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2024年2月

2024年2月29日 (木)

おでん種はやっぱり小田原

前の晩に食べきれなかったおでんの残りを温めて翌朝の朝ごはんとして食べると相当に幸せな朝になります。おでん種から旨味が溶け出したところのスープが翌朝はさらに深い味わいになっているので、まずそれをゆっくりと賞味します。

関西文化圏ではおでんのことを関東煮(かんとに)とか関東炊き(かんとだき)と呼びます。関東煮には牛すじ肉が入ることが多いのですが――それからクジラも――我が家ではそれらは使いません。

魚介類の豊富な札幌で暮らしていた時は札幌(やその近隣)の蒲鉾屋でおでん種を見繕ったし、北海道とはまったく魚の種類の違う四国東北部の瀬戸内でも地元産のおでん種を試したのですが――瀬戸内のちくわはとても美味しいにも関わらず――全般的にはどうも舌がうんと言いません。なので、寒くなると、つまりおでんの季節が到来すると、小田原蒲鉾の某店からおでん種を取り寄せます。年に――といっても冬季限定で――三度ほどは好みのおでん種セットを注文することになります。

そのおでん種セットに自宅で大根とゆで卵と結び昆布を追加すると、二度にわたっておでんが楽しめます――出汁は付属のものと配偶者が作るカツオ節の出汁を交互に。今回だと、おでん種が届いた先週の土曜日の夜が一回目、そして二回目が昨晩(水曜日)でした。賞味期限はチルド保存で六日間なので、数日間のうちに晩ごはんが二度にわたっておでんということになりますが、ぼくとしては嬉しい限りです。

おでんは今回がこの冬で三度目でした(あるいは二度にわたって食べるという意味では六度目でした)。次回、お気に入りの小田原のおでん種を口にするのは十一月です。


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2024年2月28日 (水)

まもなく植えるローズマリーの苗

三種類とも立性のローズマリーの苗で、名前は左からトスカナブルー、マリンブルー、インガウノです。近所のホームセンターの園芸コーナーで購入しました。マリンブルーは花の色が鮮やかで立性のなかでも代表的な種類ですが、トスカナブルーとインガウノも立性で生垣に向いた品種です。生垣を作るつもりはないのですが、この三株でそのうち「もどき」ができ上がるとありがたい。

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ローズマリーの生垣というのは、他所で拝見すると、ローズマリーが自然に成長したままで並んでいるほうが姿かたちに剪定の手を入れたのよりも風情があります。

立性品種はきりっとしていて背丈が1メートルを超えるし、常緑で葉を落とさないので冬でも緑が繁っています。ハーブなので虫除けになります。これは生垣としては重宝な性質です。それから葉の付いた枝を切ってその枝をすぐに料理に使えます。

園芸店で2022年の春に売れ残りかもしれない苗を200円以下の値段で買ってきて、菜園の端に適当に植えてあったのがその後ぐんぐん成長しました。一年後の姿が下のローズマリーです(撮影は2023年5月)。現在はもっと大きくなっています。

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陽当たりのいい瀬戸内で、植栽場との相性がよかったのか。このローズマリーの品種は不明ですが、立性で薄紫の花が少し咲き、夏も冬もとても元気です。下のブーケガルニはこのローズマリーとタイムなどを利用して作ったものでで、鶏ガラのス―プストックなどを作るときに利用します。

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トスカナブルーとマリンブルーとインガウノがそれぞれ元気よく育って一年後にミニ生垣風トリオになってくれると嬉しい。


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2024年2月27日 (火)

冷たい雨だけれど春の潤い

昨日までの数日にわたって断続的に雨が降り続いていました。二月下旬の冷たい雨でしたが春の匂いが漂う長時間のお湿りでもありました。

冬の間は、葉をなくして半分枯れたような雰囲気だったオレガノのひとつが(写真だと左側のもの)緑の小さい葉を出し始めました。彼も春を実感しているのでしょう。長く伸びすぎた枝は――匍匐性のハーブだから枝という表現は変かもしれませんがとりあえずそうしておくとして――すでに切り詰めて、切り詰めたところから新しい枝と葉が伸び始めるのを待ちます。

冬の間に苦土石灰や栄養なども混ぜて土の量を増やしてやり――上にかぶせるようにするしかなかったのですが――そのうえに適度な量の雨が降り続いたので、目覚め前の温かい蒲団の役割を演じてくれたかもしれません

オレガノの隣では、地下の根の部分を残して刈り取ったアスパラガスが三株、増量した土を被ったままで睡眠中です。暖かくなれば徐々に目覚めると思います。

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2024年2月26日 (月)

日経平均株価が史上最高値を更新したとしても

『2024年2月22日午後、日経平均株価が取引時間中の史上最高値を超え、初めて3万9000円を上回った。これまでの取引時間中の最高値は、1989年12月29日の3万8957円44銭だった。これまでの株価ニュースでの常套句だった「バブル後最高値」ではなく、文字通りの「最高値」となった』 『2024年2月22日、日経平均株価の終値が1989年12月の終値である3万8915円を超えて史上最高値を更新しました。』

上は、あるネット媒体の経済記事や証券会社のサイトから一部を引用したものです。

史上最高値は史上最高値なのですが、同じことを別の媒体(たとえば産経新聞)では『株価一時最高値も「好景気」実感できず バブル期の34年前から変わった経済と社会構造』という見出しに続いて以下のように書いています。

『22日午前の東京株式市場で日経平均株価が平成元(1989)年12月の史上最高値(終値ベース)を一時、更新した。だが、バブル景気に沸いた34年前のような好景気の実感はない。人口増と内需拡大への期待から国内で幅広く循環したマネーは、少子高齢化と企業のグローバル化に伴い成長余地の大きい海外へ流れた。企業は金融危機や災害、地政学などのリスクに備えて利益をため込み、リストラで収益を上げる傾向を強め、従業員の賃上げに回りにくくなった。一方で社会保障費を賄うための負担は増え続け、旺盛だった個人消費は減退。株高が景気に直結しない経済構造が定着した。』

世の中にはそういう状況が直感的に理解できるようにデータをまとめてくれるかたがたもいて以下にそれらを二つ引用させていただきます。

最初は「社会実情データ図録」からお借りしたもので、日経平均株価の過去44年間の推移がまとめられています。確かに2024年2月22日の終値はそれまでの終値の史上最高値を超えました。

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ただ、生活実感としてはぜんぜん史上最高値でないのは明らかで――日経平均は半導体関連やその他の少数特定の株価に振り回されるという事情もありますが――、生活実感と日経平均株価との乖離を「逢坂誠二事務所」(立憲民主党)が「日本の30年」というタイトルでわかりやすく比較してくれているのでお借りしました。

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所得の中央値は――富裕層による歪みの大きい平均値ではありません――30年前より33%少なくなりましたが、社会保険料負担は逆に大幅に増えています。定期預金金利がそれなりに利子を生むところの金利だった30年前から、金利とは決して言えないレベルまで低下しました――低金利の有利さは住宅ローンなどで大いに活用できるとしても。

2024年から始まった新NISA(投資枠と無税枠が拡大された)に投資に関心のある若い人たちからけっこうなお金が流れ込んできているそうです。証券会社の誘導もあるのか、資金は日本株を対象とした投資信託よりは、米国株(S&P 500など)に焦点を当てた投資信託に向かっている。その背景が以下のようなグラフ――1990年1月ないし1991年1月の株価を100としたときの現在の日米の株価――で、勝ち馬市場に乗ったほうが安全と判断しているように見えます。自分の勤めるそれなりに業績のいい会社とは別業種の、もっと利益率の高い上場企業の株式を購入するようなものかもしれません。皆さん、冷静です。今後はどちらが勝ち馬になるかは実際にはわからないにしても。なお、グラフはネット証券のウェブサイトからの引用です。

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2024年2月22日 (木)

高速道路を時速90キロを超えない速度で走ると・・・

車は、近所のスーパーマーケットの野菜売り場やショッピングセンターの生鮮食品売り場、地元のJAの直営店あるいは地元の漁協の直営店などに行くだけなので――ときどきは農家のコンビニと呼ばれている店やガーデニング用品店ないしはホームセンターに種や苗や土や肥料を求めて立ち寄るとしても――月間走行距離はとても少ない。

新品のバッテリーの電圧が一年で注意レベルに低下するほどに単位期間の走行距離が少ないので、バッテリーを新しいものに取り替えてからは、買い出し前に10分くらいはエンジンを掛けっぱなしにしておくといった普通の健全ドライバーにとっては想定外の対策も取り入れています。

ということで、それから車の足回りの健康維持のためにも少しは長距離をそれなりの速度で走ってやらないと行けないと思い、先日は高速道路を使った片道一時間のドライブに出かけました。目的地は松林と梅林と池が美しい古い庭園です。

四国の普通の高速道路なので制限速度は100キロで、そこをみなさんは速度に対する適応力をリアルタイムに発揮しながら走行するわけですが、ぼくは速い車を運転しているわけではないし――5ナンバーの平凡なコンパクトカーです――、また最近はゆったり運転が性に合ってきたので、左側の走行車線を85キロから90キロでドライブします。下り坂だと速度が100キロになることもあるし、また最高速度が80キロになる区間ではわずかに速度調整もしますが、たいていは90キロを超えない、超えてもわずかな超過の、ゆっくり運転です。

従って、ぼくの車は、100キロが定常速度であるところのほとんどの車に追い越されていくことになります。3ナンバーの乗用車、5ナンパ―の乗用車やバン、大型定期輸送トラックは当然として、黄色いナンバープレートの軽自動車もその日はその大部分が90キロのぼくを100キロを超えた瞬間速度で抜き去っていきました。軽自動車が腰高タイプの場合大丈夫かなとも心配しますが安定した姿勢で抜き去るので130~140キロくらいまではどうということのないしっかりとした設計の軽自動車なのでしょう。

時速90キロだと周りに迷惑をかけているわけではないと思うのでその気楽な速度で車を転がし続けますが、ぼくを追い越していくドライバーの中には、こういうトロトロしたのは高速道路を走らないでくれと腹を立てる人もいらっしゃるはずです。なにしろ僕の運転するのと同じ車種のコンパクトカーもぼくをサッと抜き去っていくくらいなので。しかしそれは同時に、トロトロと前を走る車を一瞬にして抜き去る爽快感を、ぼくは、そのイライラしていたかもしれないドライバーに提供したことになるわけで――実際には一瞬では追い越せないとしても――それにより、その人にあったネガティヴな気分はそのときプラス方向に相殺されたかもしれません。右側から何度も小気味よく追い越されながら、そんなことを考えていました。


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2024年2月21日 (水)

イタズラ猫とのお付き合い

猫がイタズラをするというのは猫の習性かもしれません。そうしていないとどうも落ち着かない、だから気が付いたらそうしている。そういうのが習性です。どういうときに彼はイタズラをするのか。その現場にほとんど遭遇できないのですが、彼は知らぬ間にみごとに花壇や菜園にイタズラ痕を残します。

モノの本によると、猫は「単独行動を好み、縄張り意識が強い」そうですが、それとなく観察しているとその通りだと思われます。犬とは違う。

たしかに猫は、黄色いのも茶色いのも黒いのも、独りで闊歩しています。時々仲間と歩いているのを見ることもありますが、それは道すがらの浮世の付き合いというものに過ぎないようです。基本は単独行動です。

「猫のテリトリーは、個体差があるが、寝床や餌場から一般的に半径200メートルくらい。そのテリトリーを定期的に巡回してマーキングを行う」というのも猫の習性だそうです。

我が家の家庭菜園は彼のテリトリーの一部に確実に組み込まれているようです。だから定期的に、一週間に一度くらいは、菜園にイタズラ痕――植物が植わっていてもいなくても、菜園の柔らかい土を前脚でほじくり返し、後ろ脚でそのあたりの土を蹴飛ばしている――を残します。我が家の菜園から200メートル近く離れたところに、猫がゆったりとした庭に寝そべっている家がたしかにあります。そこから「国境」の巡回に出発するのでしょう。

猫の好物のひとつは「ふわふわした土や芝生のある花壇」だそうで、その通りだと思いますが、ふわふわした土のある花壇や菜園にもある状況が加わった場合には、猫は近づかない。「近づかない」と断言はできませんが、どうも近づくのをためらうようです。その状況が嫌いなのでしょう。

再びモノの本によれば猫の嫌いなもの(あるいは状況)にはいくつかあって、たとえば以下のようなものです。

・柑橘系の香りを嫌う。
・濡れている場所を嫌う。
・足の裏が敏感なのでネットを踏むような感触を嫌がる。

柑橘系の香りだけでなく、香りの強いハーブ類には近づきません。分類上はハーブであっても香りの弱いものには耐性があるようです。猫は濡れている場所を嫌う。だから雨の日は彼はイタズラに来ないのだと今さらながら納得します。猫は濡れた砂や土が嫌いだという知識は雨の日以外にも役に立ちます。「猫がネットを踏むような感触が嫌い」というのは知りませんでした。機会があれば両方試してみたい。

イタズラ猫とのお付き合いは今後も長く続きます。


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2024年2月20日 (火)

いつの間にか大型タブレットで読む電子書籍になじんでしまった

縦書きだと、A4サイズに近い面積を横にした大きさの、あるいは12.9インチのタブレット端末で読む電子書籍にいつの間にかなじんでしまいました。最近はその形態での読書がいちばん心地よいようです。以前感じていた違和感があまりありません。活字がそれなりに大きい紙の本――たとえばハードカバーの単行本、あるいはワイド版岩波文庫のような本――よりも場合によっては読みやすいかもしれない。

理由は明確でページの大きさと文字の大きさの按配がいいからです。フォントはサイズを13ポイントから13.5ポイントくらいの明朝体に設定すると抵抗なく文字の流れと向き合えます。

紙をめくる感覚や、気になった所にパラパラとページを繰ったりぱっと100ページくらい前に戻ったり、また「あのあたり」への感覚的なランダムアクセスの気儘さは液晶画面のデバイスには無理だとしても、それに近い方法はあります。

紙の本だと気になる箇所を記憶にとどめるには付箋を貼ったりという方法やコメントを書き込んだり鉛筆やマーカーで印をつけたりというのが一般的ですが――本を汚すのが嫌な人は、あるいは読了後に古本として販売したい人は、書き込みや線引きはしないとしても――、電子書籍だと、気になる箇所にとりあえず淡い色で、ちょうど蛍光ペンで線を引くように、印をつけておくことができます。あとで消せるのでとりあえずの汚れを気にする必要はありません。そうしておくと読書中に「あのあたり」へ割に簡単に辿り着けます。

しかし、電子書籍への馴染みをもたらしたのは、やはり、A4サイズに近い大きさのタブレットという物理的な画面(つまりページ)の大きさと、そこに表示されるところの、紙の書籍よりも大きいサイズのフォントからなる文字の量(あるいは情報量)です。そのバランスが嬉しい。文庫本みたいなスマートフォンではこの心地よさは味わえない。


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2024年2月19日 (月)

確定申告は早めに片付けるに限る

確定申告は申告書の受付開始日のすぐあとに提出してしまうと気分がすっきりします。きちんと計算したのをちゃんと提出しておかないと、あとあともろもろの税金にじわじわと影響してくるので手を抜くわけにはいきません。

中には確定申告作業が大好きなかたもいらっしゃるとしても、申告書類の作成にとりかかるのはどうも億劫だというのが毎年の実感です。好きなゴルフに出かけるように――今はゴルフはしないとしても――確定申告作業に取りかかり、いいショットの後ゆっくりと芝の上を歩くように確定申告作業が完了すればいいのですが、そういう心持ちにはなかなかなれない。

個人事業主で青色申告をされているかたは決算書類を前もって準備することになりそれはそれで厄介な作業だし、災害等に遭われたかたも別途の対応が必要ですが、そうでない人は、不動産売買や株式の売買など分離課税にかかわる事項がない場合は――あったとしても取引に関連する数値が整理されている場合は――関連データを国税庁の申告フォーマットに移し替えるだけなので、それもそれなりに面倒だとしても、必要な書類や通知が一カ所にまとめてあってその気になれば短時間で完了します。

ところで、確定申告書の作成を支援する国税庁のソフトウェアは、最近の版は細かいところに手が届くというかユーザーフレンドリーで、ユーザーインタフェース系が静かにじわじわと改良されてきた印象です。利用者のどなたかが使いやすさについての感想を継続的にフィードバックされたのでしょうか。


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2024年2月16日 (金)

梅林散歩と瀬戸内の春一番

春一番のややこしい定義は脇に置くとして、天気予報サイトのメッセージによれば、東京だけでなく四国東北部の瀬戸内でも春一番が吹いたらしい。そのメッセージには昨年よりも四日早い、と書いてあります。

春一番はもともとは漁師が漁の際に用心すべき早い春の嵐のことを指した用語だったそうなので、風が暖かい日に強く吹きぬけていないと春一番とは呼ばないらしい。外に出てみました。吹く抜ける風がしっとりと暖かい。風の中でも長袖シャツ一枚で十分です。

三日前に、家から西北西の方角に車で一時間くらいにある江戸初期からの古い庭園を訪れ、丁寧に手入れされた松林と梅林を歩いてみました。春一番のまえだったので正午でもいくぶん肌寒い感じでしたが、梅の花にはやや寒いくらいが似合っています。池では鴨が気持ちよさそうに水面を泳いでいました。

庭園を散策する人たちの中には、観光旅行と思しきグループもいて中国語を話していました。彼らは――中国本土からか台湾からかはわからないにしても――東京、京都・大阪、北海道以外にも確かに足を延ばし始めているようです。

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2024年2月15日 (木)

タイムの隣で白い芝桜も遠慮がちに咲き始めた

檸檬(レモン)の下生え風に植えてある芝桜のピンクの花が控えめに咲き始めたのに続いて、今度は橙(ダイダイ)の下生えにしてある芝桜が白い花を遠慮がちに開き始めました。「芝桜に濃いピンクの花がちらほら」の続きです。

白い花の芝桜の隣では、去年の夏に別の場所から移植した強靭な生命力の匍匐性タイムがすでに春の気配を十分に摂りこんでいる風情で葉をじわじわと拡げています。彼にとってはこの二月の気温は他の植物よりも心地よいらしい。なぜなら葉の緑が十分に濃いからです。

芝桜のとなりのスペースに匍匐性タイムを植えたのは地面の隙間を埋めるという気まぐれからですが、二つが場所を仲良く分け合ってくれると嬉しい。

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2024年2月14日 (水)

二年ぶりの雪靴

冬に雪国や北国に旅行でもしない限り出番はないと思っていた札幌時代の冬靴のうち軽い雪用のショートブーツを、東京に、履いていくことになりました。雪用のブーツなので靴底は本格的に氷結した道路には向いていませんが、道路がアイスバーン状態になる地域は多くない。

普通の黒い革靴を履いていくつもりだったのが、気象庁によれば関東だけでなく東京も警報級の大雪ということなので、普段は靴棚でのアクセスがやや不便なあたりに置いてある雪用の黒いショートブーツを取り出しました。

羽田への飛行が警報級の大雪の降り終った翌日だったのは幸いでしたが――大雪の最中は飛行機は羽田には飛んでくれないし、東京の交通機関や道路も雪には非常に弱いので――それでも雪に弱い首都高速は中心部から西方向にかけて完全に通行止めで、目的地に到着するのに羽田からぼんやりとリムジンバスに乗っているだけという普段の贅沢とは今回は縁がありませんでした。

車窓や電車の窓から見える景色は、日向では雪はある程度消えていますが、道路の日陰部分や日向であっても公園の広場などはまだ雪で白く蔽われています。今回はそういう雪の残ったところを歩くことになる可能性もあるので、雪用のショートブーツは正しい選択でした。それに瀬戸内よりも寒い東京ではブーツは普通の靴よりは足元が暖かい。

いささか面倒だったのは飛行場での搭乗前検査でくるぶしが隠れる長さの靴はそれを脱いで、コートや機内持ち込みバッグと同時に、それぞれ検査カゴに入れて――靴は靴専用のカゴ――係員の検査を受けることです。ブーツの中に凶器を隠し持つとゲートをくぐるだけでは発見できないことがあるということかもしれません。ショートブーツはまだいいとしても、ロングブーツの女性には同情します。

冬の北海道にまた出かけるといったことがない限り、あるいは寒冷化が急に進行するといった事態がない限り、次回はいつ使うことになるかわからないとしても――来年かもしれないし数年先かもしれない――何日か履いたブーツは丁寧に手入れをし、いざというときのために大事に仕舞っておきます。靴磨きは嫌いではない。


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2024年2月13日 (火)

「出発時刻遅延のお知らせ」がとても嬉しいこともある

四国東北部の瀬戸内と神戸・大阪や京都との往復には、元気なかたは自分で車を運転していくとしてもそうでない人には高速バスが便利です。しかし東京との往復には飛行機になります。それ以外の選択肢もあるかもしれませんが、寄り道を楽しむ趣味の旅行のとき以外は東京へは飛行機以外の移動手段は考えにくい。

羽田空港から東京へは、目的地が都区内でも都区外でも、大きな旅行用スーツケースがある場合には、それをゴロゴロと引いて電車に乗り込むのは――モノレールは旅行荷物の置き場が設置されているのでいいとしても――周りの迷惑になるので、荷物を預けられて羽田と目的地を直行してくれる各社のリムジンバスが便利です。お金持ちはタクシーというのも実際的な選択肢ですが、当方の懐にはそういう余裕はありません。

いつも利用している航空会社は、最近は出発や到着の遅れがなぜか常態化しているらしくて――経営者が定時出発に高い優先順位をつけていないのか、あるいは運行経費の削減結果の、経営層としては想定内の遅れなのかそのあたりはわからない――その日の一番早い便はそうではないのかもしれないとしても、到着機材が出発機材になるような種類の運行方法の場合は当然のことながらすべてが玉突きで遅延する。東京への出発便も実際の出発は「予定通り」15分遅れました。想定通りだったので腹を立てる気持ちも起こらない。

羽田に到着した際の首都高速も雪の影響が残っていて主要部分が閉鎖されていましたが、羽田に向かう帰りの高速道路は、三連休初日の午前ということもあったのか、ともかく流れてくれません。だからバスも苛々するくらいに進まない。途中で、運転手が機転を利かせたのかあるいは管理室からの指示なのか、高速を急に離れて一般道に入ったのですが、入り込んだ一般道は高速以上の渋滞です。まったく動かない。窓から見える大型運送トラックの運転手は運転席で弁当を食べています。このままだとチェックイン締切時刻に間に合わない。

そういうときにスマホにその航空会社からのメッセージが表示されました。東京から四国への帰りの便も10分の遅れで、つまり「予定通り」の遅れで、しかし遅れの連絡がこれほど嬉しかったことも珍しい。

「どうして一般道に入ったのですか?こんなこと始めてですよ。隣の高速は流れているじゃないですか。困るんだよねえ」と運転手に大きな声で苦情を言う客もいます。彼の便も出発時刻が迫っているのでしょう。

いつ着くかわからないにしても、チェックイン締切時刻までに若干の余裕が発生したわけです。もともとの出発時刻の一時間以上前までには空港に到着予定だったはずが、滑り込みセーフに近い状態で目的ターミナルに着きました。ターミナル到着と降車準備を車内放送で知らせる運転手の声も元気がありません。

「出発時刻が遅れてしまい申し訳ございません」「とんでもない」は、航空会社のチェックインカウンタでの会話です。本当は「遅れてもらって嬉しい限りです」と安堵感の混じった声で返事するのも一興でしたが、そういうわけにもいかない。


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2024年2月 7日 (水)

芝桜に濃いピンクの花がちらほら

節分も過ぎたので彼にとってはそろそろそういう時期なのか、季節感が希薄なのか、あるいは季節の推移を早合点したのか、まだけっこう寒いのに檸檬(レモン)の木の下生えにしてある芝桜の一部が濃いピンクの花を咲かせ始めました。早生のDNAがそう促しているのかもしれません。

以前、たとえば明治時代で森鷗外が三十歳前後の頃に書いた作品には若くて麗しい女性が「彼」と表現されていたので、可憐な花を増やしつつある芝桜を彼と呼んでも差し支えないと思われます。

葉の形状のまったく違う二種類の芝桜が檸檬(レモン)の下で暮らしていて、ピンクの花を咲かせるのは気の早いほう、おっとりしているほうは花は青紫ですが寒さとの折り合いにまだ懸命の様子で開花の動きはありません。三月の声を聞くとその動きのいない種類にも色が溢れることになるはずです。そうなると春です。

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2024年2月 6日 (火)

もっと乗ってください

以前から、あるいは四国東北部の瀬戸内に居を移して以来、車の定期点検の時に注意されていたことだけれど、つなぎを着た整備係の若い女性から――たまたまその女性整備員にお世話になることが続いたのですが――「もっと乗って走行距離を伸ばしていただかないとバッテリーがダメになってしまいます。今も電圧はギリギリより少し余裕があるだけです」

ちょっとエンジンの掛かりが悪いなあと心配していたら、先週末に買い物に出かけようとしたときにエンジンが始動しません。明らかにバッテリーが原因のようです。ロードサービスのお世話になってしまいました。

車の販売店の緊急サポートサービス窓口に電話したのですが、ロードサービスのアレンジが完了すると同時くらいに販売店のメンテナンス部門から電話があり、その主旨は「ロードサービスでバッテリーが一時的に回復しても、具合の悪くなったバッテリーはまたすぐにダメになりますから、すぐにでもバッテリー交換をされることをお勧めします」

小型レッカー車が到着しました。

「あまり乗らないのですか?」と、とりあえずエンジンがかかるようにしてくれたベテランのロードサービスマンに尋ねられたので「近所への買い物くらいですね。遠出はしません。以前から、走行距離が少ないのでバッテリーに注意するようにとは言われていたのですが」

その親切なロードサービス担当者のアドバイスは、乗ったら15分から20分間走り続けるか、それが難しいなら出かける前に10分間程度エンジンを掛けっぱなしにしておいてそれから出発してください、というものでした。

配偶者といっしょに行く買い物でも――たいていは野菜や魚や肉といった生鮮食材の買い出しです――遠いところで7分から8分、近いところだと2~3分なので、連続で15分から20分のドライブというのは実際上、つまりルーティンワークとしては困難です。

ロードサービスのお世話になったその日の夕方にバッテリーの取り替えのために販売店に、少々無理を言って、車を持ち込みました。

「この走行距離ですと、新しいバッテリーもまた一年後か一年半後にダメになりますし、バッテリーも決してお安くないので、走行距離を増やすのが難しいようなら、お出かけ前に10分間ほどエンジンを掛けておくようにしてください。バッテリーに負荷をかけるエアコンなどはできるだけ切った状態でそうしてください。そうすれば長持ちします」というのが車の販売店の整備係のアドバイスです。

買いものの足としてだけの車というのも――公共交通機関サービスがスカスカの状態の四国東北部では、他の日本の田舎と同様、車がないと生活が成り立たない、だから一家に一台ではなく、大人は主婦用の軽自動車も含めて一人に一台――その基本機能の維持にはやや苦労します。ひと月ほど前に近所でも主婦らしき中年女性とロードサービス用の車両を見かけたので、同じようなバッテリートラブルだったのかもしれません。


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2024年2月 5日 (月)

Me too 恵方巻き

誰かがマーケティングの一環として意識的に仕掛けた小さなイベントでも、それが二十年以上も持続すれば、それが生み出されたころを知らない人たちには以前からの慣習(あるいは伝統)のように受け取られることがあります。しかし、それを仕掛けた側はそんな背景は消費者には教えない。。

二十数年前に、コンビニエンス・ストアを流通販売媒体として大阪で始まったのが節分に恵方巻きという名の太巻きを食べるという「風習」です。もともと大阪の商人の間で地味に存在していた地元の慣わしを、平成の商売上手が広めたものと思われます。

いつの間にか、全国に広がり、各地のコンビニだけでなくデパ地下やスーパーマーケットの食品売り場まで席捲してしまいました。同時に、その内容も、素朴な太巻きから、ゴーカケンランな海鮮太巻きやビーフ太巻きまで多様化しました。

その年の恵方の方角を向いて、太巻きを、何もしゃべらずに、そのまま一気に食べる。それが流儀だとして、今年(令和六年)の恵方は「東北東のやや東寄り」です。

一般的に消費の枯れる二月には、バレンタインデイのチョコレートが長くて太いスパイク状のものが地中から急に飛び出したように消費を活性化させますが、その第二段、あるいは第二弾が、日本においては、節分の恵方巻きです。

で、我が家でも me too で、あるいはミーハー的に節分には恵方巻きです。しかし、我が家では市販のゴーカケンランとは縁がなく、食べるのは配偶者が巻いた素朴な太巻きで、具は干瓢(かんぴょう)、ニンジンとシイタケと卵焼き、そして紫蘇とゴマです。


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2024年2月 2日 (金)

夜明け前の湯たんぽ

湯たんぽというローテク商品が手放せません。夜明け前に手洗いに目覚め、また蒲団に戻ってきた時に足先を迎えてくれる湯たんぽの仄かな暖かさというのは、大げさに言えば、何ものにも替えがたい。

二月に入っても冬は湯たんぽです。愛用しているのは1.8リットルのもので、二重の厚手の柔らかい布カバーで蔽ってあります――内側は1.8リットル用、外側は2.3リットル用です。ポリエチレン製の日本製で、十数年お世話になっています。札幌でも重宝しましたし、瀬戸内でも手離せない。そうする必要もないのかもしれませんが、数年に一度は新しいのに買い換えています。

就寝の一時間くらい前に湯たんぽを用意するとして、ルーティーンワークにしてあってもいささか面倒なのは、1.8リットル分の湯を少し余裕を持った量で沸かすことです。

この作業を面倒と思うかたも多いらしく、だから電気を使った蓄熱式の湯たんぽも販売されていて、その商品紹介文は「面倒なお湯の入れ替えは一切不要で、15分間蓄熱するだけで最長8時間も暖かさが持続します」となっています。

便利そうだとは思いますが、就寝用に向いているのかわからないし、今のでほぼ満足しているので、熱湯式の湯たんぽは我が家ではまだまだ活躍しそうです。


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2024年2月 1日 (木)

冬の瀬戸内は朝が遅いとしても

もう冬至からひと月以上経ったのに、瀬戸内の朝はまだ遅いようです。七時にならないと明るくならない。明るくならないと元気が出ない。したがってゴミ出しに出るのが遅くなります。

おまけに雨など降っていると傘をさして共同のゴミ捨て場まで歩いていくのが億劫です。でも、締切時刻までにはきちんと作業を終了します。

そういう場合は夏の盛りの良く晴れた蝉しぐれの早朝にゴミ出しに行くのを思い出して勢いづけるのですが、想起するのは早い夜明けとよく晴れた朝の陽光の光景だけで、夏の暑さはよみがえってきません。勝手なものです。

しかしまだ朝は遅いとしても、着実に昼と夜が同じ長さになる春分の日に近づいていることは確かなので、向日性傾向の強い身としては、冬至に向かう日々と較べると気分は高揚しています。

この冬の始めにカリフラワーを収穫した菜園は、収穫後、整地し苦土石灰を鋤きこみ、新しい土を重ねて春の準備は終わっています。三月になると次にどんな野菜の苗を植えるか思案中ですが、候補のひとつはアスパラガスです。手入れは毎年継続的に必要だとしても一旦根付いたら十年間ほどは野菜サラダの一部になってくれます。


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