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2019年7月18日 (木)

美容室の女性スタッフが少なくなった

最近は、といっても20年くらい前からの最近ですが、散髪は男性向けの理髪店・理容室ではなくて、顧客が女性だけでなく男性もそれなりにいるところの美容室のお世話になっています。最初は敷居が高かったのですが、慣れるとけっこう楽しい。

3年ほど前から美容室勤務の女性スタッフ(スタイリストやアシスタントと呼ばれている女性従業員)の割合が目立って少なくなってきました。顕著な減少傾向が見られるのはアシスタント職の女性です。美容学校を卒業して美容室に入り、スタイリストとして独り立ちするまでの間、見習いというかシャンプーや掃除や雑用などのお手伝いをしながら閉店後に練習しながら仕事を覚えている女性たちのことですが、彼女らの数が減ってきました。代わりに、男の子のアシスタントが増えてきた。

そのお店でこの4月から勤め始めた女性アシスタントがいます。おしゃべりではないけれど話すと受け答えもしっかりとしているし、洗髪も新人のぎこちなさはまったくなく、嬉しいのはマッサージも上手いことです。気になっていることを尋ねてみました。

「最近女性スタッフが少ないんだけど、美容専門学校に行く女の子が少なくなっているの?」
「学校は、女の子のほうが多いです。」
「美容室に入ったあと、すぐに辞めちゃうのかな?」
「そういう人もいるけど、卒業しても美容室に入らない子も多いから」
「どこか他の業界に行くの?」
「アパレルとかに行く子もいますけど、ネイルや睫毛エクステンションが人気です。とくに睫毛エクステンション。今は美容師免許がないと睫毛エクステンションはできないので。そういう子は、学校でもカットの勉強とかはあまり熱心じゃないですね。」

調べてみると、睫毛(まつげ)エクステンションなどを施術するアイリストには美容師免許が必須だそうです。衛生と品質維持のために厚生労働省通達で2008年3月からそうなった。

その子によると、睫毛エクステンションは、睫毛が代謝するのでメンテナンスが必須で、リピーター需要が安定しているそうです。

たしかに、美容室の労働はけっこう過酷で、労働時間は長そうです。見習い中の子は閉店後夜遅くまで練習している。そういうところは徒弟制度のいいところが残っている雰囲気で、だからそういうところはぼくは嫌いではない。

しかし、美容室は洗髪やスタイリングやヘアカラーリングなどに化学物質の混じった薬液を使う仕事なので、ケミカルに弱い体質の人は肌荒れやもっとひどい皮膚疾患などの健康被害を経験するし(実際にそういうのが理由で別の業界に移った女の子を複数人知っている)、将来結婚して生まれてくるであろう赤ちゃんへの悪影響も気になるようです。

それに比べると、睫毛エクステンションというのは重労働ではないし、使う薬剤は接着剤だけなので施術者にはケミカル被害もなさそうです。手先の器用さに自信のある女性に向いた職業だと思います。美容専門学校の卒業生が髪を対象とする美容室ではなくそちらに進むのも納得できます。大きい括りでは美容業界です。

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