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2019年12月26日 (木)

お節料理は好きなものを少し作る

デパ地下やスーパーはオンラインショップも含めて10月下旬あたりからお節料理の予約受付で忙しそうでしたが、あるデパ地下で某老舗料理チェーンの「ミニおせち ご予約承り」というチラシを目にしたのでもらってきました。買いませんが内容参照のためです。老舗料理屋のお節なので種類は満艦飾で、量はミニで二人前なのでそれぞれが少しずつです。最近の需要傾向が反映されています。

お節料理は、家庭で料理を作るという点では、せめて正月の間は主婦に料理作りをゆっくりと休んでいただきましょうという意味合いもあるので、三日間は火を使わない。盛り付けには気を遣うとしても、原則として出来合いをそのまま食べる(例外は雑煮、これは火を使う)。だから、市販のお節料理を購入するというのは、食材の調達も調理もしなくてよいので主婦の支援という考え方の延長線にあるものとも言えそうです。実際はすでに自家薬籠中の時短と手抜きの延長であったとしても。

我が家では、お節料理は10年以上前から手作りです。作るのは当初から好きなものに絞っており、市販のお節のような満艦飾にはしません。量も徐々に少なくなってきました。

ぼくの食欲の向かわない種類のものは作らないということにしてあります。たとえば、濃く甘く煮た昆布と魚を組み合わせた昆布巻きは作りません(昆布や昆布の佃煮は大好きだとしても)。しかし配偶者が大好きな「伊達巻」と「栗きんとん」は必須です(ぼくはそれほどの食欲が湧くわけではないのだけれど)。

祝い肴の「田作り」「数の子」「黒豆」や「たたきごぼう」、酢の物の「紅白なます」や「酢蓮(すばす)」はともに好物で、在庫がなくなるまで飽きるということがありません。「蒲鉾(かまぼこ)」も必需品。また「田作り」は甘いねっとりとした味付けではなく、さらっとした仕上がりのピリカラ味です。この方がお酒との相性がいい。煮物(煮しめ)は、「里芋」「くわい」「椎茸」のみで、とくに「くわい」のほのかな苦さと食感がたまらない。それ以外は食べないので作りません。

雑煮は、すましと味噌味を日替わりで楽しみます。餅は小ぶりな丸餅です。

お節は好きなものを少し作ると言っても、主婦の手間隙は相当なものであることは確かです。


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