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2019年12月30日 (月)

田作りと芥子(ケシ)の実

お節料理の中で好きなもののひとつが「田作り」です。「田作り」とは料理辞典風に言うと「ごまめ(小さなカタクチイワシを干したもの)を乾煎(からい)りし、砂糖・醤油・味醂などで味をつけたもの」です。

昔は干したイワシは田んぼの肥料でした。だから「田作り」、豊作を願う意味が込められています。その背景が説明されないと、なぜ海の魚を「田作り」などと言うのか混乱してしまいます。

我が家の「田作り」は甘いねっとりとした味付けではなく、さらっとした仕上がりのピリ辛味です。砂糖は使わない。ピリ辛風味のために唐辛子を加え、仕上げに芥子(ケシ)の実をまぶす。そういう「田作り」はぬる燗の日本酒に良く合います。

田作りはケシの実だと思っていたら、最近の流れは必ずしもそうではないようです。ケシの代わりに胡麻(ゴマ)を振りかけ、そこまでは気軽な代替案だと理解できますが、ちょっと捻った応用はアーモンド。アーモンドを刻んだのを、あるいは細かく砕いたのを加えて香ばしさを増している人たちもいらっしゃるようです。

我が家の「田作り」は今の作り方でぼくにとっては完成形なので変な手は加えません。しかしアーモンドが加わった「田作り」だとウイスキーが飲みたくなるような気がします。お正月にウイスキーは向かないにしても、一度試してみますか。

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     芥子(ケシ)の実入りの、ピリ辛「田作り」

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