その中華料理店で優遇されていたのはビールと焼酎
営業活動の成果でしょうか。それとも、そういう需要が偏って多いのでしょうか。ビールがいちばん優遇されていました。
コロナの以前から外食はあまりしないほうですが、先週やむを得ず、昼食をあるホテルチェーン内に店を構える中華料理屋でとることにしました。連れはいません。ひとりです。そこを選んだのは、それなりに美味しそうだったし、値段も手ごろだったし、それからコロナ対応の最中のお店には申し訳ないのですが混雑していなかったからです。
入るときに体温を非接触型の測定器で測定され、手のアルコール消毒をするところをしっかりと観察されました。
4人掛けのテーブル席に案内され、そしてそこはぼくの専用空間になりました。つまりまわりやそのまわりにも誰も客はいません。日本語が上手とは言えない中国系女性に注文し、注文した料理が出てくるまでの間に、そのときは見る必要のないアルコールのメニューを眺めるともなく眺めていました。
大きなお店ではないので、あるいは彼らの声が大きすぎるのか、彼女が厨房の男性とやりとりする中国語が聞こえてきます。
メニューにはビール、焼酎、ワイン、日本酒、ウイスキー、紹興酒と一応は各種のアルコール飲料そろって-るのですが、この店はそういう方針なのか、ビールと焼酎に関しては特定のブランド名が複数表記されているものの、その他については、紹興酒も含めて――紹興酒も含めてです――ブランド表示がありません。
これで顧客需要に問題なく対応しているのなら僕がとやかく言う類の話ではないにしても、ビールには国産のものが二種類と青島ビール(国産ビールのブランド名はここでは省略)、焼酎も二種類のブランドが併記されているのに、ワインと日本酒とウイスキーと紹興酒についてはブランド不明のハウスものしか用意がなさそうです。べつに「ハウス」とうたっているのではないので、そのときに在庫があるものを適宜、提供しても理屈は通ります。
ビールは、当該ビールと焼酎の営業マンが頑張って、メニューにブランド表示をしてくれるような価格設定にしたのでしょうか(あるいはその他の便宜を図ったのかもしれません)。それともその中華料理店の主人が好きなのが、紹興酒ではなく、ビールと焼酎だということなのかもしれません。日本料理屋だからといって、そこの主人の酒の好みが日本酒とは限らない、ということもあるので。
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