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2019年6月27日 (木)

少し不気味なスズラン

リラ(ライラック)は札幌市の樹ですが、では札幌市の花はというとこれがスズランです。漢字だと鈴蘭、漢字のほうがその形を思い浮かべやすい。そのあたりの植栽場や公園でよく見かけます。スズランを自治体の花としているところも日本では多いみたいで、必ずしも北海道や長野の自治体の独占というわけではありません。

下は、札幌市内のある公園で、とくに手入れもされずにそのあたりに葉が拡がって控えめに花を咲かせていたスズランです。撮影は5月末です。いい匂いがしました。

Photo_20190627150901

可憐で芳香を発するところのスズランは、実は、有毒植物です。有毒物質はスズラン全体に存在しますが、花や根にとくに多く含まれているそうです。ある種の植物はたとえばレクチンなどで動物から食べられないように自分を護っていますが、スズランの毒も昆虫や小動物からの自己防衛のためでしょうか。そのあたりはよくわからない。

「耐寒性が強い、日陰でも育つ、強い香りがある」という風にスズランの特徴を並べると、たしかに薄暗いところでも平気で咲いているので、スズランには申し訳ないのですが、ぼくはドクダミを連想してしまいます。ドクダミは「蕺草」と書き、「毒を矯(た)める・止める」草という意味です。毒を持つスズランと毒を止めるドクダミ、似たもの同士かもしれません。

Tm
                 ドクダミ

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