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2020年8月

2020年8月31日 (月)

北海道は、2日間と少しだけ、突然の秋

一昨日の夕方から昨日までは「世間」は夏でしたが、北海道の気温はまったくの秋でした。この超短期の秋は今日も継続中です。ここで「世間」というのは北海道以外の日本の各地域という意味で、ぼくが勝手にそう使っただけですが、そういうことを表す北海道方言に「内地」というのがあります。

「本州と四国と九州」と同じ意味ですが、本州・四国・九州というのは面倒なので「内地」です。北海道の放送局は、さすがに、北海道以外の日本を「内地」とは言わずに「道外」と呼んでいるようですが、散髪屋などで、たとえば去年や一昨年だと、お店の人が東京観光に行ってきたことを「先週、内地に旅行に行ってきました」というように普通に使います。

北海道以外の日本を「内地」とすると、「外地」はどこか。日支事変(日中戦争)や太平洋戦争以前は台湾や樺太や旧満州などが「外地」だったようです。自分たちの住む土地のことを北海道の人はさすがに「外地」とは呼びませんが、「国土交通省 北海道開発局」というような表示板のある建物が札幌のゆったりとした敷地にあるのを見ると北海道には今でもわずかではあっても「外地」の香りが漂っています。

全国版の天気予報などで、台風が本州を北に抜けて(いくぶん弱くなったのが)北海道に上陸するような場合に、気象予報士が「台風は日本を抜けました」と(無意識に)発言する場合がしばしばあります。これを「内地・外地」で翻訳すると「台風は内地を抜け(よかったよかった)、北海道という外地に向かっています(だからもう気にならない」)。

さて、突然の秋について、です。土曜は昼間はエアコンなしでは辛い31℃くらいだったのが夕方から急激に20℃を下回り、天気予報だと外はそういう気温らしい、それでは、と窓を開けて風を通すと涼しい風が部屋を吹き抜けて半袖では寒いくらいになりました。突然の秋です。

その翌日の日曜日も「道内」は同じ秋が続きました。午後2時半の気温が15.9℃、午後7時が(予報とは違って)14℃。「内地」は暑い夏だった様子です。

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もっともこれくらいの(つまり14~15度くらいの)温度差は、冬は札幌が氷点下のときに東京が14~15℃ということと同じなので、わざわざ言い立てることではないのかもしれません。


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2020年8月28日 (金)

小腹が空いたら北海道産の切り餅と自家製玄米味噌

小腹が空いたら、切り餅を焼いて自家製の玄米味噌を少しつけて食べます。

切り餅は市販のものですが、北海道産の切り餅です。それが北海道産である理由は簡単で、糯米(もち米)を、現在、日本で生産しているのは「風連(ふうれん)」のような北海道のもち米専門の生産地域だけで、この切り餅も「風連」産の「はくちょうもち」という銘柄のもち米で作られています

写真の味噌は玄米味噌で、玄米味噌とは大豆と玄米麹と塩で作った味噌です。仕込みは2018年1月27日。2年半ものです。自家製味噌のことを手前味噌ともいいますが、この玄米味噌も2年半も寝かせてあるので味わいが深くてじつに美味い。

味噌は麹の種類によって、いちばんポピュラーなのが米麹を使った「米味噌」、それから玄米麹の「玄米味噌」や麦麹の「麦味噌」、そして大豆と豆麹(大豆の麹)という豆と豆と塩で作った「豆味噌」に別れます。豆味噌とは名古屋などで愛好されている「八丁味噌」のことで、有体に言えば赤だし用の味噌です。名古屋の知り合いは、朝も昼も夜も、味噌汁は八丁味噌です。それ以外の味噌には見向きもしません。

我が家は、基本が米麹の米味噌で、たまに玄米味噌を作ります。かつて一度だけ麦味噌も手掛けたことがあります。

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2020年8月27日 (木)

夏は暑くてヒトには辛くても野菜はよく育つ

夏はけっこう暑くても野菜がぐんぐん育つので、けっこう好きです。死にそうなほど暑い夏というのは札幌ではほとんど経験できないとしても――25℃を超えると暑くて死にそうだとこぼす北海道生まれの方も中にはいらっしゃいますが――非常に暑い夏の日というのは確かに存在します。そういう日はわりに長い時間エアコンのお世話になるので、その日は電気使用量が急に増え、お世話になっている電気供給会社から毎週届く「今週の電気ご使用量のお知らせ」メールにはその日の使用量が他の日とは違う色で表示されることになります。

さて、ルッコラの定点観察です。2枚の写真でBefore(上)/After(下)ですが、BeforeとAfterの間隔は29時間。上から撮った写真だと、違いがそれほど目立ちませんが、肉眼には、ちょうど子犬が毎日倍々に大きくなっていくのに似た生長をその29時間で達成しました。土も手入れしてあるとはいえ、夏の暑さと太陽の力はさすがです。

自宅菜園のバジルとルッコラが、小売店で購入したご近所大根といっしょになってサラダとして登場しました。ルッコラのピリッとした味わいがたまりません。食べごろの葉からせっせと食べる予定なので1週間と少しでなくなりそうですが、その間は贅沢を楽しめます。

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2020年8月26日 (水)

古本通販の楽しみ

古本屋さんを歩く楽しみはさておいて、ここでは各種の通販という手段で古本を購入するときの楽しみについてです。

古本通販の楽しみには、買う楽しみと、届いたのを読み始める時の楽しみがあります。その楽しみは、新刊書を購入してきて最初のページやあとがきに目を通すのとはまた違った種類の刺激があります。

古本の通販購入ということだけでも、一般読者にとってはチャネルの選択肢が拡がりました。本やCDの通販から開始した大手通販はそのひとつですし、古本屋さんで構成する古本通販ネットというのもあります。それから、古本の種類によっては便利なのがいわゆる「フリーマーケット」サイトで、ここもシンプルなものからオークション形式のものまであるので、欲しいものを購入するためにはいくぶんの知識と慣れが必要です。

できるだけ品質の良い(つまりきれいで)、値段が安い古本がありがたいとしても、出品者がプロの場合には言葉の状態解説だけでは購入後に不満が残ることも少なくありません。だから、最近は古本といえども片手の指の本数以上の複数の写真を掲載してくれる出品者も増えてきました。

「フリマ」サイトでは映像情報(写真)が必須だとしても、古本屋さんのネットワークでも、そういうトレンドに無理なく対応しているところも増加中です。文字情報による定形風解説にこだわっているところも当然あるみたいです。それはそれで文化だとは思います。

同じ対象を複数のチャネルを横ぐし状態にずらずらと探すということもしますが疲れるので、対象の種類によってたいていは二つくらいが候補です。

個人全集の中の一冊や二冊を、それも1970年代や1980年代に出版されたもので旧漢字と旧仮名遣いの評論集などを、たとえば古本屋さんネット経由で買い求めるとして、届いた本を消毒を兼ねてきれいにし、最初の評論に取りかかったとします。

そこに、薄い、Hか2Hと思われる鉛筆の小さな細い字で旧漢字の隣にフリガナが少なからずあったりするのに出会うと、そういうのは状態説明になかったと以前は腹を立てたこともありましたし、消しゴムで消したりもしましたが、その字がいい感じのものなら、その当時どういう年齢のかたがこれを書き込んだのか、その様子を想像してみるのもなかなか楽しいものです。


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2020年8月25日 (火)

この夏最後のルッコラ

朝夕は風がけっこう冷たい日があっても、このところ札幌も間違いなく夏なので――札幌風味の夏だとしても――、大丈夫かなと不安だったルッコラも順調に育っています。この夏最後のルッコラです。

ルッコラは足が速いので、野菜売り場に並んでいるルッコラは、出会いの機会が少ないのですが、何となく元気がありません。だから市販のものはご近所野菜であっても、自家菜園の採りたてを野菜サラダの一部として食べる時のあのピリッとした味わいに欠けるようです。

あと数日待てば成長の早いのは食べごろになります。ルッコラのピリッはワサビや唐辛子みたいなものなので、野菜サラダを引き締めてくれます。

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2020年8月24日 (月)

信頼できる風に着用されたマスクとそうでないマスク

出来のいい絹のネクタイはディンプルがたいていは気持ちよく作れますが、絹でも織り方によってはそうでないのもあります。ビジネスマンや政治家なら、風体が同じようでも、ディンプル付きできちんとネクタイを締めている人のほうがそうでないひとよりも、相手の印象は良いものです。最初から首回りの合っていないワイシャツと緩んだネクタイの人は、普段の仕事ぶりを同じように連想してしまい、どうも信用できません(実際は両者が関係ないことも多々あるとしても)。

感染症や感染症対策の専門家ということになっている人でも――実際その通りなのでしょうが――、マスクの着用の仕方がとてもきちんとしているかたとそうでないかたがいらっしゃいます。マスクの装着が鼻から顎まできちんとしているかたの顔の具合は見ていてさすがだと感心しますが、そうでないかた――有体に言えば、話しているうちにマスクがすぐに鼻からずり落ちてしまうかた、あるいはマスクが鼻からずり落ちた状態を気にしているとも気にしていないとも何ともすっきりとしない状態で話し続けるようなかた――は見ていて心地いいものではありません。

新型コロナ対策の委員会などでそういうマスクの装着状態がテレビカメラで写し出されると妙に目立つので気の毒だとも思いますが、そのかたの実際の仕事内容は、ひょっとしてずり落ちかけたマスクと同じような状態なのかもしれないなどと余計な心配をしてしまいます。

マスクはサイズとフィット感がぴったりな製品がたまたま見つかればそれを買い続けたらいいのですが、標準サイズなるものに準拠したマスクではあっても――普通サイズかそれよりひと回り小さいサイズの標準的なものに準拠していても――実際は(あるいは、たいていは)耳にかけるゴム紐まで含むといろいろとサイズバリエーションがあるので、鼻から顎まで頬の隙間なくできるだけぴったり覆うには耳にかけるゴム紐の中心部を結んで少し長さを短くして、ゴム紐の品質レベルと相談しながら全体のフィット感を高めるという作業が必要です。

医療従事者向けの、頭の後ろで紐の長さを調整しながら縛るタイプというのもありますが、ぼくたちは手術室や救急治療室で生活しているのではないので、そういうタイプはここでは対象としません。

マスクずり落ち先生やマスクずり落ちセンセイを拝見するたびに、スーツやワイシャツや靴など着るもの、履くものにオーダーメイドのお金をかけるのなら、マスクやマスクののフィット感にもいくぶんかのお金と手間をかけたらいいのにと思ってしまいます。ずり落ちマスクは見ていて格好よくないし、ずり落ちてきたのを頻繁に押し上げる動作も興ざめです。


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2020年8月21日 (金)

古くて重厚なビジネスバッグ

ある時期にはよく使ったけれど、機能的に時代の流れと合わなくなってしまい、しかし美術品的な美しさがあるので保管してある道具(ないしは持ち物)というのがあります。下の写真のビジネスバッグはそのひとつです。

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ビジネスバッグと大まかな用語を使いましたが、実際にはアタッシュケース(attache case)とかブリーフケース(briefcase)と呼ばれている種類の頑丈な牛革製のカバンです。両方とも米国で購入したのですが、買ったときに店員から、手入れはワックスではなく水拭きで、と言われました。

このブリーフケース用の革はベルティングレザーといいます。英語だとbelting leather です。だから、この質の革を使ったブリーフケースはbelting leather briefcaseと総称されています。重厚感のある皮革が特徴ですが、実際にとても重厚で丈夫です。使い込むにしたがって味わいが増します。

ベルティングレザー(belting leather)とは、文字通り「ベルト用皮革」という意味です。「ステアハイド(Steerhide)」を植物タンニンで鞣(なめ)しオイルで仕上げたヌメ革の一種で工業用のベルトなどに使われるとても丈夫な革です。だからベルティングレザー(ベルト用皮革)と呼ばれています。

「ステアハイド(Steerhide)」とは、生後3〜6ヶ月以内に去勢され、2年以上経った牡(雄)の牛の皮のことです。生後3ヶ月~半年程度で去勢されると穏やかな気性になるためキズが少なく厚みが均一な皮が得られるそうです。(かつてテレビ用西部劇ドラマに「ローハイド(Rawhide)」というのがありました。「生の皮」という意味ですが、カウボーイ達がズボンの上に着用する革製のズボンカバーを指していたようです。)

ベルティングレザーは元々オイルを含んでいるのでメンテナンスにオイルやワックスは基本的には必要ありません。むしろ使わない方が良いとも言われています。だから店員の「手入れはワックスではなく水拭きで」というアドバイスになります。

味わいがあり手に提げていても見ていても飽きないカバンです。床に置くとピタッと安定しています。がっしりと丈夫だし、皮革の重厚感が漂うので、紙の資料や貴重な書類の持ち運びには最適です。それ自体の重さが3.1㎏と軽くないし、横幅が46cmあるので、車通勤のかたや車で自営のかたには便利だとしても、満員電車にこれを手に提げて乗り込むのはあまり向いていません。電車や地下鉄の座席に座る場合も左右のお隣ときっちりと腰掛ける場合はこのブリーフケースがお隣の膝に当たりヒンシュクなので、疲れているので座りたいなと思っても我慢して立っていました。

そこまではいいとしても、だんだんと機能的に時代の流れと合わなくなってしまいました。ノートブック型PCの持ち運びには向いていない。ノートブック型PCは、蓋を開いて取り出すのではなく、縦にスッと仕舞って使うときは抜き出すように取り出せないと便利ではありません。それにスマートフォンの収納も便利とは言い難い。

で、だんだんと使われなくなり、同じベルティングレザー製でもソフトタイプでジッパー付きのブリーフケースが日々のコンパニオンになり、気が向いたら取り出して鑑賞され、必要なら拭き掃除のような手入れをされるだけという境遇です。でも革の擦(す)れやちょっとした傷も新品には決して出せない味わいであり、そういう意味ではいつまでも美しい道具です。



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2020年8月20日 (木)

桜狩り、サクランボ狩り、紅葉狩り

「狩る」とは、ぼくたちの間で継続されている意味は、一般的には、鳥や獣を追い出して捕えるということと、花や木を愛でるために探し求めることです。

「狩る」行事といえば、すぐに思いつくそのひとつは、「桃狩り」「サクランボ狩り」「梨狩り」「リンゴ狩り」などです。「狩る」ということなので実際に木の枝から採る、切り取るという作業が含まれるはずで、だから、ぼくたちは実際にそういう作業をして、出向いたその場(果樹園など)で季節の果実のいくぶんかを味わうのが恒例になっています。

もうひとつの「狩る」は、「桜狩り」、「紅葉(もみじ)狩り」などで、現在の上品な辞書的な意味は「桜花を訪ね歩いて鑑賞すること」あるいは「山野に紅葉をたずねて鑑賞すること」ですが、「狩る」という語を含むので、今よりも人の数も少なくてもっとおおらかな時代には、人びとは、たとえば、桜の枝を折り取り、髪にさしてのどかに遊びたわむれたのでしょう。桜が舞い落ちる毛氈(もうせん)や茣蓙(ござ)の上で、桜の簪(かんざし)の女性を相手にお酒でいい気分になっている花見客の姿も容易に想像できます。

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」は、折り取られた桜の花枝がそのあたりを歩く(あるいはそのあたりで舞う)人たちの頭髪や帽子(冠)にさされたのがたくさん見られたほうが背景としてはいちばん感じが出ます。もっとも最近は、自宅の庭の桜以外でそんなことをすると少々ややこしいことになってしまう恐れもありますが。

秋は、桜ではなく、紅葉(色づいた「楓」)の葉や小枝を髪や帽子にさすことになります。その場合、どんな歌が似合うでしょうか。色づいていない下の写真の様な「楓(かえで)」を一葉、散歩の途中で隣を歩いている人の帽子に飾るというのも、のどかでいいかもしれません。「世の中にたえて楓のなかりせば秋の心はのどけからまし」。

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2020年8月19日 (水)

マスクで外出や買い物のあとは、手洗いと衣類の洗濯

みなさんも同じようなことをしてらっしゃると思いますが、買い物などで人混みに入ったあとは、帰宅したらできるだけ衣類の洗濯です。自宅で洗えるものは、今は夏だし、だから洗うのは簡単だし、ということで洗濯機が今年はいつも以上に大活躍です。

できるだけと書いたのはドライクリーニングなどが必要なものは毎回そうするわけにもいかないので、そういう場合は、衣類にアルコール成分の入った無香料の除菌スプレーをして乾くのを待ち、あとはいつもの通り衣類用の各種のブラシで丁寧にブラッシングします。

人混みではなくても外出のあとは、必ず液体の手洗い石鹸で手洗いです。半袖の時は肘まで丁寧に洗います。配偶者がこんなに大量に買ってしまって大丈夫かと心配した手に優しいタイプの液体石鹸も去年の4倍くらいは使う大量消費で、そのうち残量が気になってくるのでしょう。

春以降の飲食店ビジネスは非常に辛いものがありますが、クリーニング屋さんのビジネスも同様に大変だと思います。テレワークやリモートワークが拡大すると、自宅で気楽に着て気楽に洗えるものしか必要ないので――みっともなさは極力避けるとしても――、スーツのクリーニング回数やクリーニング店を利用するワイシャツの洗濯回数も、春になる前よりも大幅に減少したと思われます。

半導体工場や食品工場などで着用する防塵服などのクリーニングを請け負っている大手はまだいいかもしれませんが、そうでないところは需要の激減をただ眺めているしかありません。しかし、結婚式用の花飾りをメインにしていた花屋さんが、新型コロナ不況を乗り切るために消費者向けの園芸植物やご近所野菜の中継ぎ販売にまでビジネスの幅を拡大しているように、クリーニング屋さんも「きれいにする」というテーマに関連するところの従前にはなかった新しい業務にも、取次業務を含めて、手を広げているようです。

それから、機能と安心と価格の組み合わせが要望通りというようなものはまだ少ないにしても、やっとマスクが消費者が気に入ったものを選ぶという意味で「選択対象品目」になってきたのはご同慶の至りです。配偶者は女性子供用のひと回りサイズの小さいマスクを求めていますが、不織布部分の面積だけが小さいだけで全般的な機能性や品質に劣る手抜き商品もあり、これは初めてのは1パックでも買って試してみないとわかりません。以前から彼女が気に入っていたひと回り小さいサイズは、入手が難しい状況です。マスク問題もまだすっきりとは解決していません。


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2020年8月18日 (火)

まるでコンビニ強盗

テレビのニュースで、たとえば未遂のコンビニ強盗の録画映像が流れることがあります。犯人はだいたい帽子を被りマスクをし、あるいは目出し帽を装着しています。そういう格好をしたからといって防犯カメラを避けて目的を遂行できるわけではありませんが、そういう格好が選ばれるようです。

お盆休みで街が静かな週の夕方に速足散歩をするのは普段にもまして気分がいいものです。交通量はとても少ない。蒸し暑いのが欠点ですが、札幌なのでけっこう涼しい夕方もあります。

そういうまだ明るい夕刻にどういう格好で「運動」しているかというと――ぼくや配偶者にとって時速6㎞、あるいは時速5.6㎞の早歩きは運動なので――、ぼくの場合だとベージュか紺の夏用野球帽、淡いブルーのマスク、白っぽい半袖Tシャツ(涼しい時はTシャツを重ねる)、運動用のダボっとした感じの淡い紺色のロングパンツ、運動靴といったところです。途中で喉が渇くといけないのでポケットにはペーパータオルで包んだ100円玉を2~3個。

その夕方は、気になるお菓子屋さんの場所を確かめることも兼ねていつもとはコースをガラッと変えて距離も伸ばしてみたのですが、思っていたよりも湿度が高く、途中でコンビニにでも立ち寄ってペットボトルのミネラルウォーターで水分補給をした方が良さそうな感じになってきました。

で、その格好でコンビニの前に立ち、ガラス扉やガラス窓に映ったわが身をチラッと眺めると、帽子とマスクで装備して少し前までならコンビニ強盗の格好です。短期間で変わったものです。マスクをしないとコンビニにも入れない。入れなくはないけれども、その場合、他者から向けられる視線の温度に差が出る可能性が高くなります。冷たい視線です。

ぼくたちはコロナ騒動のずっと前から、そういうものとかかわりなく、人混みでは失礼でない範囲でマスクを着用する習慣があったのですが、こんなに「そろった姿」でコンビニに入ったことはなかったかもしれません。「コンビニ強盗」の格好が、顧客として歓迎される身だしなみに変わりました。

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2020年8月17日 (月)

お盆のホテルの窓灯り

景気の具合はタクシーの運転手に聞くとよくわかるというのは事実ですが、頻繁にタクシーを利用するというわけでもないので、ぼくは一般的なビジネス客や観光客の多い都市ホテルの夜の窓を見ることにしています。

写真は8月14日の夜遅くの、札幌市内のあるホテルの窓灯りで、ぼくの定点観察の対象のひとつです。お盆休みなので宿泊客がまたそれなりに増えた様子です。自粛中はこのホテルの窓はほぼ真っ暗でした。自粛解除後でも北海道の旅行支援策前やGoToキャンペーン以前は窓の灯りは4つ5つ、多くても7つ8つ。

写真は左が7月23日(4連休初日)の夜遅く、右が8月14日(お盆休み)の夜遅い時刻。旅行会社の企画するパッケージツアーはよく知らない人たちといっしょに乗り物という空間内で長時間移動するので人気がないと想像しますが、個人宿泊客、つまりGoTo割引を利用した個人・友人や家族単位での旅行客は、北海道のような観光地ではお盆休暇にそれなりの賑わいを作り出している雰囲気です。

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関連記事は「GoTo トラベル2日目とGoTo 12日目の窓灯り」。


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2020年8月14日 (金)

美容室で散髪

散髪の為に美容室を利用するようになって20年になります。主に男性客が利用するいわゆる理髪店(ないし理容店)で、そこの親父さんと世間話をしながら髪を切ってもらうというのもなかなかにリラックスできる時間帯ではありますが、どちらかというと女性客のほうが多くて、男性顧客の年齢層も理髪店よりは若い美容室も慣れてしまうといいもので、もはや理髪店には後戻りできません。

配偶者もぼくもそろって同じ美容室のお世話になるのがなんとなくの習わしです。髪にこだわるかたはお気に入りの同じヘアスタイリストを追い求めて、その人が店を変わったら、あるいは自分で開業したら行きつけ店も新しくするというパターンがあるみたいですが、ぼくたちにそんな思い入れはなくて、要は散髪なので美容室は近所にあって、大きくなくても中が広くて、担当してくれるかたが(オーナーであっても従業員であっても)信頼できる技術と雰囲気の人であればまったく問題ありません。

7月までお世話になっていた美容室が別の場所に引っ越すので今までの場所では閉店ということになりました。新しいお店の場所が、ぼくたちの考えるところの近所であれば迷うことなくそこに通い続けたはずですが、そこはぼくたちにとっては近所ではなかったので、近所に新しいお店を探すことになりました。

候補店を二~三調べました。訪問して中の広さや雰囲気を肌で感じたり、直にお話しして直感的にその人と合いそうかどうかも確かめます。

8月になってすぐに新しい美容室のお客になりました。オーナーとパートナーという感じの経験豊富な中年女性二人でやっている小さな、しかし広々とした感じのお店です。理髪店の親父さんとの世間話も捨てがたいとしても、ベテラン・スタイリストである女性オーナーとの散髪中の会話もなかなかに興味深いものがありました。通い続けると思います。

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2020年8月13日 (木)

スピーカーを送るということ、それから10㎝や5kgの差

家庭向けの物品運送サービスを何と呼ぶのか。ここでは「宅配便」というのを業界標準と考えてそう呼びます。家庭向けといっても、いろいろです。電気製品やコメや野菜の詰め合わせを企業や農家から消費者家庭に送るBusiness-to-Homeも家庭向けだし、ある家庭(親)から別の家庭(娘)に例えば漬け物を送るHome-to-Homeも家庭向けだし、故障したPCを修理のためにメーカーの修理部門に送るHome-to-Businessも家庭向けの物品輸送サービスです。

現在はこのサービスは寡占状態で、寡占状態だから各社の提供するサービスに差がないかといえば、コーナーケースでは結構な違いがあるようです。引っ越しも家庭向けの物品運送サービスですが、二つのサービスは内容が一部は重なるとはいえ基本的に商売のモデルが違うので、それぞれ別のタイプのプレーヤーが活動しています。

さて今回のステレオスピーカーの修理です(関連記事は「修理先が見つかってひと安心」、「従来タイプのステレオスピーカーは若い人には絶滅危惧種?」)。修理には個人事業主のベテラン修理屋さんまでモノを送らなくてはなりません。最適な梱包材料を苦労して選び、丁寧に梱包して、ある宅配便業者に集荷をお願いしようとしました。重いので引き取りに来てもらいます。

電話をすると
「ご購入時の箱はお持ちですか?ステレオスピーカーは精密機器なので購入時の箱でないと配送できません。」
 という予想外の答えでした。
「みなさん、そういう場合は本当に購入時の箱に詰めておられますか?きちんと梱包すればいいのではありませんか?他のかたは引っ越しの時など、どうされているのでしょう?購入時の箱を手元に長年、保管しておく人の数はとても少ないと思いますが・・・。何とかなりませんか」
 と粘ると
「上司と相談してみます」
 というところまではいったのですが、こういう場合は答えが変わるということはないので、
「やはり専用の箱でないとお引き受けできません」
「うーん」

そこを何とか、と言っても事態は好転しません。

そこで、経験豊富なその修理屋さんに相談すると、ステレオスピーカーのような製品に対応可能な宅配便業者を教えてくれました。困ったときはベテランの経験値をお借りするものです。僕が断られた会社は、修理屋さんもやはり引き受けてくれないみたいです。

修理や点検のためにPCをメーカーの修理部門に送るときは、PCが箱の中の空中でゆらゆらと安定するような種類の専用箱が、専用の運送業者とセットで用意されること(が多いこと)を思い出しました。この運送業者は引っ越しも請け負うタイプの会社です。

ついでに調べてみると、通常宅配便サービスにも、縦と横と高さを足した最大サイズが160cmのところと170cm、最大重量も25kgと30kgのところがあり、コーナーケースでは微妙な、しかし利用者にとっては切実な差になります。発送にこぎつけるまでに、結構、苦労しました。


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2020年8月11日 (火)

従来タイプのステレオスピーカーは若い人には絶滅危惧種?

20年間使い続けてきたお気に入りのステレオスピーカーが壊れたので――おそらくは、スピーカー内部の基盤上のコンデンサのような電子部品が経年劣化して、その結果音が出なくなったので――それはそれで修理するとしても、最近人気のワイアレススピーカーというのかネットワークスピーカーというのかについてざっと調べてみました。音に対するニーズの変化がなんとなくわかりましたが、提供される音そのものの質が変わったとも思われません。

凄く割り切った書き方をすると、ワイアレススピーカーを利用して家庭内のいろいろな場所でスマートフォンやテレビを媒体に室内に心地よく拡がる音を楽しみたいので、別にステレオである必要はない、モノラルでも構わない、ということみたいです。もちろん、ステレオ仕立てのワイアレススピーカーもありますが。

10年余り以前にiPODをある音響メーカーのポータブルなステレオ装置(値段は安くなかった)に「有線で」繋いで音を出していたこともありましたが、iPODにダウンロードした音楽をすぐに聴けるという利便性よりもその再生装置の音が気に入らなくて直ぐに使わなくなりました(技術を駆使して作り上げた再生音という触れ込みで一応視聴もしたのですが)。

その同じ音響メーカーやその競合相手がワイアレススピーカーを販売していますが、ワイアードからワイアレスになったからといって、音がよくなるわけでもないので――実際は聞いていないので実際はいい音が気持ちよく拡がるのかもしれませんが、と留保しておきます――スピーカーが置かれる環境が変化したというだけのことだと思われます。

従来タイプのステレオでそのスピーカーを修理しながら好みの音楽の音を楽しむというのが、ぼくには合っているみたいです。


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2020年8月 7日 (金)

修理先が見つかってひと安心

あるジャズCDを聴こうとしたところ、左側のスピーカーから音が出ません。どうしたのか。壊れたか。そのスピーカーは20年間使い続けてきたステレオ装置の一部で、当然スピーカーも20年間我が家で音を出し続けてきました。電源が内蔵してあるというやや特殊な作りの北欧産のスピーカーです。

電源は生きている。それは赤いLED表示で確認できます。音が出ないということはスピーカーの故障か、あるいは確率はとても低いけれど本体とスピーカーを繋ぐ接続ケーブルの損傷のどちらかです。接続ケーブルは左右を入れ替えても同じ症状が出るので、スピーカーそのものの故障だと判断しました。

CDをセットする本体がスイッチオン状態になるとスピーカーもスイッチオン状態になり、それは緑のLED表示でわかります。右側スピーカーはLEDが緑になり音声出力が確認できますが、左側はそうならない。LEDは緑色にならないし、従って無音のままです。

こういう製造中止になってそれなりの年数を経た音響電気製品はたいていは修理部品も残っていないので、メーカールートや主要代理店ルートではまず対応してくれません。個人事業主的な「修理屋さん」を探すしかありません。それがおそらく一番の早道です。

幸運なことにそれほど苦労せずにそういう修理屋さんが見つかりました。修理品目ごとに修理ブログを書き続けておられる団塊の世代の男性です。おそらくオーディオメーカーやその他の音が出る電気機器・電子機器メーカーの修理部門での経験がとても豊富なのでしょう。早速、写真付きのそれなりに詳細なメールで問い合わせたら、僕のと同じ型番のスピーカーも15回ほど修理経験がありすべて無事に直ったということなので、修理をお願いすることにしました。修理代金も穏当です。

断言はできませんが札幌にはそういうところはありません。その修理屋さんも各種の電子部品や音響製品の関連部品の入手が便利な秋葉原に電車や車でアクセスできるところでビジネスを営んでおられます。

「丁寧に使っているつもりでしたが、経年変化に加え、引っ越しなどでも傷んだのかもしれません」とメールに書いたら「この機種は使われている材料の問題で時間経過に伴い間違いなく問題が発生します」という答えが返ってきました。そういうことのようです。

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2020年8月 6日 (木)

むつかしい、と、むずかしい

難しいをどう読むか。ぼくにとってのデフォは「むつかしい」でした。今でもそうです。

おそらく小さい頃に祖父からよく日本昔話や源平合戦の物語などを聞いていたときに――あるいはその他の機会で――「むずかしい」ではなく「むつかしい」という音を持った言葉が刷り込まれたのだと思います。ぼくも音が濁っていないほうが好きだったのでしょう。

「むつかしい」は「むずかしい」よりもどうも少数派のようです。あるとき「難しい」を「むつかしい」と読んだら、珍しいですねと言われたことがあります。「普通は『むずかしい』ですよね。」

小林秀雄の若い時の文芸評論集のようなものに目を通していたら、「むつかしい」を含む次のような刺激的な論述に出合いました。少し長いですが、小林秀雄らしさが溢れている一節なので、そのまま(ただし漢字は新漢字を使用)引用してみます。

 『わたしの評論がむつかしいといふ奇態な抗言を屡々(しばしば)聞く。私は難しい理窟を捏ねた覚えはない。むつかしい理屈なるものが、如何に粉飾態であるかといふ以外に、凡そ理窟といふものを述べた覚えはないのである。
 仮に私の評論がむつかしいとするならばそれは二つの理由によるので、それ以外の理由はない。第一に、わたしの表現技巧が拙劣である事、第二には、単純な事実を語る事は、複雑な理論を語る事よりも、遥かに困難なわざであるが為だ。それにしても、私の評論がむつかしくて解らないなどといふ若々しい新進作家達は、一体どんな気で小説などといふものを弄(いぢ)ってゐるのか。理論が不得手である事は、作家そのものの特権と心得てゐるのか。今日の青年作家達が、まだ昔乍らの戯作者根性を捨てきれぬとは、吾が国民の美風であるか。
 私は知っていゐる。私の評論は、諸君の小説より百倍もむつかしい。だが、バルザックの小説より千倍もやさしいのだ。私のたわいもない論理をむつかしがるが如きは、凡そ作家たるものの恥である。諸君にとって一体何が一番やさしいのであるか。恐らく諸君には答へる勇気があるまいから、私が代わって答へるが、諸君のとぼけた理性にとって、あらゆる理論はむつかしく、唯、やさしいものは実人生なのだ。』(「アシルと亀の子 IV」)


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2020年8月 5日 (水)

夏野菜はけっこうな量の生ゴミになるとしても・・・

もし、ニンジンや大根を葉がついた状態で一般の小売店で売っていたら、売る側はそれ用の売り場面積が広くなり過ぎて困るし、消費者側も食べない部分や食べられない箇所のゴミ処理が大変です。だから、根菜類は、消費を一部とする流通面への配慮からたいていは葉を落とした状態で販売しています。

しかし、夏の野菜は、それでもゴミになります。

カリフラワーやブロッコリーは葉を取り除いた状態で店頭に並びますが、とくにブロッコリーは出荷時に取り除いた葉の茎が「つぼみ(花蕾)」にいっぱいついているので、切り取ったそれがけっこうな量の生ゴミになります。

もっとたいへんなのがトウモロコシ。食べた後の、あるいは調理後のトウモロコシの芯は、ゴミにする以外の用途はありません。これもけっこうな量の生ゴミになります。

それから北海道ではトウモロコシは、一部のデパ地下売り場を除いては、あるいは一部の親切な農家を除いては、黄色い(あるいは白い)実が売り場に並ぶことはありません。緑の皮のついた状態のトウモロコシが大きな籠(かご)といっしょに並びます。籠?

その日のトウモロコシを家族の人数分だけバラで買っていくお客向けに、大きな籠が床に置かれています。黄色い(あるいは白い、あるいは黄色と白が入り混じった)トウモロコシの実が薄皮で包まれているあたりまで外側の緑の皮を剥き、剥いた緑や薄緑の皮は皮ゴミ用として用意されているその籠に捨てます。それがお金を払う前の消費者の作業です。同じ作業を自宅でやると台所のゴミ箱はトウモロコシの皮ですぐに溢れてしまう。小売店の配慮です。

皮付きのまま持ち帰っても問題ありません。夏休みの家庭教育にはその方がいいかもしれません。小さいお子さんといっしょに何重もの緑の皮を剥いでいく。いっしょに皮を剥いだトウモロコシを蒸していっしょに食べる。しかし今年は、新型コロナ対応のために、店内で剥くよりも皮付きを持ち帰って自宅で剥くほうを選ぶ消費者が増えていると思います。だから北海道の家庭では今年の夏はトウモロコシの芯に緑の皮も加わるので、例年よりも生ゴミにおけるトウモロコシの度合いが確実に増えるはずです。

トウモロコシはけっこうなゴミになるとしても、トウモロコシご飯はその軽い甘みもあってなかなかのものです。グリーンピースご飯の穏やかな上品さにはかなわないにしても。

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2020年8月 4日 (火)

GoTo トラベル2日目とGoTo 12日目の窓灯り

GoToキャンペーン二日目の札幌のあるホテルの窓灯り」の続きです。

GoToトラベルキャンペーン2日目(7月23日)は4連休の初日で、小学校などの夏休みが始まったばかりということもあったのでしょう。おもに北海道以外の観光客やビジネス客が宿泊することが多いと思われるあるホテルの窓の多くから夜遅くまで灯りが漏れていました(左側の写真)。夏は北海道なので家族連れでそれなりに、そして久しぶりににぎわっていたのだと思います。

それから10日たった夜は、その日(8月2日)が日曜日ということもあるにしても、差が大きい(右側の写真)。侘しい窓灯りです。東京からのヤバそう客はまわりにいないかもしれないにしても、GoToキャンペーンに乗るには状況が良くないと判断した観光客が増えたのかもしれません。昨夜の定点観察でも明るい窓は12個くらいでした。

旅行業界は、旅客がその地のごちそうで利用する地元飲食店も含めて、たしかに大変な状況ではあります。

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2020年8月 3日 (月)

来年の梅干し(梅の天日干し)のためのメモ

今年の梅の土用干しを7月30日から8月2日の4日間のなかの3日間で実施すればもっと出来のいい梅干しができたかもしれません。「出来」とは、赤の染まり具合と干しの具合、に関してです。で、来年の土用干しのためのメモです。

去年(2019年)の土用干しが終了したのは7月30日でしたが(関連記事は「梅の天日干しは三日間で無事に完了」、および「我が家の梅干しの年間生産個数と年間消費個数」)、今年(2020年)は7月19日に完了しました(関連記事は「梅干し作り④、梅の土用干し(2020年度))。理由は「土用の入りは7月19日ですが、天気予報などから、7月17日からの3日間が梅の天日干し(土用干し)には最適だと判断」したからです。

しかし7月17日から7月19日の3日間と、7月30日から8月2日の4日間までの3日間を比較すると、その判断はどうも最適ではなかったようです。後者の土用干し適性度合いを100とすると、前者の適性度合いは92~93くらいだと思います。

理由は二つあって、ひとつは「気温と陽光」、もうひとつは「赤紫蘇による染まり具合」。

陽光は両者に差はなかったとしても、気温は5度くらい違いました。前者の日中最高気温は25~26℃、後者は29~31℃。前者の3日間が「夏を強く感じさせた」のに対して、後者の4日間は「まさに夏」という感じでした。「まさに夏」のほうが梅の天日干しにはより向いています。

前者と後者では梅が赤梅酢(赤紫蘇で赤に染まった白梅酢)に浸かっている日数に10日間以上の差ができます。今年の梅もきれいな赤に染まりましたが、あと10日間長く浸けておけばより深みのある赤になったかもしれません。そういうコメントが配偶者から出ました。

土用は年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用と呼んでいます。土用は一般的には(つまり現在は)立秋前の18日間の夏土用を指すので、2020年だと、入りが7月19日、そして最終日が、立秋である8月7日の前日の8月6日です。次の季節へ移る前の調整期間・準備期間ということです(だから、8月6日は節分――季節を分ける――です)。それから夏の土用の期間を暑中と呼び、夏の土用は暑中見舞いを出す時期でもあります(最近はハガキの暑中見舞いはめっきり少なくなりましたが)。

梅の土用干しは、暑中見舞いの時期になってからゆっくりとしたほうがどうもよさそうです。

以下は後で8月5日に追加。

8月3日は爽やかな天気。しかし、4日はずっとぐずつき夜は雨、5日も午前中は雨模様。7月30日から8月3日までの5日間のうちの3日間を逃していたらうまく行かなかった。土用干し期間の選択はけっこう難しい。


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