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2020年4月23日 (木)

こういう業界でもダウンタイムという言葉を使うんですね

IT関連の業界ではアップタイムやダウンタイムという用語はごく普通に使われる用語です。コンピュータシステムが稼働している時間帯をアップタイム、情報処理システムが何らかの原因で稼働していない時間帯をダウンタイムと言います。

銀行やコンビニのATM、あるいはオンラインストアが動いているはずなのに動いていない状態をハードウェア障害やソフトウェア障害でシステムがダウンしていると言いますし、そういう時間の幅をダウンタイムと呼びます。定期メンテナンスのためにたとえば明け方に2時間オンラインシステムを計画通りに停止させた状態もダウンな状態で、そういう2時間もダウンタイム(ただし予定通りのダウンタイム、スケジュールに組み込まれたダウンタイム)に勘定されます。

新型コロナ関連のニュースを見たり読んだりすることが多い中で、整形美容業界でもダウンタイムという用語が、おそらく医療サービスの供給側の人たちにとっては、ごく一般的であるらしいことを知りました。

「新型コロナウイルスの影響で、にわかに注目を集めているのが整形美容業界」といった書き出しの記事も目につくなかで、美容クリニックに勤務する看護婦さんの「最近はダウンタイムの長い手術が増えています」というコメントの「ダウンタイム」にいささか驚きました。

美容整形手術後に例えば顔をマスクで覆って自宅にしばらく引き籠るというか、直るまで知り合いとの接触を避けるというか、そういう時間のことをその業界でもダウンタイムというらしい。正常な稼働状態が維持できない時間帯のことなのでダウンタイムというのは言い得て妙です。長いコロナ自粛期間を活用して、長めのダウンタイムが必要な整形手術の短期需要が急激に伸びている。

長く休める(休業要請等で長く休まざるを得ない)し、テレワークで出社しなくていい。仮にテレ会議があっても今はマスクで顔を覆うことが正しい行為なので誰かがそうしていても他の人には全く違和感がない。

潜在的なコロナ患者かもしれない手術希望者と毎日濃厚接触を繰り返すサービス提供側の人たちの感染恐怖と忙しさに同情するとしても、ダウンタイムというのが、今回、業際的な用語であることがわかりました。


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