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2020年1月15日 (水)

冬の間は「雪の下キャベツ」

この時期の近所の野菜売り場には北海道・和寒(わっさむ)産の「雪の下キャベツ」の丸ものがいっぱい並んでいます。和寒以外の北海道の雪の厚い地域で生産されたキャベツも並びますが、雪の下で冬を越すので総称して「越冬キャベツ」とも呼ばれます。

10月末から11月初旬にかけて、つまり雪が降る前に、個別に手作業で収穫した「冬キャベツ」をビニールシートの上に大量にきれいに並べます。そのうち大量の雪が降り積りキャベツを深い雪の下に穏やかに覆い隠します。結果として雪の下に呼吸ができる形で埋まることなります。積もった雪の中に穴を掘って埋め込むというのではありません。

年が明けるころから出荷開始です。出荷分だけを順に手で掘り出します。寒い中の重労働です。

我が家では買ってきた大根を10月最後の週に干し始めて11月初めに漬け込み、2カ月熟成させて年明けから、「タクアン」へと変貌した大根を徐々に食べ始めますが、「雪の下キャベツ」は我が家のタクアン作りの時期とほぼ重なります。

雪の下キャベツや越冬キャベツは、色は緑が薄く、どちらかというと扁平で、持つとずっしりと重い。大きくて形のいいのは2kgくらいあります。小ぶりなのでも1kg。スパッと縦に二つに切ると葉がギュッと詰まりしっかりと巻いている様子が観察できる。春に出回る「春キャベツ」よりも歯ごたえがあり、加熱すると甘味が増すので、炒め物や煮物など熱を加えた料理向きです。

「春玉」とも呼ばれる「春キャベツ」は、丸みのある形で葉の巻きがゆるい。柔らかく食感も軽いのでサラダにも向いています。トンカツ屋でトンカツといっしょに出てくる細く刻んだ大量のキャベツはその一例です(ぼくはトンカツは最近はまったく食べませんが、それはさておき)。

我が家がお世話になっている雪の下キャベツは、「冬玉」「寒玉」とも呼ばれている「冬キャベツ」の一品種で、硬めですが、炒めたり蒸したりすると甘みの強さを確かに感じます。北海道では貴重な地元産の冬の野菜です。


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