« 天日干しした大根を漬け込む、タクアンになるのは2カ月後 | トップページ | 加工食品の正直な説明コピーのことなど »

2019年11月 6日 (水)

大根を天日干しするのは10月最後の週という主婦の知恵

タクアンを作るためにする大根の天日干しは札幌では10月最後の週にするのがよい、とは、10年ほど前に知り合いの漬物ベテラン主婦から教えてもらった地元の知恵です。彼女は60本から70本くらいの大根を軒下に干し漬け込んでいました。
 
漬け物好きな家族が多いとそれくらいの本数は必要ですが、ひと冬の家庭の漬物需要には70本くらいでは不足なので、彼女はタクアン以外にニシン漬けなども作ります。ニシン漬けは身欠きニシンをキャベツ、ダイコン、ニンジンなどと合わせて塩と米麹(およびザラメと鷹の爪)で漬け込んだものです。雪の下ダイコンや雪の下キャベツという冬季の野菜の保存方法はあるにせよ、冬には新鮮な野菜がなくなってしまうかつての北海道では、漬け物というのは便利な野菜の供給源だったのでしょう。
 
タクアンのために大根を気持ちよく天日干しするには、適度な涼しさと日中の暖かい陽光、乾いた空気という条件が揃って、一週間から十日ほど続く必要があります。今年は突然の雨の襲来もなく、時期外れの台風もなく、十日間安心して干せました。夜中の急な雨から大根を屋内に退避させる、夜間に屋外に置いたまま大きなポリ袋で覆って降り込む雨を防御するといった作業は不要でした。
 
天気予報によると、11月8日くらいに札幌でも今年最初の雪がちらつくかもしれないそうです。そうなると天日干しにはやや寒すぎる。だから札幌では10月最後の週がよい、ということになります。ときどき、小雪のちらつく中で大根を干してある家庭を眼にすることがあり、頑張っているとは思うものの、それでは頃合いには乾かない。


人気ブログランキングへ

 

|

« 天日干しした大根を漬け込む、タクアンになるのは2カ月後 | トップページ | 加工食品の正直な説明コピーのことなど »

女性」カテゴリの記事

季節と時節」カテゴリの記事

野菜と果物」カテゴリの記事

米と麦」カテゴリの記事

漬物と塩辛」カテゴリの記事

塩・味噌・醤油・酢」カテゴリの記事

発酵」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

漬け物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 天日干しした大根を漬け込む、タクアンになるのは2カ月後 | トップページ | 加工食品の正直な説明コピーのことなど »