強い雨の翌日は、静かな大雪
やはり札幌は雪の国でした。
昨日の記事(「この時期の強い雨は大歓迎」)で「しかし、午後には、その霙状態も雨にきれいに流されてしまったようです。根雪になるかもしれないのがすっかりなくなったのは喜ばしい限りですが、冬なので、すぐにまた雪模様になると思います。しかたがない。」と書きましたが、その通りになってしまいました。これほどの雪になるとは天気予報も予測していなかったようです。
強い雪ではありません。しんしんと音もなく降り積もりました。写真は昨日と同じ場所の早朝です。気温はマイナス6℃。
『冬は早朝、雪が降った朝は言うまでもない』。平安のお転婆さんのおっしゃる通りで、だから令和でもこんな写真を撮ったりするのですが、新雪がそのままの場所は、雪用ブーツや短長靴でないと埋もれてしまって歩けません。でも、こういう時期の札幌の雪はサラサラで、靴底がきゅっきゅという感じで滑らないのでどんどん前へ進めます。
『冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭(すみ)持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃(すびつ)・火桶(ひおけ)の火も白き灰がちになりぬるはわろし。』
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