冬越しも想定して山椒を育成中
野菜売り場に「和歌山産の実山椒」が並んでいました。「北海道産」もそのうち、ゆっくりと登場します。北海道では山椒は栽培できないと思っていましたが、実際には、北海道の南半分くらいでは山椒の木は生育可能だそうです。そうでないと北海道産の実山椒が8月に店頭に姿を見せることはありません。
下の写真が「実山椒」です。体は小さくても才能や力量が優れていて侮れないことのたとえとして「山椒は小粒でもぴりりと辛い」といいますが、その山椒です。その小粒でもぴりりと辛い実山椒を水で煮てアクをとり、ガラス瓶に塩漬け保存しておくといつでも料理、たとえば、ちりめん山椒作りなどに使えます。
自宅で実山椒を収穫するつもりはさらさらないのですが、木の芽(山椒の若芽)を使った料理は簡単に作れます。たとえば、時期を過ぎましたが「筍(たけのこ)ご飯」。木の芽は香りを味わう日本のハーブなので「筍ご飯」にはその特徴がうまく生かされています。その特徴を活用した調味料であるところの「木の芽味噌」も作る予定です。木の芽をすりこぎで細かくすって白味噌(白味噌は自宅で簡単に作れます)と合わせれば、「木の芽味噌」が完成します。「木の芽味噌」にはたくさんの木の芽を使うので、山椒を育成中です。冬越しも視野に入れていますが、どうなることやら。
白味噌に関する最近の関連記事は「白味噌も年に一度くらいは自家製を楽しむ」それから「続・白味噌も年に一度くらいは自家製を楽しむ」。
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