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2019年3月 8日 (金)

歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道

どのくらいのクルマがルール通りに一時停止しているか。ある場所の一時停止率についての都道府県別の調査結果(JAF日本自動車連盟 2018年10月)がけっこう興味深い。その場所とは「歩行者が渡ろうとしている信号機のない横断歩道」です。

JAFでは2016年から当該調査を実施しており、2016年の全国平均結果は7.6%、2017年が8.5%、そして2018年が8.6%だそうです。2018年の(全国平均と)都道府県別の結果は以下の通りです(「乗りものニュース」から引用)。

201810
 
念のために、免許更新時の講習で配布される「わかる 身につく 交通教本」でこの項目をあたってみると、次のようになっていました。

「第2部 交通の方法に関する教則」の「第3章 自動車の運転の方法」に「3 歩行者の保護など」がありその中に以下のような記述があります。

「3-2 ・・・歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断道の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者や自転車に道をゆずらなければなりません。」

これがルール違反として「主な一般違反行為の基礎点数と反則金の額」にどういう風に具体的に反映されているかというと、「横断歩行者等妨害等」の違反点数は「2点」、反則金の額は普通車で「9,000円」です。ついでに「泥はね運転」について調べてみると、違反点数は「ゼロ」、ただし反則金は普通車で「6,000円」です。

一時停止しない運転手の中にも「信号のない横断歩道なんてそんなものいちいち気にしていられない」という豪の者から、「歩行者に気がついたが歩行者が横断歩道を渡るのか渡らないのかわからないので渡らないと判断し、一時停止せずにそのまま通り過ぎた」、あるいは「歩行者はすでに横断歩道を半分以上4分の3くらい渡っていたので安全だと判断し(速度は落としたが)一時停止しなかった」までいろいろなタイプがいるはずです。

しかし、つまりは、信号のない横断歩道では歩行者がいても、車は、長野県と静岡県を例外として、10台に1台も停止しないということです。北海道だと、横断歩道と歩行者がいっしょに運転者の視野に入ってきても、20台のうち19台の車がそのまま(あるいは歩行者を少しは気にしながら)通過していくということです。

ゴム長の出番」という記事で「たいていの車は、水しぶきを歩道側に跳ね上げながら走っていくのがお好きなようです。好きというよりもそんなことをいちいち気にしていられないのでしょう。歩行者は専守防衛です」と書きましたが「歩行者の専守防衛」という点では「信号のない横断歩道」は「泥はね」と同じです。車が左右から来ていないことをしっかりと確認してからさっさと(早く歩けないかたは安全を念じながらゆっくりと)横断歩道を渡る以外に採りうる戦術はなさそうです。

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