« 加工食品の正直な説明コピーのことなど | トップページ | 大袈裟な祝賀祭典はどうも肌に合わない、ふたつの情景が重なって見える »

2019年11月 8日 (金)

「おもちゃかぼちゃ ご自由にお持ちください。食べれませんのでご注意を!!」

11月になると午後4時半だと既に日没なので、都合の良いもっと遅い夕方(たとえば6時半)に時速6㎞の速足歩きという運動(らしきもの)をしようと思ってもそのあたりは真っ暗なので気分が萎えます。で、その代わりに、日の出は6時過ぎなので5時半ごろに起き出してその時刻に35分から40分ほどいつものコースを冷たい空気の中を歩いてみました。

途中、ある花屋さんの前を通ったときに、橙色のカボチャがワゴンにいっぱい並んでいるのが目に入りました。近づいてみると「おもちゃかぼちゃ ご自由にお持ちください。食べれませんのでご注意を!!」(原文のママ)という手書き看板と、橙色のカボチャが2つの荷台にどさっと置かれていました。なぜかこの朝はスマホを持っていたので立ち止って撮影。早起きは三文の得、といいますが、こういう光景に出会ったことが三文の得みたいなものです。

Photo_20191106155701
 
花屋さんなので、ハロウィーンかなにかの飾りつけに使ったあとの余りものなのでしょう。「おもちゃかぼちゃ」とは、例の目と口が彫られた橙色のパンプキンもその一部ですが、観賞用や飾りつけ用のぺポカボチャのことです。食べられません(飢え死にしそうなら食べてもいいかもしれない)。
 
ぼくたちが、普段、煮たり蒸したり焼いたり天婦羅にしたりスープにしたりして味わうカボチャはスクオッシュ(細かくはウィンタースクオッシュ)というタイプで、写真の橙色とは種類が違います。
 
日本のカボチャは米国では「Kabocha Squash」と呼ばれていていて、たとえば料理好きが集まる小売店の野菜売り場ではカボチャ・スクオッシュ以外にいろいろな種類のスクオッシュが並んでいます。
 
日本の都道府県でカボチャ(スクオッシュ)の出荷量がいちばん多いのは北海道で、その割合は全国の出荷量の約60%。です。8月から12月まで賞味できます。しばしば食べるにもかかわらず、ずーと解決策が見つからないのが、カボチャが簡単に縦に2分割できるような「大げさでない道具」。どこかにないものでしょうか。

ところで、
ペポカボチャのひとつにソーメンカボチャというのがあります。金糸瓜(きんしうり)ともいいますが、ウリ科カボチャ属なので、ウリとカボチャと両方の名前で呼ばれることになったのでしょう。これは、花屋さんのカボチャとは違って、食べられます。ズッキーニもペポカボチャの仲間で、これも当然食べられます。
 
ソーメンカボチャは楕円形の黄色いカボチャです。皮は厚く固く、皮を剥くのにとても苦労します。種を取って身(果肉)を茹でると、あらあら不思議、身が繊維状にほぐれて金色の糸になります。この糸はシャキシャキしていて調理してもシャキシャキ感はなくなりません。洋風でも和風でも食べられますが、三杯酢や麺つゆで食べるとその雰囲気からして「ソーメンのようなカボチャ」になり、金色の糸に着目して洋風に調理すると(たとえば洋風スープ)まさに「金糸瓜スープ」なので、それぞれの呼称を使い分けたくなります。


人気ブログランキングへ

|

« 加工食品の正直な説明コピーのことなど | トップページ | 大袈裟な祝賀祭典はどうも肌に合わない、ふたつの情景が重なって見える »

季節と時節」カテゴリの記事

野菜と果物」カテゴリの記事

道具」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 加工食品の正直な説明コピーのことなど | トップページ | 大袈裟な祝賀祭典はどうも肌に合わない、ふたつの情景が重なって見える »