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2019年4月12日 (金)

勝手にプロ野球ファン

その気になれば地元の競技場で楽しめるプロスポーツは、札幌だと、野球とサッカーとバスケットボールです。ビールなどを飲みながら楽しめないのは、ぼくにとってはプロスポーツとしては対象外なので(会場では売っているのかもしれないけれどお酒を飲んでいると熱心なファンから冷たい視線が注がれそうな気がするので)、会場に行ける候補は野球しかありません。バスケットボールは競技自体が(もっと言えば競技戦略自体が)サッカーや野球に比べると相対的に退屈です。中学生のころは妙にバスケに熱中したものですが。

それにしても地元のプロ野球チームは今年も弱い。野球は得点差のゲームなので、攻撃で点が取れない、守備で点を取られるということになると、勝てるわけがない。とくに20歳代前半で25歳に達しない選手が打てない。なら守備はいいかというとつまらないエラーをする、送球ミスをする。一塁に投げる姿とボールの軌跡が見ていても心地よくない。訴えかけてこない。肩が弱い。鋭利な上手さがない。いろんなポジションの掛け持ちもするのでそのせいかもしれない。投手が相手打者に巧妙に打たせたゴロをきちんと処理できない。あれでは、投手はよほど我慢強いタイプでないと途中で切れてしまう。

メイジャーリーグの内野手の動きと肩の強さと体幹の強さを中継などで目にすると、メイジャーリーグで使いものになった日本人内野手が誰もいないのも肯けます。守備の上手い内野手も地元チームにはいるのですが、打者としての貢献は気まぐれホームランだけで、たいていはチャンスに「原フライ」、つまり高く上がった内野フライかキャッチャーフライで、確率からすると、相手チームが彼の前の打者を敬遠して彼と勝負するのは素人目にも正しい。あんな固まったようなフォームだと相手投手も安心でしょう。わずかにタイミングを外すだけでいい。舐めてかかれます。

個人的に贔屓の打者が今年は今のところ全く振るわない。相手チームに弱点をしっかりと見つけられたのかもしれません。内角球に腰が妙に引ける。読みがはずれて内角に来た球に慌ててバットを出してみっともない空振りをする。しかし「原フライ」は打ち上げない。

予想通りに2回で5点取られる投手は「やっぱりね」でしかたないとしても、最初の打者への凄い投球とその後の四球連発というのが定番になりつつあるベテラン投手はいったいどうしたのでしょう。監督はこういう事態を最初から織り込み済みで、だから打者ごとに思い切った守備シフトを敷かせて、守備のレベルの底上げ(というか失敗確率の低減)を図っているのでしょうか。

分析データ重視、確率重視の監督が(英語ではプロ野球チームの監督はmanager、つまり様々なレベルの管理職のひとつという意味なので「プロ野球の監督」という日本語の持つ権威的な雰囲気は薄い)、昨晩は、今までのデータでは3回しか持たない先発投手をたまたま調子がいいからと次の回まで投げさせるという事態は、今までを知っている素人にもいかにも思い入れの強い危ない決断と見えました。で、結果は、当該投手に思い入れのない、判断の気楽な外野の想定通りになったので、熟年監督には失礼な話ですが、目指す方向性とは逆の非分析的・非理知的な判断を彼はしてしまったようです。

ファンというのは、自分では本物のゲームに参加ができないので、こういう身勝手なことをほざきたいものらしい、です。

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