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2020年6月24日 (水)

トウモロコシのDM

「唐土」ないし「唐」は「もろこし」と読みます。昔の日本では中国をそう呼びました。「諸越(中国の越の国)」の訓読から「もろこし」となったそうです。

わが国では秋に蒸したり茹でたり焼いたりしておやつとして食べることの多い「トウモロコシ」は、世界では米や小麦と並ぶ三大穀物のひとつです。

「とうもろこし」は漢字表記では「玉蜀黍」で、不思議な漢字の組み合わせです。普通なら「唐蜀黍」や「唐唐黍」となる気がしますが、「唐・唐」と重なるのが嫌だったのか「『玉』蜀黍」となったらしい。この、秋の味覚の北海道での呼び名は、「トウモロコシ」ではなく「トウキビ」です。漢字だと「唐黍」。札幌の大通公園では季節になると「焼きトウキビ」のいい匂いが屋台から漂い出します。

どういう風に呼ぼうと「唐(とう)」がいっぱい出てくるので「唐土(もろこし)」の原産かと思いきやぜんぜんそうではなくて、原産地はアメリカ大陸の熱帯地域です。ついでに言えば、トウモロコシはイネ科の一年草です。メキシコ料理や南米料理にトウモロコシがよく使われるのに(あるいは不可欠なのも)何の不思議もありません。

トウモロコシの収穫期は秋で、だからトウモロコシも秋の季語ですが、「トウキビ」の「早期購入・早期割引」案内DMが届き始めました。以前にお中元でトウモロコシを知り合いやお世話になったかたに送った時に利用したデパートなどからのお知らせです。

そういう国産トウモロコシは遺伝子組み換えとは縁がないものばかりですが、世界で流通しているものの大部分は遺伝子組み換え品種です。

 


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