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2019年12月

2019年12月31日 (火)

よいお年をお迎えください

よいお年をお迎えください。お正月はブログはお休みさせていただきます。

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2019年12月30日 (月)

田作りと芥子(ケシ)の実

お節料理の中で好きなもののひとつが「田作り」です。「田作り」とは料理辞典風に言うと「ごまめ(小さなカタクチイワシを干したもの)を乾煎(からい)りし、砂糖・醤油・味醂などで味をつけたもの」です。

昔は干したイワシは田んぼの肥料でした。だから「田作り」、豊作を願う意味が込められています。その背景が説明されないと、なぜ海の魚を「田作り」などと言うのか混乱してしまいます。

我が家の「田作り」は甘いねっとりとした味付けではなく、さらっとした仕上がりのピリ辛味です。砂糖は使わない。ピリ辛風味のために唐辛子を加え、仕上げに芥子(ケシ)の実をまぶす。そういう「田作り」はぬる燗の日本酒に良く合います。

田作りはケシの実だと思っていたら、最近の流れは必ずしもそうではないようです。ケシの代わりに胡麻(ゴマ)を振りかけ、そこまでは気軽な代替案だと理解できますが、ちょっと捻った応用はアーモンド。アーモンドを刻んだのを、あるいは細かく砕いたのを加えて香ばしさを増している人たちもいらっしゃるようです。

我が家の「田作り」は今の作り方でぼくにとっては完成形なので変な手は加えません。しかしアーモンドが加わった「田作り」だとウイスキーが飲みたくなるような気がします。お正月にウイスキーは向かないにしても、一度試してみますか。

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     芥子(ケシ)の実入りの、ピリ辛「田作り」

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2019年12月27日 (金)

お正月飾りは27日くらい

お正月飾りは我が家では27日か28日です。一夜飾りでなければいい。門松が基本ですが、青竹と松のセットは大変なので飾りにはヤマを象徴する松が目印としてあればいい。

先日も書いたことだけれど、「正月飾り」は「サト」と「ヤマ」のつながりでその意味を理解するのが僕にはいちばん腑に落ちます。サトは農耕の地。農作物が豊富で安定し生活も便利です。しかしその分、霊的なものの勢いが衰えています。一方ヤマは、霊的なものの力に満ちています。年に一度、サトの人たちは、ヤマから霊的なものにサトに降りてきてもらい、サトをその力で満たします。それが正月です。サトの家では霊的なものへの目印としてヤマのシンボルを玄関に置きます。門松です。

ヤマの霊的なものは年末は各家庭への訪問で非常に忙しいので、松は数日前に玄関に準備しておいたほうが親切だと思われます。

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左は、結婚式などのフラワーアレンジメントをしている花屋さんで購入したもの。右はそこで買ってきた大王松と南天を我が家で活けたもの。

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2019年12月26日 (木)

お節料理は好きなものを少し作る

デパ地下やスーパーはオンラインショップも含めて10月下旬あたりからお節料理の予約受付で忙しそうでしたが、あるデパ地下で某老舗料理チェーンの「ミニおせち ご予約承り」というチラシを目にしたのでもらってきました。買いませんが内容参照のためです。老舗料理屋のお節なので種類は満艦飾で、量はミニで二人前なのでそれぞれが少しずつです。最近の需要傾向が反映されています。

お節料理は、家庭で料理を作るという点では、せめて正月の間は主婦に料理作りをゆっくりと休んでいただきましょうという意味合いもあるので、三日間は火を使わない。盛り付けには気を遣うとしても、原則として出来合いをそのまま食べる(例外は雑煮、これは火を使う)。だから、市販のお節料理を購入するというのは、食材の調達も調理もしなくてよいので主婦の支援という考え方の延長線にあるものとも言えそうです。実際はすでに自家薬籠中の時短と手抜きの延長であったとしても。

我が家では、お節料理は10年以上前から手作りです。作るのは当初から好きなものに絞っており、市販のお節のような満艦飾にはしません。量も徐々に少なくなってきました。

ぼくの食欲の向かわない種類のものは作らないということにしてあります。たとえば、濃く甘く煮た昆布と魚を組み合わせた昆布巻きは作りません(昆布や昆布の佃煮は大好きだとしても)。しかし配偶者が大好きな「伊達巻」と「栗きんとん」は必須です(ぼくはそれほどの食欲が湧くわけではないのだけれど)。

祝い肴の「田作り」「数の子」「黒豆」や「たたきごぼう」、酢の物の「紅白なます」や「酢蓮(すばす)」はともに好物で、在庫がなくなるまで飽きるということがありません。「蒲鉾(かまぼこ)」も必需品。また「田作り」は甘いねっとりとした味付けではなく、さらっとした仕上がりのピリカラ味です。この方がお酒との相性がいい。煮物(煮しめ)は、「里芋」「くわい」「椎茸」のみで、とくに「くわい」のほのかな苦さと食感がたまらない。それ以外は食べないので作りません。

雑煮は、すましと味噌味を日替わりで楽しみます。餅は小ぶりな丸餅です。

お節は好きなものを少し作ると言っても、主婦の手間暇は相当なものであることは確かです。


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2019年12月25日 (水)

古事記雑感(古事記は殺しの歴史)

必要があって、古事記に再び目を通してみました。といっても神々や天皇家の系譜がうんざりするほど並ぶくだりは、今回のぼくの目的にとっては意味がないのでパラパラと勢いよく読み飛ばします。

古事記はある意味では天皇家やその周辺の殺しの記述書です。分類の好きな学生なら、古事記、すなわち豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)における殺人の種類と遺体処理の方法とその特徴を他の文化との比較で論文にできるかもしれません。

どこの国でも国造りの歴史は殺しの歴史で、異族(東夷〈とうい〉・西戎〈せいじゅう〉、南蛮、北狄〈ほくてき〉と同じように勝手な物言いですが)を平定するときの殺戮だけでなく、同時に権力闘争における親兄弟や親戚の殺しの歴史でもあります。

天武天皇の舎人であった稗田阿礼は帝紀・旧辞の誦習を命じられたので殺戮を含めた全部を記憶するとしても、その筆録・編纂係であった太安万侶も殺戮の詳細を状況によって排除しようとは考えなかった。国家権力はそういう恐ろし気な存在でないと周囲の抑えが効きません。

人殺しの記述が多いと書きましたが、暗殺、虐殺・・・殺し方や死体の処理のしかたを簡潔だけれども細かく記述してあります。上巻のスサノオや大国主のあたりはまだ神話的な殺人の雰囲気ですが、下巻になると現在の劇場映画のレベルになってきて、場面によっては北野武監督の「アウトレイジ」を彷彿させます。

たとえば、「下つ巻 安康天皇 3 市辺の忍歯王の難」(岩波文庫 p.183)には次のような記述があります。

《ここにその大長谷王の御所に侍ふ人等白ししく「うたて物云ふ王子ぞ。故、慎みたまふべし。また御身を堅めたまふべし。」とまをしき。すなはち衣(みそ)の中に甲(よろい)を服(け)し、弓矢を取り佩(は)かして、馬に乗りて出て行きたまひて、倏忽(たちまち)の間に、馬より往きならびて、矢を抜きてその忍歯王を射落して、すなわちまたその身を切りて、馬桶(うまぶね)に入れて土と等しく埋みたまひき。》

《大長谷(註:のちの雄略天皇)の側に仕える者たちが彼に申し上げていうことには「かの忍歯(おしは)の御子は無礼な物言いの御子なので、用心してください。また、しっかり武装しておいてください。」大長谷は衣の下に鎧(よろい)をきて、弓矢をとって馬に乗って出て行き、たちまちに追いついて馬をならべ、矢を抜き出して忍歯王(おしはのみこ)を射落として、その身を切りきざみ、馬の飼葉桶(かいばおけ)に入れて地面と同じ高さに埋めてしまった。》

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2019年12月24日 (火)

物理学者の「明日は晴れです、なぜなら明日は運動会だから」風な発想

ある必要から「古事記」を読み返していた時に、もっと無機質な「創世記」というか「創宇宙記」風に目を通したくなり、本棚に放り込んでおいた、アマチュア読者を対象にした宇宙論研究者ホーキンスの著作(講演論文集の日本語訳、1990年)を読んでみたら、そこで実証主義者ということになっているホーキンスや彼以外の物理学者の「明日は晴れです、なぜなら明日は運動会だから」的な発想や仮説や前提に出会うことになりました。仮説を突き詰めていくと文学的に、ないしは形而上的に、ないしはわからないものはわからないので、説明のためにはとりあえずジャンプして「人間的に」表現せざるを得ないところがあるのでしょう。

ここで実証主義者とは、我々が知ることのできるものは実験や観測によって知られることだけなので、その結果と矛盾しないそのための考え方や理論は、どれほど奇妙なものであっても(たとえば虚時間 Imaginary Time)正しいとする立場をとる科学者のことです。

その本の中からぼくが興味深かったことを二~三まとめてみます。

時間が、アインシュタインの相対論で予言されるように特異点で始まるのなら、始まりの前はどうなっていたのか、物理法則を定義できない特異点で宇宙の始まり方を決めたのは何か(あるいは誰か)という疑問がとうぜん生まれます。そこで無境界仮説が生まれました。無境界仮説とは宇宙には端(ビッグバンのような特異点)がないという仮説です。

宇宙の端(特異点)での物理量は物理法則で決めることができません(だそうです)。だから宇宙のすべてが物理法則で説明できる存在ならば(宇宙は摂理によってそう作られているならば)、そのような端はないに違いないという考え方です。なぜなら宇宙には物理法則が成立しない端(たとえば宇宙の始まり)があってはならないから、端がないのです。宇宙は時空の隅々まで物理法則のあまねく顕現する場として作られている。

「時間の矢」という考え方があります。時間の矢は時間に方向性を与え過去と未来を区別するもので三つある。

まず、熱力学的な時間の矢。これによって無秩序、つまりエントロピーが増加する時間の方向を与えられます。次が心理的な時間の矢で、我々が感じる時間の経過方向です。過去は憶えているが未来は憶えていないということ(時間の方向)です。三つめが宇宙論的な時間の矢です。これによって現在、宇宙が(収縮ではなく)膨張しているという時間の方向が与えられます。

とすれば「昔はよかった」といういつの時代にもある老人の感想は、「熱力学的な時間の矢」と「心理的な時間の矢」が組み合わさった時の必然的な時間感覚、方向感覚ということになります。時間は過去から今へと心理的に変化し、過去は今よりも無秩序が少ないので、無秩序状態が好きな人以外は昔の方がよかったということになります。

人間原理とは、宇宙が現にあるような姿をしているのは、それ以外の宇宙では、我々のような存在が現れず宇宙を観察することが出来ないから、宇宙は今のような姿だというけっこう強引な考えです。

観測結果からして、宇宙は現在確かに膨張しているそうです。しかし、宇宙は膨張(ビッグバンという特異点から始まって膨張)したのち収縮(ビッグクランチという特異点に収縮して崩壊)するのだとして(そういう考え方もあるので)、我々人類はなぜ収縮期ではなく膨張期に存在しているのかというと、そのほうが「宇宙の膨張と同じ時間の方向になぜ無秩序(エントロピー)は増加するのか、というような質問を発することのできる知的生物が存在するためには、膨張期の条件はふさわしいけれども収縮期の条件はふさわしくないから」だそうです。

解り易く書かれているので読んでいて面白いのですが、上記のような例は「明日は晴れです。なぜなら明日は運動会だから」という発想にとても近いかもしれません。つまり「明日は運動会、だから明日は晴れ」という子供らしい考え方もそれなりに役に立ちます。宇宙の平穏を維持するために、自分の作った方程式にあとで定数を追加して辻褄を合わせるというようなことも、あるいは神様はバクチをしないので偶然性と不確定性が内在する量子力学を信じないと権威的に主張することも実際にはあるので。


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2019年12月23日 (月)

冬至は何を食べる?

「明日が冬至」と先週の土曜日に言ったら「何を食べますか?」という返事が返ってきました。冬至に「柚子(ゆず)湯」は定番の景色です。家庭でも簡単にできる。黄色い柚子があればいい。しかしそういうのではなくすべてを食べ物につなげるというのはなかなかの発想です。

冬至の食べものが、カボチャ(南瓜)というのも定番です。カボチャの収穫量は日本では北海道が圧倒的に多く(45%から50%くらい)、流通時期も8月から12 月です。一般的には、夏から秋にかけて収穫したのをしばらく貯蔵し水分が抜けて甘みが増したころに食べるので(種類によっては必ずしもそうである必要はないというのがぼくの実感ですが)、冬向けの野菜です。だから、それが冬に黄色く実る柚子といっしょに「冬至」に組み込まれたのもうべなるかな。

秋に収穫したのを雪の下で保存しておいて野菜の不足する冬に掘りだして食べる「雪の下(越冬)キャベツ」や「雪の下ダイコン」は雪国の知恵であり、そうして保存した野菜は甘味が増します。しかし、カボチャも北海道での生産が非常に盛んではあっても、カボチャを雪の下で保存するというのはまだ聞いたことがない。冬やカボチャの旬をはずれた時期の野菜売り場にはメキシコやニュージーランドからの輸入ものが出回るので、そこまでしても需要がないということでしょうか。

冬至直前の札幌のデパ地下の実際の野菜売り場に行ってみました。レジの近くの目立つ場所に、高知県産の熟した黄色い大きな柚子を2個セットにしたのと、北海道産のカボチャを4分の1にカットしてラップしたのが、それぞれに山を作り、ふたつの山が隣通しに並んでいました。絵にかいたような光景ですが、それなりに「冬至」需要があるようです。我が家でも両方買いました。ただし、カボチャは冬至用ですが、柚子は柚子湯のためではなく正月の紅白なますに使います。

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高知産の2個セットの柚子(ゆず)

関連記事は「北海道の、生産量がとても少ない、おいしいカボチャ


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2019年12月20日 (金)

冬至のお祝い

三寒四温はまだ継続中で、黒い地面と雪が積もった白い地面が交互に現れます。一面が白に覆われないのは、ぼくにとってはなかなかけっこうな按配です(スキー場の運営者やスキー愛好者は苛々しているとは思いますが、それはさておき)。

三寒四温の最中に「冬至」がやってきました。一年中で北半球では昼が最も短い日のことを「冬至」と呼びます。2019年は冬至が12月22日(日曜日)だそうです。ぼくは夜行性の動物とは違って昼が長いほうが好きなので、いちばん昼の長い夏至がお祝い対象日であるように、昼がこれ以上短くならないその転換日であるところの冬至もお祝い対象日です。22日は早めにお酒を飲みはじめましょうか。

クリスマスが冬至の近くにあるのも、そのお祝いがキリスト教に換骨奪胎されてクリスマスとなる前のもともとは冬至(太陽神の誕生)のお祝いだったと考えると、北半球の寒い地域の住人としてはとても腑に落ちます。

だから、冬至の辺りのイベントはヒトの本能的な感性に訴求するものがあるので、クリスマスは宗教と関係なく「お祭り」として世界中に拡がっていったのも不思議ではない。クリスマスと呼ばれているものを冬至のお祭りだと考えると、その形や内容は各地域と各文化の自由です。酔っぱらって少々羽目を外すくらいがちょうどいいかもしれません。

関連記事は『「三寒四温」札幌バージョン』。


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2019年12月19日 (木)

最近はわかりやすい魑魅魍魎が跋扈する、あるいは、(続)IRに関して、ふわふわ路線が役に立つ

IRに関して、ふわふわ路線が役に立つ」の続きです。

金儲け絡みの、あるいは利権と言われるものが絡んだものごとの構図は基本的には単純なので、そういうものを魑魅魍魎(ちみもうりょう)と呼ぶとしても、近頃の魑魅魍魎は分かりやすくなり、おどろおどろしさに欠けるようです(ちなみに、魑魅魍魎とは、もともとは山川の精霊のことですが、いろいろな化け物やさまざまな妖怪変化を指すようになりました)。そういう意味では、現在最もお化け的な魑魅魍魎らしさが満載なのは「地球温暖化とCO2利権」だと思われます。マスメディアも子供も巻き込んで世界中が姦しい。

そういうメディアも子供も巻き込んで世界中がもっと姦しかった状態は80年くらい前にもあって、第二次世界大戦と呼ばれました。日本の少年少女は神国日本や鬼畜米英という言葉を刷り込まれたし、ドイツの少年少女は右手を前に挙げて「ハイル ヒトラー」と叫びました。その前はヨーロッパ中が第一次世界大戦の熱とそれぞれの正義に酔っていました。正義への熱狂という意味では十字軍というのもありました。

十代後半で数学や詩作に天才を発揮し天才的な成果を残す若者は確実に存在しますが、自然科学と社会科学の両方の客観的な分析や比較考量が必要な「地球温暖化とCO2」の総体は十代後半には敷居が高い。我知らず、IPCCという政治指向の強い(あるいは魑魅魍魎な)グループが発するプロパガンダの拡声器になることはできるし、自分の正義感は満たされるとしても、それを超えることは難しい。

「地球温暖化とCO2」に比べるとIRなんぞというものは、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の度合いが小さいとしても、そういう「しょうもない」ものを北海道に持ち込まれても迷惑です。だからカジノを含む統合型リゾート(IR)の北海道への誘致申請を見送るという先月(2019年11月)末の北海道知事のスピーチはけっこうなことだなと思っていたら、その魑魅魍魎の正体の一部が徐々に露見し始めたようです。けっこう可笑しい。

「自民党の□□□衆議院議員の元秘書らをめぐる外為法違反事件に絡み、東京地検特捜部がIR=統合型リゾート事業について道庁(註:北海道庁)などから資料提出を受けていたことが分かりました。・・・・その後の関係者への取材で、特捜部が今月10日から11日ごろ、IR事業について、道庁から資料提出を受け、任意で事情を聴いていたことがわかりました。」(北海道放送 2019年12月17日)

最近は実際の事件のリアリティ・レベルがテレビドラマの脚本のリアリティ・レベルをはるかに超えていることも多いのですが、このIRの魑魅魍魎の様子はまったくそうではなくて、海外のIR事業者と永田町の住人とその秘書が図式通りに動き回っており、まるで「絵に描いたような」展開のテレビドラマです。

大学入学共通テストにも、誰が得をするかという意味での構図のはっきりした魑魅魍魎が潜んでいて、だんだんその姿が見えてきました。こちらは事業対象がバクチではなく入学試験なので、金と権力でゴリ押しするというだけでは実行できないし実効性も保証されません。

テストの採点とIRでお金儲けを企んでいた人たちにはとりあえずは残念な話です。魑魅魍魎は化け物なので生命力はとても強いはずです。


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2019年12月18日 (水)

早めの正月準備、年賀状と正月飾り

正月準備といっても、ここでは「年賀状(年賀はがき)」と「正月飾り」についてです。

年賀状は、令和二年分から写真年賀はがきにしました。写真年賀はがきは初めてですが、今まで撮りためた中に近所の冬の札幌らしい(本人評価だとそれなりに出来のいい)写真があるので、それを使います。我が家では新機軸です。

写真年賀はがきは厚いので手元のPCプリンターで宛名印刷をするには難があります。で、今回はそういうサービスをインターネット上で提供している企業にまるごとお願いしました。住所録を提供するのでサービス提供会社は選別します。見本印刷のやりとりの後、出来上がりが宅配便で届きました。仕上がりを確認後、昨日、差し出し口に年賀郵便というシールが貼られたばかりの郵便ポストに投函しました。これで確実に元日の午前中に届きます。

玄関の正月飾りも、先週末に、ここ数年は毎年お世話になっている近所の花屋さんに注文しました。このお店のデザインが最初から気に入っています。この花屋さんの本業は結婚式のフラワーアレンジメントで、正月飾りもいくつかのタイプが用意されていますが、我が家の選択は「生花、松、南天、稲穂、しめ縄」などの伝統的な素材だけを組み合わせたものです。「松」は必需です。店頭やペラ案内には「素材:生花、お正月のお花、松、南天の組み合わせ。定番のお正月飾りです」と書いてある。27日の昼頃に届けてくれます。

我が家は興味はないのですが、そういう需要が増えてきたのか、生花でなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを素材にした正月飾りもメニューにはあります。「しめ縄と稲穂と、たとえば梅結びの水引」で構成されるシンプルで古典的な「しめ縄飾り」はドライな素材だけなので、その延長線上のバリエーションかもしれません。

「正月飾り」は、「正月」と「節分」あるいは「サト」と「ヤマ」のつながりでその意味を理解するのが、僕にはいちばん腑に落ちます。

サトは、農耕の地。農作物がいっぱいで安定し生活も便利です。しかしその分、霊的なものの勢いが衰えています。一方ヤマは、霊的なものやスピリットのパワーに満ちています。だから、山伏たちは、霊的なものの力を求めて山に入る。

年に一度、サトの人たちは、ヤマから霊的なものにサトに降りてきてもらい、サトをヤマのスピリットで満たします。それが正月で、霊的なものは「オニ」と呼ばれます。サトの家では、オニのための目印にヤマのシンボルを玄関に置きます。門松です。

二月の節分(立春の前日)までの一ヶ月あまり、オニはサトを霊的なパワーで満たします。霊的な力がサトに充溢したら、オニはヤマに帰ります。「鬼は外」です。そのとき、サトの人たちは、感謝の念を込めて、豆を撒きます。


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2019年12月17日 (火)

おまけのバッグが欲しくてスパークリングワインを2本購入

ワイン用のバッグというものは実用一辺倒からしゃれたのまでいろいろ揃っています。四合瓶(720ml)ならそれを流用できるのですが、日本酒も一升瓶となると、頃合いのバッグがありません。需要がないのかもしれません。

知り合いを訪問するときに一升瓶を下げて、という話は以前はよく耳にしました。一本ないし二本を手で下げられる形に風呂敷で包んで持って行ったのでしょう。そういう場合の風呂敷包みというのは大きくなりますが、男の手にぶら下がるとそれなりの風情がでます。

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写真は「BELCY」様のサイトからお借りしました。

日本酒の一升瓶を2本まとめて持ち運ぶそれなりに頑丈な布袋を捜していました。酒屋に頼んであった素朴というか古風な作りの純米酒を2本いっしょに持ち帰るためです。今までは、ワインを持ち運ぶための大きめの布バッグを二つ用意して、酒屋に、といっても歩いて持ち帰れる距離の酒屋に注文したものを引き取りに向かっていました。しかし、左右に1本ずつ下げるのはどうもかったるい。

スパークリングワインを2本買うと、そのイタリア産のスパークリングワインが2本スポッと入って持ち運べる布バッグがおまけについてくるキャンペーンをやっていました。12月です。それが目に入った瞬間に、これだ、と直感しました。スパークリングワインやシャンパンは、一般のワインと違って酒の勢いで割れると困るので瓶の作りが太くて頑丈です。

日本酒の一升瓶も大丈夫なはずだとお店に断りを入れてその場で試してみたら問題ありませんでした。先が少しはみ出しますがご愛嬌です。わずかの余裕で心地よくフィットしています。さっそくスパークリングワインを2本購入しました。欲しいのは布製バッグ(下の写真)ですが、スパークリングワインは年末・年始は邪魔にならない。子供が付属のおまけ欲しさに月刊誌を買ったりしますが、それと同じことです。

ぼくにとってはけっこうな買い物でした。

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スパークリングワイン用の布製バッグに日本酒の一升瓶を2本。肩から下げられます。

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2019年12月16日 (月)

はじめての、IOTキッチン家電

あるメーカーの「水なし自動調理鍋」を購入しました。我が家で初めての台所用IOT家電製品です。新しいレシピをダウンロードするのを含めてクラウド上のサーバーといくぶんの双方向のコミュニケーションをするのでしょう。で、IOT(Internet Of Things)です。どれくらい複雑なやりとりをするのかは買ったばかりなので説明書以上のことはよくわからない。

無水料理専用の鍋には配偶者は購入するまでの関心は示しませんでした。あればいいがなくてもいい、くらいの興味です。しかしこの商品には特別な気持ちを持ったようです。「無水料理」を他の料理と「並列処理」できるということが理由のようです。

人里離れた無人の鉱山で自動運転する大型作業機械の稼働状況とどんな交換部品がいつごろ必要かといったメンテナンスに関する監視分析結果と詳細データをサーバーと交信しセンターからの指示を受けて現地で自動で何かをするというようなのが「古典的」なIOTの応用例ですが、「水なし自動調理鍋」もIOTには違いありません。

外箱パッケージには「無線LAN機能搭載」「水を使わない自動調理のお鍋」と謳ってあります。身近で似ているものを捜せば、こちらは素朴で料理とは関係ありませんが、PC用のプリンターです。

「水なし自動調理鍋」というこのいささか図体のでかい調理家電は無線LAN経由でクラウドサービスに接続し、メニューの検索や提案を音声や画面で案内してくれます(そういうメニューやレシピを料理を作る人が利用するかどうかは別の話ですが)。

主な機能は、メーカーメッセージをそのまま援用すると、

最初が「水なしで、素材本来のおいしさも栄養も、まるごと調理」
《食材に含まれる水分を活用して調理するので、おいしさが凝縮。さらに野菜が甘く仕上がり、抗酸化作用のあるビタミンC、葉酸などの栄養素もより多く残ります》

で、我が家でいちばんほしかったのは、この「水なし(自動)調理鍋」の機能です。ほうれん草は食べませんが小松菜をはじめ野菜はいっぱい食べるので「抗酸化作用のあるビタミンC、葉酸などの栄養素もより多く残ります」が役に立ちます。

次は、「自動でかきまぜてくれるから、材料を入れるだけ」
《かきまぜや、火加減もすべて自動でコントロール。焦げてしまいがちなカレーやシチュー、味のしみ込み加減がむずかしい煮物もおいしく仕上げます》

で、これもあると便利です。料理の「並列処理」が可能になります。しかし、家庭の料理担当者がレシピの自動実行をこの機器に依存し過ぎて怠け者になるかもしれないという恐れがあります。

3番目の機能は、「予約で、朝セット、帰宅時にはアツアツ料理ができている!」
《食材の衛生面に配慮しながら、最大15時間の予約調理の設定が可能。出かける前にホットクックに食材をセットしておけば、帰宅後すぐにできたてアツアツの夕食が食べられます。カレー4人分を12時間予約した場合、電気代は約21.7円です。》

で、働く主婦や働くお母さんには親切な機能です。

最近はクラウド上のソフトウェアを活用するとそれだけでAIということになっているみたいで、この鍋もAIoTだそうです。それはともかく、どんどん利用する予定です。このメーカーは以前はエンジニアがユーザーインターフェースに凝り過ぎてかえって使いにくいという特色があったのですが、この商品では穏当な作りになっています。

さっそく鹿児島産のサツマイモをごくわずかな水を加えて手動で蒸してみました。サラダの一部です。いい仕上がりです。


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2019年12月13日 (金)

嬉しい「湯たんぽ」

以前にも記事にしましたが、この季節が来ると一度は湯たんぽについて書きたくなります。

冬の蒲団の必需品が「湯たんぽ」です。だれがいつ商品化したのか知りませんが、けっこうなものを作ってくれたものです。熱湯を注ぎ入れるだけの単純な暖房器具ですが、冬の夜は足先を温めてくれるので重宝します。

厚手の柔らかい生地のカバーを袋状にしたので熱い本体を二重に包むと、ほどよい温かさが足に伝わり、朝までの熟睡を助けてくれます。しかし、被(おお)ってあるとはいえ、直に触れ続けると低音やけどの原因になりかねない。そうならないように足先の感覚で動かし、ちょっとだけ離れた「そのあたり」に置いておきます。そうするとそのあたり全体の温度が心地よく緩みます。

外国産の湯たんぽは使ったことがありませんが、評判のよさそうなある欧州メーカーのものを調べたことがあります。しかしふわふわしていて、ぼくの利用目的には、頼りない感じです。また使うお湯の温度は60℃くらいまで、沸騰したお湯を入れてはいけないとなると準備に調整が必要なので、睡眠前の作業には向いていません。それだけでぼくの選択肢から除外しました。

朝、起きた後にまだ温かい湯を捨てるのはもったいない気もします。しかしそこは思い切って流します。



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2019年12月12日 (木)

「三寒四温」札幌バージョン

「三寒四温」は冬の季語です。その意味は、文字通り、三日ほど寒い日が続いたあとに四日ほど暖かい日が続き、それが交互にくり返されることで、典型的には、中国北部や朝鮮半島の自然現象です。当然、日本でも三寒四温は発生します。だから季語として定着しました

今年は、いつもと違いきれいな三寒四温を経験できています。その存在を明確に感じさせてくれるという意味できれいな三寒四温です。

札幌なので「寒」は氷点下の気温と雪と氷で、「温」は℃がプラスの気温と雨です。「三寒」なので雪がそれなりに厚く積もり、夜中から明け方にかけて凍り、その状態が三日ほど続き、「四温」なので、気温は急にプラスに転じ、強い雨が降ります。雨は地上の雪を融かします。地面が白から黒に変化します。雨雲は雪を降らせたり、雨に替えたり、役割交替でけっこう忙しい。

となると、履く靴も違ってきます。

下駄箱の中の出し入れ頻度の高い辺りは冬は冬靴(おもに平靴とショートブーツ)の置き場になり、雪と氷だと滑って役に立たない種類の靴は一部を除いて納戸の中の靴置き場に保管しますが、雪だと履かない靴の出番が今のところは想定以上に多く、同じ靴ばかりだとよろしくないので、入れ替え作業が発生します。

雪が消える今年の三寒四温は嬉しい限りですが、靴の管理がいささか面倒です。

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2019年12月11日 (水)

「築地明石町」

日帰りで「鏑木清方 築地明石町展」へ行って来ました。いい画は無理をしても実物の前に立つようにしています。そうしないと目が衰える。

この画が少し前に東京国立近代美術館(MOMAT)の所蔵品になったので、他の清方の作品と合わせて1ヶ月半の特別展です。会場の案内によると「築地明石町」の次回の一般展示は3年後だそうです。そうやって作品を保護します。今回を逃したら3年間待たなくてはいけない。

「築地明石町」は、赤の配置と、赤と水色と黒の組み合わせが印象的です。紋入りの黒い羽織からわずかに覗いた裏地の強い濃い赤、下駄の鼻緒の渋めの赤、そして、唇の控えめの赤の配置が観るものをくぎ付けにします(下にお借りしたMOMATのポスター写真だと印刷なので裏地の赤が弱い)。江戸小紋の着物のややくすんだ水色と木の柵の淡く霞むような水色が奥行きとぼんやりとした一体感を醸し出します。着物の下には、長襦袢がありません。

清方は、中年女性です。

清方の手になる「築地明石町」の中年女性は、白い透き通った肌に香りが漂い、振り向いた眼に、凛として確かなような少し迷ったような不思議な感じの翳りが宿っていて、大人の女性の色香がそこにあります。

清方の描く若い女性、たとえば、「築地明石町」の左隣に並んでいる「浜町河岸」の若い女性は退屈です。右隣の「新富町」の中年女性も美しいのですが、誘引力に欠けます。「築地明石町」の女性の魅力は際立っています。

今回、この特別展で以前に常設展で出会った鏑木清方の六曲一双の屏風絵「墨田河舟遊」に再び巡り会いました。

Momat

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2019年12月 9日 (月)

雪と少し凍った道路ではスポーツブーツ

冬用の靴やショートブーツは、汎用性を考えて紐付きもスリップオンもすべて革製です。季節ごとの手入れもしっかりとします。しかしそれだけでは雪融けで道路が水浸し状態のときは困るので、短いゴム長も持っています。冬や雪の季節のアウトドア用品としてのスポーティなブーツとは今まで縁がありませんでした。

配偶者が、デパートの冬靴売り場で、スポーティで暖かくて、スポッと足が入って履きやすそうないいデザインのショートブーツを見つけてきました。適性サイズはプラス1センチだそうです。そのあたりを買い物などで出歩くには最適だというので、同じメーカーの男性向けの同じようなものをぼくも買うことにしました。

ツルツルに凍った道路、つまりアイスバーンではそれは当惑気味ですが、厚く積もったばかりの雪道や雪が降り氷点下になって普通に凍りかけた歩道では十分活躍します。今はまだそのあたりがアイスバーン状態ではなくそれは1月下旬から2月の現象だとしても、それに近い状態の道路や歩道は日陰の辺りや氷点下の夜の翌早朝にはそのあたりにあるのでそこで機能を試してみました。

特別にというわけではないけれど、足が暖かく包まれて確かに歩きやすいし滑らない。これなら、雪の冬でも、それなりに着こめばいつものコースを(ただし、日陰部分を日向部分に置き替えるなどの工夫をすれば)足もとの見やすい明るい日中に速足ウォーキングができるかもしれません。



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2019年12月 6日 (金)

ガス検針票裏面の注意書きが北海道らしい

我が家は料理はガス(都市ガス)で、電気調理器具(たとえばミキサーやホームベーカリー)も使いますが、ご飯を土鍋で炊く時も煮物や蒸し物や炒め物も火力の強いガスです。オーブンもガスです。ガスオーブンの利用者は多くない。IH調理道具には縁がありません。

ガス会社から毎月郵便箱に検針票が届けられます。同じ内容のメールも送られてきますが、検針票は「ペラものニューズレター」の雰囲気もあるので気に入っています。

表には「ガス使用量のお知らせ 2019年12月分」とあって、当月使用量、前月使用量、前年同月使用量や請求予定額が記載されていますが、裏面は季節のメッセージがイラストといっしょに印刷されています。

「除雪・落雪時はガス管にご注意!」が12月スリップのメッセージ。文中に「!」マークが多すぎるようですが、余計なお世話かもしれません。

●除雪時のご注意
 ・特に除雪機をお使いになる際は、ガス管が雪等で隠れていないか確認を!

●落雪時のご注意
 ・屋根の雪おろしなどの際は、ガス管やメーター、給排気筒などにご注意を!また、周辺隣家からの落雪にもご注意を!

除雪機は大きな業務用だけでなく、家庭用もよく使われます。家庭用除雪機はぼくの知る範囲では二つのメーカーの寡占状態で、その二つのメーカーに共通するのはオートバイ製造あるいはエンジン製造です。除雪機の色は赤と青で住み分けていて、ターゲットユーザには家庭の主婦が含まれています。安全に配慮した設計とはいえ取り扱いに注意が必要な機械なので、白い雪の中でよく目立つような赤と青に塗られている。

除雪中にヒトに向けるのと同程度の注意をガス管に向けても、それが壁際の厚く積もった雪の中に隠れていると、機械をぶつけてしまって緊急修理という事態がときどきは発生するのでしょう。

関連記事は「雪は嫌ですね、あるいは雪かきと雪下ろし」。


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2019年12月 5日 (木)

ゴルフはメンタルスポーツ

放映時間は短いしリアルタイム中継でないことも多いのですが、テレビなどで観るだけでも日本女子プロゴルフは(日本男子プロゴルフよりも)楽しいし、プレー中の彼女らの気持ちの動きと絡めて観戦するとなお楽しめます。下は先々週のそういう事例です。ゴルフをプレイするのはすっかり止め、だからテレビのゴルフ中継も見なかったのですが、渋野日向子さんの全英女子オープン最終日を、夏の日曜の夜中に終わりまで見てから、ミーハーの一人になりました。
 
先々週の第38回大王製紙エリエールレディスオープン、最終日(11月24日)の話です。テレビ中継(ただし編集録画)があり、その日の後半は渋野日向子さんと鈴木愛さんのマッチプレー的な接戦でした。14番まではともに18アンダーです。興味深かったのは、15番(375ヤード)、パー4。
 
ティーショットは二人ともフェアウェイです。第2打を打ち終わり、先に打った鈴木さんはピン横1.5メートルくらいにつけました。楽に入りそうな感じのボール位置です。一方、後から打った渋野さんのボールはピン奥4~5メートルくらいに止まりました。下りのパットが残ります。鈴木さんは第2打を打ち終わった時からルンルンと余裕の表情でした。
 
グリーンです。渋野さんは長めの下りをよろよろと流し込んでバーディを取りました。鈴木さんは横1.5メートルを外してしまい、パー。
 
バーディパットを外したときに鈴木さんの顔がゆがみました。しかめ面というより、明らかに悔しさでゆがんだ表情です。「1.5メートルの私がバーディ、下りの彼女はパー、ここで1打リード」という想定シナリオがあっさり崩れてしまったからでしょう。表情の急激な変化を見てこの失敗は尾を引くだろうことが、テレビ画面を通してでも、明かに感じとれました。
 
鈴木さんはおそらくその怒りを抱えたままなので、16番のパー3では長めのバーディパットを外して沈んだ表情がまたゆがみ、結局パーでホールアウトしました。抑えようとした怒りが逆に膨れたのか、パー5の17番ではティーショットを右に押し出してしまってボールは池に飛び込みました。そのホールはボギーで収まり、それでやっと彼女の表情からイライラが消えました。

渋野さんの17番も、池の右側ラフで止まった第2打といい打ち上げアプローチの第3打といいそれなりに危うかったのですが、そのときは「ぶち切れる」ことなくパーでまとめました。
 
試合結果は渋野日向子さんが19アンダーで逆転優勝、最終ホールはパー。最終ホールでバーディを奪い返した鈴木愛さんが18アンダーで第2位でした。
 
アマチュアでも入るはずの簡単なパーパットなどを失敗すると次のホールに悪影響が出ます。だからプロのプレイヤーがボギーになった次のホールで、精神安定のためにバスンスバックしたいというのはよくわかります。「パー・ボギー・ボギー」や「ボギー・パー・ボギー」で進んでいくハーフ42くらいのアマチュアだと、ダブルボギーの後のパーがバウンスバックですが、気持ちは同じです。


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2019年12月 4日 (水)

強い雨の翌日は、静かな大雪

やはり札幌は雪の国でした。
 
昨日の記事(「この時期の強い雨は大歓迎」)で「しかし、午後には、その霙状態も雨にきれいに流されてしまったようです。根雪になるかもしれないのがすっかりなくなったのは喜ばしい限りですが、冬なので、すぐにまた雪模様になると思います。しかたがない。」と書きましたが、その通りになってしまいました。これほどの雪になるとは天気予報も予測していなかったようです。
 
強い雪ではありません。しんしんと音もなく降り積もりました。写真は昨日と同じ場所の早朝です。気温はマイナス6℃。

『冬は早朝、雪が降った朝は言うまでもない』。平安のお転婆さんのおっしゃる通りで、だから令和でもこんな写真を撮ったりするのですが、新雪がそのままの場所は、雪用ブーツや短長靴でないと埋もれてしまって歩けません。でも、こういう時期の札幌の雪はサラサラで、靴底がきゅっきゅという感じで滑らないのでどんどん前へ進めます。
 
『冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭(すみ)持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃(すびつ)・火桶(ひおけ)の火も白き灰がちになりぬるはわろし。』

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2019年12月 3日 (火)

この時期の強い雨は大歓迎

12月上旬は雪の季節には違いないのですが、その時期に、一日中降り続く強い雨は大歓迎です。昨日がそうでした。札幌の冬なので雪と折り合いを付けないといけないのですが、できるだけぐずぐずとその時期を引き延ばしたい気分が強い。
 
雪でなく雨ということは、外気温はプラスです。そういう日に降り続く雨は、積もったあと凍ってしまい地表から消えなかった雪を一掃してくれます。気温だけではだめです
 
札幌市内だと、定山渓温泉のような山岳部を別にすると、雪は地表面積の95%かそれを超えるくらいは融けていて歩きやすい状態になっています。普段日陰になっていて凍っている一画は、朝は、雪が霙(みぞれ)状態で斑に残っていて、それはしかたないにしても、それ以外は地面の黒が広がっています。そういう日は滑らない靴底をもった雪靴か、それとも普通の靴か迷います。雨だし、霙状態の歩道も歩くので冬靴を選びます。
 
しかし、午後には、その霙状態も雨にきれいに流されてしまったようです。根雪になるかもしれないのがすっかりなくなったのは喜ばしい限りですが、冬なので、すぐにまた雪模様になると思います。しかたがない。

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2019年12月 2日 (月)

IRに関して、ふわふわ路線が役に立つ

「北海道の鈴木直道知事は29日午前の道議会で、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致申請を見送ると表明した。・・・・2021年7月までの国への申請を断念したことで、北海道の成長シナリオも再考を迫られる。」(日本経済新聞 北海道経済ページ 2019年11月30日)
 
その記事には「成長シナリオ再考、不可避」「IR誘致、道見送りに落胆の声」「経済界『大きな痛手』」といかにも日本経済新聞らしい見出しと、地域の経済団体のIR誘致賛成者の意見が並んでいます。税収増や新規雇用についての言及もあります。
 
しかし、北海道(苫小牧)にラスベガスを作っても「しょうもない」。
 
北海道のIR事業にはどういう海外事業者が関心を示しているのか知りませんが、たとえば大阪のIR構想に大いに興味を持っているIR事業者は「米国MGMリゾーツ・インターナショナル」や「米国最大手のラスベガス・サンズ」、それから「香港メルコリゾーツ&エンターテインメント」などです。北海道がIR誘致に手を挙げたら似たような体臭の事業者が魅力的な事業計画を提出するのでしょう。
 
パチンコという博打は日本全国に存在していてもそれは軽微なものだし、競馬や競輪や競艇も(それから宝くじも)国家認定の博打ではあるので、IR誘致に伴い国家認定でさらにレベルの高い博打を解禁するなら、IRなる巨大な遊び場でヤクの解禁もついでにいっしょにやった方が経済効果は高いと思われます。
 
原発建設ではプラスの効果しか見ないようにしてきたし、IRという名の博打誘致でもプラスの経済効果しか見ないようにしているので、そこでヤクを合法販売してその追加経済効果を含めて投資回収と持続効果を計算してもとくには問題ないと思われます。そこに博打を合法的に持ち込むのも、ヤクを合法的に持ち込むのも、経済の押し上げという点では同じことです。世界には、博徒とヤクが合法化されている国や地域は少なくない。そこまで踏み込めば原発再稼働が大好きな経済人らしいのですが、そこまでは言い出さない。
 
「総合的に道民目線で判断する」というのが現在の北海道知事の意思決定基準のようです。実際にそう表明している。狭義には「道議会の目線で判断する」「道議会の多数意見に従う」ということになります。ふわふわ路線ですが、北海道にラスベガスを作っても「しょうもない」ので、ふわふわ路線もこういう時には大いに力を発揮します。


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