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2020年8月24日 (月)

信頼できる風に着用されたマスクとそうでないマスク

出来のいい絹のネクタイはディンプルがたいていは気持ちよく作れますが、絹でも織り方によってはそうでないのもあります。ビジネスマンや政治家なら、風体が同じようでも、ディンプル付きできちんとネクタイを締めている人のほうがそうでないひとよりも、相手の印象は良いものです。最初から首回りの合っていないワイシャツと緩んだネクタイの人は、普段の仕事ぶりを同じように連想してしまい、どうも信用できません(実際は両者が関係ないことも多々あるとしても)。

感染症や感染症対策の専門家ということになっている人でも――実際その通りなのでしょうが――、マスクの着用の仕方がとてもきちんとしているかたとそうでないかたがいらっしゃいます。マスクの装着が鼻から顎まできちんとしているかたの顔の具合は見ていてさすがだと感心しますが、そうでないかた――有体に言えば、話しているうちにマスクがすぐに鼻からずり落ちてしまうかた、あるいはマスクが鼻からずり落ちた状態を気にしているとも気にしていないとも何ともすっきりとしない状態で話し続けるようなかた――は見ていて心地いいものではありません。

新型コロナ対策の委員会などでそういうマスクの装着状態がテレビカメラで写し出されると妙に目立つので気の毒だとも思いますが、そのかたの実際の仕事内容は、ひょっとしてずり落ちかけたマスクと同じような状態なのかもしれないなどと余計な心配をしてしまいます。

マスクはサイズとフィット感がぴったりな製品がたまたま見つかればそれを買い続けたらいいのですが、標準サイズなるものに準拠したマスクではあっても――普通サイズかそれよりひと回り小さいサイズの標準的なものに準拠していても――実際は(あるいは、たいていは)耳にかけるゴム紐まで含むといろいろとサイズバリエーションがあるので、鼻から顎まで頬の隙間なくできるだけぴったり覆うには耳にかけるゴム紐の中心部を結んで少し長さを短くして、ゴム紐の品質レベルと相談しながら全体のフィット感を高めるという作業が必要です。

医療従事者向けの、頭の後ろで紐の長さを調整しながら縛るタイプというのもありますが、ぼくたちは手術室や救急治療室で生活しているのではないので、そういうタイプはここでは対象としません。

マスクずり落ち先生やマスクずり落ちセンセイを拝見するたびに、スーツやワイシャツや靴など着るもの、履くものにオーダーメイドのお金をかけるのなら、マスクやマスクののフィット感にもいくぶんかのお金と手間をかけたらいいのにと思ってしまいます。ずり落ちマスクは見ていて格好よくないし、ずり落ちてきたのを頻繁に押し上げる動作も興ざめです。


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