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2019年8月 1日 (木)

シイタケは、やっぱり、原木栽培

とても美形で色白の菌床栽培の生シイタケが手に入りました。北海道産です。原木栽培とは違って菌床栽培の生シイタケを美味しいと思ったことはほとんどないのですが、あまりに美形だったので、ぼくの好みの食べ方でいただくことにしました。

簡素で野趣のある酒の肴を二つだけ選べと云われたら、丸ごと焼いた慈姑(くわい)と、原木栽培の生シイタケの蒸し焼きを選びます。

シイタケの蒸し焼きは、半日ほど天日干しした生シイタケの軸をカットし、短くなった軸の部分を上にした状態(英語だとアップサイド・ダウンな状態)で軸に塩をのせて蒸し焼きにし(フライパンにクッキングペーパーだと手軽)、じわっとなった傘の内側にスダチかユズをかけて食べます。(時間がないときは天日干し工程は省略可能です、ただし旨さはその分減少します。)

慈姑の出荷時期は現在は正月に限られていますが、原木栽培のシイタケも、もともと生産量が少ないうえに2011年に原木が放射性物質で汚染されて以来、事故前よりは入手が難しい。

「蒸し焼き」を晩ごはんの最初の一品としてスダチをかけて配偶者と食べてみました。蒸し焼きの最中にシイタケの匂いが漂い出なかったので変だと思いながらです。食感だけは生シイタケでした。しかし、それ以外は存在感がありません。味もなければ香りもない。ぼくの味覚と嗅覚がどうかしたかと、配偶者を見ると、彼女もぼくと同じ表情をしています。

原木栽培だと「蒸し焼き」以外にいろいろと繊細な味の美味しい食べ方はあるけれど、菌床栽培の生シイタケは、醤油やなにかでわかりやすい味付けで他の食材といっしょに調理するしかないのかもしれません。つまり、我儘な消費者として勝手なことを言えば、わざわざ菌床栽培のシイタケを食べることもないということになりそうです。

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