冬至です、これから日が長くなります
2020年は、12月21日(月曜日)が冬至です。その日は過ぎました。季節の移り変わりを約15日ずつに分けた二十四節気では、2020年の冬至は12月21日(月曜日)から2021年1月4日(月曜日)までです。ぼくたちは今、冬至の真ん中くらいにいます。
この絵はブログ「暮らし歳時記」より引用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
ぼくは長日植物に似たところがあり彼女らの動きに共感するので、冬至を通過すると、さらに強くなる寒さに耐えるというのを別にすれば、あとは明るい夏至に向かって進んで行くだけなので、総体的に元気になります。
夏至に季節のお祭りをするのなら、その出発点であるところの冬至に季節のお祝いがあってもおかしくはありません。夏至を祝う習慣のある北欧では冬至もお祝いの対象です。しかし、「文明開化」的な役割を演じることが大好きな――つまり結構おせっかいな――宗教であるところのキリスト教の浸潤で、クリスマスと同じような時期にある冬至のお祝いの影が薄くなってしまいました。日本にも、それほど古くはないけれども、穏やかな冬至のお祝いがあって、「柚子湯」がそれですし、カボチャ(南瓜)を食べるというのもそのお祝いの別のひとつです。クリスマスのケーキよりは、カボチャを蒸したのやスープやカボチャを使ったお菓子のほうがぼくは好きです。
新型コロナウィルスは寒い季節に元気が増すみたいです。人間界は、その変異種の発生などにも驚いて、緊急ワクチン承認だ、再ロックダウンだ、時短営業だ、流通と経済の活性化だと賑やかですが、人類との付き合いの長いウィルス君にとっては「そう恐がらずに仲良くやろうぜ、持ちつ持たれつさ」くらいの気分かもしれません。
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