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2019年4月 8日 (月)

シャクナゲの葉、針葉樹風から本来の広葉樹へ(補遺)

シャクナゲの葉、針葉樹風から本来の広葉樹へ」の続きです。

「シャクナゲの葉、針葉樹風から本来の広葉樹へ」で、シャクナゲは「雪の時期や寒い季節には、広葉樹らしい幅広の葉を針葉樹の葉のように細長くしぼませて寒さを乗り切ります」と書きましたが、以前撮ったのを見直していたら、細長く葉をすぼめた最も寒い雪の頃のシャクナゲと、4月になって春の陽気に向かって葉を広げ出したシャクナゲの別の写真が見つかりました。同じ場所、そして時刻はともに早朝です。

こうやってペアにすると、針葉樹風と広葉樹の差がわかりやすい。

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シャクナゲの欧米語はRhododendron(原意は「バラ色の木」)ですが、調べてみるとRhododendronはどうもツツジ全般を指す言葉みたいです。つまり、シャクナゲはツツジの特殊形、風変わりなツツジということになります。花の形はずいぶん違いますが、その考え方にあえて反対する理由はありません。

シャクナゲ(漢字表記は「石楠花」)の原種が中国からヨーロッパに渡ったのは19世紀の半ばだそうです。その花の美しさが人々を驚かせた。しかし同系統のものにわざわざ新しい名前を付けるのが面倒だったのか、既存のRhododendronで括(くく)られてしまったらしい(勝手にそう推測しています)。

タンポポのことを英語やドイツ語では「ライオンの歯」(英語だとDandelion)と言います。ギザギザと尖ったタンポポの葉の形がライオンの歯に似ている(ライオンの歯を連想させる)ことからそういう名前がついたとずいぶん以前にモノの本で読んだことがあります。

名前の付け方はいろいろです。

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