者は、ぼくが夕方に短い行列を見たところの実店舗に出かけました。実物に納得したら注文ですが、実際の注文はネットからです。

その家電量販店が取り扱っているのはリアル店舗では広い意味での家電製品(家電の親戚の生活用品も含む)ですが、バーチャル店舗では本やCDなども販売していて、本やCDのネット通販から出発したある外資系企業よりも、物理的な流通品質ははるかに高いようです。だから、同じものを販売している場合は、日本国内で税金をきちんと納付しているところのこちらの企業を選択するようにしています。もともとが家電製品のリアルな店舗ビジネスから出発したところなので、広い範囲をカバーする効率的な自前の配送サービス網が整備されています。リアルチャネルとバーチャルチャネルが入り混じるようになって、流通サービスの強さが際立ってきました。

人気ブログランキングへ

|

« 素朴な色合いの自家製タクアン | トップページ | 歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

経営とマーケティング」カテゴリの記事

情報処理」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平日夕方の家電量販店の短い行列:

« 素朴な色合いの自家製タクアン | トップページ | 歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道 »