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2024年4月

2024年4月30日 (火)

続・暖かくなると大葉は自家栽培、あるいは、青紫蘇の摘芯は継続的に

暖かくなると大葉は自家栽培」の続きです。4月2日に植えた大葉(青紫蘇)の苗の初収穫は、摘芯(てきしん)を兼ねて――摘芯については後で説明――4月25日でした。暖かいし雨も多かったのでそういう気候だと大葉は驚くほど成長します。写真は上が4月2日、下が4月26日(摘芯翌日)。【註】黄緑色の新規加入者はセロリです。

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青紫蘇(大葉)やバジルといった紫蘇科の野菜は背が高くなり過ぎないように注意して育てます。前後左右に新しい葉が拡がる感じで、すぐに食べる葉を収穫しつつ、同時に次の料理に使う葉を増やしていきます。

青紫蘇は食べごろになった大きさの葉を収穫するのですが、そのときに、食材として摘み取る複数の葉の下に、左右に一対の脇芽を残してその少し上あたりで茎を注意深く切り取ります。この作業を摘芯(てきしん)と言います。

紫蘇類は対で脇芽を出すのが好きです。勝手に芽を伸ばしてくれます。脇芽を確認したらそのすぐ上あたりで摘芯します。残った対の脇芽はそれぞれにぐんぐんと成長するので、いわば倍々ゲームで葉が増えていきます。

夏の終わりまでは、料理用の大葉を野菜売り場で買う必要はありません。小さな自家菜園でも必要な時に、継続的に摘芯をしながら、食べごろの葉を摘んだり切ったりするだけで需要に応じられます。

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摘芯翌日の脇芽。摘芯のときに切り取った葉は大葉として晩ごはんのサラダの一部として食べた。


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2024年4月26日 (金)

瀬戸内の小麦畑

北海道では小麦畑は春でも秋でも見慣れた風景ですが、瀬戸内でも道後温泉に向かう列車の車窓から青々と育った麦畑を眺めることができました。おそらく讃岐うどん用の小麦で、あと一ヶ月くらい先の五月下旬には刈取りが始まりそうな様子です。

車窓から観察した範囲で言うと、香川県と香川県に近い愛媛県で小麦が生育されています。窓からの田畑の光景は、田植えを済ませたばかりの水田から徐々に青い小麦畑に移り、しばらく鮮やかな緑の小麦畑が続いた後、また水田に戻ります。

区画の大きさは日本各地でよくみられる水田の管理単位と同じくらいの面積で、つまり、小さい。北海道の、ときにはうんざりするような拡がりを持った農地は瀬戸内では似合わないし、そもそも無理な話です。

小麦粉はグルテン含有量に応じて、強力粉(きょうりきこ)・中力粉(ちゅうりきこ)・薄力粉(はくりきこ)に分類されますが、含有量の多いのが強力粉でパスタやラーメンになり、少ないのが薄力粉でケーキやクッキーに使われます。中力粉はその中間で主要用途はうどんです。

北海道の主流は「はるゆたか」「春よ恋」「ゆめちから」「キタノカオリ」といった強力粉用の小麦で、だから北海道はラーメン産業が――製麺業もラーメン屋も――活発です。「味噌ラーメン」が生まれたのも札幌です。

瀬戸内の香川で収穫される小麦は中力粉用の「さぬきの夢 2000」や「さぬきの夢 2009」で、それを使って「讃岐うどん」が作られます。しかし実際には需要に応えるために、うどん向きに改良されたコシや弾力のある小麦をオーストラリアから大量に輸入しています。讃岐うどんの生産に使われる小麦の80%程度がオーストラリア産だそうです。ちなみに日本における小麦の自給率は13%(農水省)。宜なるかな。

日本各地で二毛作が盛んだった以前は、春から秋にかけては米を、秋から春にかけては麦をという農法がよく見られたので――あるいは米とタマネギという組み合わせの二毛作――麦畑も珍しい風景ではありませんでしたが、今はこんなブログ記事を書きたくなる程度には希少なものになったようです。


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2024年4月25日 (木)

JR四国の特急で興味深かったこと

JR四国の特急を利用して、五月の連休前の世間が混雑していない間に、道後温泉に行ってきました。途中で金刀比羅宮(金毘羅船々追手に帆かけてシュラシュシュシュの金毘羅さん)に参詣です。世間が混雑していない間といっても中国語や英語で話すインバウンド観光客はそれなりに見かけました。

交通手段はほとんどがJR特急で――一部はJR普通のお世話にもなりますが――あとは、タクシーと、松山ではタクシー以外に市内電車です。JR松山駅と道後温泉をカバーする市内電車は私鉄ですが札幌の市電を思い出しました。車両の雰囲気と道路のまん中をゆっくり悠々と走る風情が似ています。

JR四国の特急で興味深かったことは次の三つです。配偶者とぼくが面白いと感じているだけで実際はJR四国以外のJRでも当たり前のことなのかもしれませんが。

① 同一車両に指定席と自由席の両方がある

ぼくたちは指定席を購入したので指定席や自由席は車両ごとに分かれているものだと思っていましたが――たいていの指定席車両はそうだとしても――同じ空間に指定席と自由席が併存している車両がありました。「ここまでは自由席、ここからは指定席」(あるいはその反対)という按配です。だからそういう車両は車両外側にある表示窓に「指定席 Reserved」と表示されているわけではありません。

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 紺色カバーは指定席、そのすぐ後ろからのベージュカバーは自由席

② 7両編成の列車だからといって、1号車から7号車という組み合わせとは限らない。

予約した指定席は8号車だったので当然8両編成の列車が駅のホームに入ってくると考えます。車両がつぎつぎと眼の前を通過していきます。最初の車両は1号車で次が2号車です。全部で7両編成の様子なので、あれ、8号車はどこだ?と一瞬不安になりましたが、6号車のあと7号車がなくて最後の車両は8号車でした。

③ コードシェア便がある

松山発で、高松行きと岡山行きが途中までは一緒に走る列車があります。宇多津(うたず)駅で切り離され、その後は瀬戸内海を橋で渡る後部5両と、そのまま四国を東に進む先頭3両とに分かれます。だからその列車は岡山行きと高松行きと二つの列車名を持っています。飛行機の国際線でコードシェア便というのがありますが、乗客の印象としてはややそれに近い感じです。そういう列車がJR四国では結構多いようです。

需要量に応じて途中で車両が、複数回、切り離されたりまた繋がれたりした結果、<1号車~6号車>+<8号車>といった車両編成になったり、あるいは指定席乗客数の季節変動に対応した結果、<1番~7番 指定席 8番~ 自由席>といったダイナミックアロケーション風の座席配置になったのかもしれません。そのあたりの実際の事情はよくわからない。


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2024年4月23日 (火)

コーンとコーン

ソフトクリームの食べておいしい容器であるところの円錐形のサクサクしたものをカタカナ英語でコーンと言います。英語だとCONEです。車線規制や道路工事などで並べる円錐形のカラーコーンは道路コーンとも呼ばれていますが、円錐形の標識なのでコーンです。この円錐形の物体は駐車場などでもよく使われています。トウモロコシもカタカナ英語だとコーンです――英語ではCORN。ホース(馬 HORSE)とホース(管  HOSE)と同じで、カタカナだと、使い方や文脈に依るとはいえ、コーンとコーンは紛らわしい。

ソフトクリームの容器に使う薄茶や黄色い薄茶のパリパリとした食感の食べものをコーンと呼ぶのは、それが円錐形なのでコーンなのか、あるいはトウモロコシでできているのでコーンというのか迷っていた時期が英語を覚え始めの頃にあり、よく解らないので、コーンはコーンからできているからコーンだ、という言葉遊びみたいなのが秘かに気に入っていました。CONEとCORNの発音と意味の違いが解れば、ソフトクリームが機械からそこにフワフワとゆっくりくるくると積み上げるように注がれる容器は形の上からはCONEだと理解できたとして、CORNの可能性もあるかもしれないという思いを捨てきれませんでした。

ソフトクリームの容器であるところのコーンの主原料は小麦粉です。グルテンの少ない薄力粉(はくりきこ)が使われます。ケーキやビスケットに使われるのが薄力粉です。

パンと言えば、十九世紀のロシア小説などに登場する硬い黒パンはそうでないにしても、たいていはその主原料は小麦粉です。しかしトウモロコシを使ったパンもあります。アメリカでコーンブレッドと言えば、普通はトウモロコシの粉を使って焼いたパンを指します――菓子パン風にスイートコーンの粒を練り込んだパンではありません。

カリフォルニアでもお昼時などにはよく食べられていますが、メキシコの食べものでタコスというのがあります。メキシコ風のお好み焼き、あるいは包み皮が円形のオープンタイプのタコ焼きみたいなものです。トウモロコシで作ったタコスの皮をコーン・トルティーヤと言います――トルティーヤとは薄焼きパンという意味。包み皮の原料がトウモロコシなのでコーン・トルティーヤというわけです。

かりに、トウモロコシでソフトクリーム用の香ばしい香りの円錐形の容器ができたとして、その場合、形が円錐形だからコーン(CONE)と呼んだ方がいいのか、それともトウモロコシという原料で作られているからコーン(CORN)としたほうがいいのかわからなくなってしまいます。

といったとりとめのないことをぼんやりと考えるのも雨の午後の暇つぶしになりました。


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2024年4月22日 (月)

ピッカピカの一年生

「ピッカピカの一年生」という言葉が今でもアクティヴかどうか知りませんが、四月の新学期になるとピッカピカの一年生が新たに登場します。

現在暮らしている四国東北部の瀬戸内は子育て世代が生活しやすいらしく子供が相当に多い地域です。高齢者は当然多いとしても、それ以上に放課後に歩いて帰る小学生や自転車に乗った中学生をよく見かけます。

朝のゴミ出しや郵便物の投函に行ったついでに小学校への通学路に眼をやると、それが午前七時半くらいの場合は、小学生の登校行列を繰り返し見ることができます。学校やPTAのそういう指導なのか、おそらく細かく区分された地域ごとに小学生が隊列を組んで学校に向かいます。近所ごとに集合するので小学生の人数も違うのでしょう、だからその隊列も十人くらいの短いものから、長いのは三十人から四十人くらいまでいろいろです。そういう隊列が次から次へとゆっくり歩いていきます。

先頭はおそらく六年生で、そのあとに一年生や低学年の子供たちを挟みいちばん最後は高学年のしっかりしたそうな小学生が守っています。誰が一年生なのかはすぐにわかります。いつ頃からの習慣なのか、一年生はランドセルのガチャっと閉じる蓋の部分を――冠(かぶせ)と呼ぶらしい――鮮やかな黄色のカバーで蔽っています。またたいていの一年生はまだその背丈にはランドセルが大きすぎてランドセルを背負うのではなくランドセルが歩いている風に見えるのも一年生です。そうでない子は二年生以上。赤や黒や紺以外に、薄紫や橙など以前は――相当に以前ですが――見なかった色合いのランドセルも眼に入ります。

子どもが多い地域かどうかは小学生の登校時の隊列だけでなく、それ以外のものでもわかります。

車で買い物に出掛けた時に頻繁に目に入るのが、小児科やこども病院という看板を掲げた診療所です。頻繁にというのは内科の看板と同程度の頻度でという意味で、コンビニの数ほども子供用診療所があるわけではありません。幼稚園の建て増しや、それに伴う保護者用駐車場の新設の光景というのも子供の増加を雄弁に物語っています。

速足ウォーキングのときに小学校のそばを通りますが、小学校の隣に子供預かり施設のようなのがあり、速足ウォーキングが夕方五時くらいの場合は、お母さんやお父さんの運転するお迎えの車が、軽自動車もコンパクトカーも3ナンバーの大きい乗用車も、次々に出入りします。それより早い時間帯だと、迎えが来るまで、中庭でキャーキャーと大声で騒ぐ子供の声を耳にすることができます。

それから動物病院もけっこう多い。高齢者も動物が好きだとしても、動物病院に連れてくるペットはたいてい犬ですが、たとえば、信号待ちの時に出入りしている人たちをそれとなく観察していると子育て世代がめだちます。子どもが一緒に遊ぶための犬の治療に連れてくるのでしょう。動物病院の駐車場は混みあっています。

という情況なので、ランドセルの黄色いカバーは、当分の間、毎年一定数が新たに顕れ春の風景を彩るに違いないと思われます。


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2024年4月19日 (金)

元気なスギナ、元気な無名の草

生命力が旺盛な雑草の代表格がスギナとドクダミです。ともに古くから重宝されている薬草で、従って雑草と呼ぶのはどうかなという気もします。だからなのか、ドクダミは十草(じゅうそう)や十薬(じゅうやく)と呼ばれることのほうが多い。

そのスギナと、ドクダミに何となく似ているけれども実はそうではないところの名前のよくわからない雑草が近所の道端の小さな原っぱで元気に春を謳歌していたので、早朝のゴミ出しのついでに撮影しました。

葉はスギナも、スギナと仲のよさそうなドクダミもどきも――あの独特の匂いがないし葉の色合いも形状も違うので明らかにドクダミではないですが――見事なくらい色鮮やかな緑です。

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写真の彼らの生活場所はコンクリートのすぐ隣で土もありますが栄養がありそうには見えない。しかし彼らはそういうことには頓着していない様子です。適度に雨が降ればそれで十分。本物のドクダミもこのあたりで暮らしていたはずですが今日はどういうわけか見あたらない。そうなると、あの独特の暗い香り、日陰や陽の当たらない建物の隅にぎっしりと群生したドクダミの不気味な匂いが懐かしい感じではあります。そういう彼らを眼にして雑草の春の横溢を鬱陶しいと思うか、それとも彼らの強靭さに感心するか。


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2024年4月18日 (木)

レモンの葉に棲み付いたハダニというやっかいな奴

風で地面に落ちているレモンの葉が妙に多くなってきたようなので、どうしたのかと近づいたらクモの糸のようなものがわずかに枝の根元に揺れています。葉に赤い小さい点々があり、薄いゴム手袋をはめた手で葉に触ってみると葉を軽くこすった指のあたりが赤くなりました。

ハダニのようです。家庭菜園だとキュウリなどはハダニがよく棲み付く代表ですが、レモンの葉もハダニにとっては快適な住環境のようです。ハダニは乾燥した埃っぽい環境で繁殖するらしい。雨が少ない間に急に発生し繁殖したようです。空気は埃っぽいとは思わないけれど、中国から黄砂が飛んできたのもあるいは影響しているかもしれない。

モノの本によれば、乾燥した環境の好きなハダニの有効な予防措置は、適切な散水を行いハダニが好む乾燥状態を作らないようにすること、また定期的な剪定を行うことですが、すでにハダニに棲み付かれたレモンをどうするかは別の話です。ハダニが棲み付いた葉は思い切って取り除くしかないみたいです。そうすることでハダニの蔓延を抑えることができる。

というわけで、新芽と出たばかりの柔らかそうな春の新葉以外は葉を全部除去しました。古い葉はすべて、一枚ずつ、捥(も)ぐか鋏で切り取るかして半透明のゴミ袋に入れていきます。時間がかかったのですが――根気のいる作業でした――レモンを救済するにはそうするしかありません。

新芽以外の葉をすっかりと取り払うと、枝という骨格だけになります。そうなると枝ぶりがよくわかるので、今まで気が付かなかった、あるいは気が付いていてもいささか可哀そうな気もしてそのままにして置いた、結局はすっきりとした成長の邪魔になるところの不要枝(逆さ枝や下り枝や徒長枝など)を鋏でバサッと剪定です。ついでに刺さると痛い思いをするところの棘も丁寧にパチンと切り取っておきます。柚子(ユズ)ほどではないにせよレモンの棘もとても痛い。

赤い点々のついた葉とそうなりそうな怪しい葉と不要枝が詰まった半透明のポリ袋は燃えるゴミの日にゴミ捨て場です。

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新芽と春の新葉以外の葉をすべて取り除く。レモンの根元のピンクや紫は芝桜。


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2024年4月17日 (水)

20年間使い続けたソーダガラスのコップ

平凡なソーダガラスのコップです。買ったのは20年前。近所に出来たある大手小売りチェーン店の入り口付近の特売コーナーにありました。持ちやすそうで安定感がある姿かたちだったので、水飲み専用のガラスコップとして迷わず購入しました。容量は220~225ml。トルコ製。値段はなんと3個で200円。6個買ったので400円でした。

トルコは色鮮やかな模様の入ったチャイ(お茶)グラスの伝統があるので、そのガラス製造技術を利用して輸出用の簡素な廉価品を生産しても不思議ではない。新規オープン店用の目玉商品としてその小売り大手が前もってそういうガラスコップを在庫していたものかもしれません。当時の消費税は5パーセントでした。

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水飲み専用ですが手で洗ったり食洗機で洗ったりを20年間繰り返しているうちに2個がダメになりました。残りは4個です。しかしよく見ないとわからないにしてもさすがに細かい傷が表面についてきたので、ほぼ同じくらいの容量で安定感のある透明なガラスコップの6個セットに買い換えることにしました。上部の径が下部の径よりもわずかに大きい円筒形に近い平凡な形で底が厚く安定性のあるシンプルなガラスコップはありそうでなかなかないものです。

クリスタルガラスの高級品には円筒形で底が厚く安定感が抜群のものがあり重宝していますが、食洗機対応で普段使いの水飲みコップ用途には向いていません。

20年間お世話になったガラスコップです。そのうち地方自治体運営のゴミ処理場に他の燃えないゴミといっしょに持って行く予定です。


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2024年4月16日 (火)

気軽に温泉に行きたい

配偶者もぼくも久しぶりに温泉に行きたくなりました。しかし遠くの温泉地は気が進まない。

札幌中心部で暮らしている人が所在地は同じ札幌市内ではあるところの定山渓(じょうざんけい)温泉で肌に心地いい湯と美味しい和風料理を楽しむのを「気軽に温泉に」行くことだとします。なお、ここでは「温泉」とは熱い湯が湧き出ていてかけ流しのできるところで、冷たいのを無理やり温泉に仕立て上げたような場所は、役所の定義は別にして、温泉とは呼びません。

札幌市街地から定山渓温泉までは二十五キロで、車なら四十五分程度のドライブです。石山通りと呼ばれている国道230号をまっすぐ行けばそのまま到着します。しかし、たとえば冬に雪と氷の道を自分で運転するのが嫌な場合は懐に余裕があればタクシーでもいいし、そうでない場合は泊まりたいホテルの送迎バスがたいていは札幌市街地の便利な場所から利用できますが、いずれにせよ一時間くらいで「気軽に」宿に着く。

東京で暮らしているかたが箱根や熱海の温泉で寛ぐことは、それと較べると気軽ではありません。手近な駅から新宿や品川・東京を経由して公共交通機関(電車を乗り換えて、そして徒歩ないしタクシー)で目的の温泉宿まで簡単に辿り着けますが、時間がかかります。気軽に一時間くらいでは行けません。そういう意味では札幌市民にとっての登別温泉です。登別温泉はいい湯だけれども定山渓温泉ほど気楽に足を延ばせるわけではない。

今住んでいる四国東北部には、公共交通機関で「気軽に」行けてゆっくりと愉しめる「温泉」地は残念ながら存在しません。

しかし、往き(あるいは復り)の所用時間を三時間半くらいまで延長すると、四国の中では愛媛県松山市の道後温泉があり、交通手段としてはJR特急が便利です。瀬戸内海を橋で渡るルートもよしとするなら兵庫県神戸市の有馬温泉が候補に挙がります。有馬温泉は所要時間が道後温泉よりもやや短いのですが、高速バスはいいとしても複数回の電車の乗換が面倒くさい感じです。どちらも古くからある風情のある温泉ですが、一時間で行ける手軽さはありません。自分で車を運転するとなると、途中の休憩なしで、道後温泉は約三時間、有馬温泉は約二時間のドライブです。

定山渓温泉の所在地は「札幌市南区」で、有馬温泉は「神戸市北区」。札幌市民にとって定山渓温泉が近くの静かな山の中にある温泉であるように、有馬温泉は神戸で生活する人たちには手軽な裏山の温泉です。奥座敷と言われる所以です。

片道一時間なら「奥座敷」なので運転してもいいけれど、そういう場所はなさそうです。それより遠いと嫌なので、さてどうしますか。


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2024年4月15日 (月)

匍匐性のタイムがほぼ満開

匍匐性のタイムがほぼ満開になりました。橙を植えてある植栽区画の下生えとして芝桜の隣に一年前に移植したのが、環境が合っていたのかどんどんと全方位に這うように蔓と葉先を伸ばして繁茂し、満開に近い状態を迎えました。花はボンボンみたいな球形で色は薄紫。八分咲きです。コモンタイムの小さい白い花のように存在感をわざと隠そうとしているのも同じタイムですが、この淡い菫色はそれとはずいぶんと表情が違います。

今年は桜で花見、タイムで花見と、花見で忙しい。

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半年前の2023年9月27日は以下のような按配でした。

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2024年4月12日 (金)

近所の、北海道産のようなアスパラガス

冷たい長雨などを理由にしばらく休憩していた速足ウォーキングを配偶者と再開したのですが、その途中で、もしかして我々は、今、北海道にいるのかと一瞬錯覚してしまいそうな立派なアスパラガスに出会いました。

もともとは農家であったと思われるお宅が、現在はおそらく自家消費用だけにいろいろな野菜を栽培していると思われる、そういう用途としては規模の大きい菜園の一画がその場所です。札幌の野菜売り場のサイズ表示だと2Lで、3Lに近い太さのアスパラガスも混じっています。はじめて歩くコースではないのになぜ今まで気が付かなかったのか不思議ですが理由はわからない。

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    速足ウォーキングの際中に出会った立派なアスパラガス

アスパラガスの収穫量が日本一の北海道では――熊本や佐賀が北海道に続きます――、立茎栽培でないタイプの露地栽培の収穫は四月から五月にかけて始まり、開始後一ヶ月くらいは収穫を継続します。また、立茎栽培の場合は、収穫するものと収穫せずに伸ばすものを上手に共存させると、収穫期間は春だけでなく初夏から九月くらいまで長くなります。だから上の写真のような景色を見て北海道の春の露地栽培だと勘違いしそうになったわけです。

プロのアスパラガス農家ではないので、売り物にするほどの本数でないのは当然だとしても、一本一本の姿かたちが立派なので、その場で売ってもらって夜の野菜サラダにしたいくらいでした。

瀬戸内でもアスパラガスは栽培されていて野菜売り場に地元産も並びますが、Sサイズも紛れ込んだMサイズが多く――だからサイズ表示はない――こんなに立派なアスパラガスが近所で育っているとはけっこうな驚愕でした。


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2024年4月11日 (木)

今年の橙(ダイダイ)は元気そうです

一昨年は橙(ダイダイ)実が数個収穫できしました。去年は芳香を漂わせる白い花も咲かず、したがって実もなりませんでした。しかし、今年は大丈夫そうです。

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二年前の引っ越し時に植えたのが元気な個体だったし、ご近所の庭にもきれいに白い花を咲かせ実をつける橙があったので、放っておけば大丈夫だろうとつい油断してしまいました。土の性質もそのままではそれほど合っていなかったようです。何よりも栄養不足でした。それが二年目は葉の色艶にも顕れました。しかしそういう葉でも若くて柔らかいととても美味しいらしくアゲハ蝶の顎の強い色鮮やかな芋虫はその新鮮なところをどんどんと齧ってしまいます。

橙は英語だとビターオレンジ(bitter orange)です。橙の白い花から採れる香りのいい精油をネロリと言います――オレンジの香りを柔らかい青みで包んだような上品な匂いです。イタリアやフランス、モロッコが主要生産地ですが、花をひとつひとつ手で摘むため、収穫に時間と手間がかかるし、たくさんの花からわずかな精油しか取ることができないのでネロリは非常に高価です。

下の写真はご近所のとくに手入れをしている風でもない庭で咲いていた橙の白い花です。撮影は2023年5月6日で、花がいちばん元気な満開の日を数日過ぎたあたりです。速足ウォーキングの際に出会いました。こういう花からネロリができる。秋の速足ウォーキングの時に遭遇する金木犀(きんもくせい)の芳醇な香りも捨てがたいけれど、橙の白い花はそれとは方向の違う優雅な香りを持っています。

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今年は我が家の橙も寒い頃の手入れが効いたのか、白い小さい蕾状のものが何十個も枝先からから現れました。下はそのひとつです。これからどうなるか、楽しみにしています。我が家での橙の利用方法は、黄色くなった実の果汁や皮で「ポン酢」や「マーマレード」を作ることです。

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2024年4月10日 (水)

匍匐性タイムはまだ蕾でこれから満開です

薄紫の花のひとつが八分咲きの感じで満開はまもなくです。あとは三~四分咲きのが二十個くらい、そして無数と呼びたいほどにも数の多い残りの花はまだ蕾の状態です。

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橙の下生えとして、遠慮がちな性格の芝桜の隣に、一年ほど前に別の場所から植え替えたのですが、土も気候も格段に合っていたのでしょう、この一年でどんどんと周りに前後左右に拡がりました。そういう種類の匍匐性(ほふくせい)タイムだったのか、あるいは、この個体が特別に元気なのか、どちらにせよ、グラウンドカバーとしての充実度は芝桜を凌駕しています。現在、隣で白い花を咲かせている芝桜がそのうち駆逐されてしまうのではないかと気がかりなくらいです。

立性(たちせい)のタイムが――コモンタイムなどですが――小さい花を目立たない風に咲かせるのを経験していましたが、匍匐性のタイムが、一般的にはそうだとは言い切れないとしても、これほどまでに多量に蕾を付けるとはまったく予想していませんでした。満開になればそのあたりは、領域が限定されているとはいえ、薄紫が横溢します。嬉しい誤算です。


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2024年4月 9日 (火)

久しぶりに在来種のタンポポと遭遇

先週の金曜に近所に花見に出かけた時に在来種のタンポポ(日本タンポポ)に出会いました。日本タンポポとは実に久しぶりの再会です。この記事は、札幌で暮らしている時分に書いたブログ記事「歩道にタンポポがいっぱい」(2015年5月21日)の続きのような内容になります。

手入れのいい700メートルの土の遊歩道を歩きながら道の両側の満開の桜や満開に近い桜、あるいは開花したばかりの種類の違う桜を楽しんでいるときに、遊歩道の周りの原っぱ風の緑の広がりの中に黄色いタンポポがずうっと粗密に連なるように咲いているのが眼に入りました。

春は桜の季節ですが、タンポポの花の時期でもあります。黄色い花が一面に開き、やがて白い綿毛に変わってフワフワと風に舞います。

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札幌もそうでしたが北海道で出会えるタンポポはほとんどが外来種の西洋タンポポで、日本タンポポを見つけたのは一カ所だけで、旅行中に立ち寄った猿払(さるふつ)というオホーツク海に面したホタテ貝の産地でした。

日本タンポポ(在来種)と西洋タンポポ(外来種)の違いは、花の下の総苞(そうほう)、あるいはガクが上向きに閉じていると在来種の日本タンポポで、ガクが反り返って下向きになっていると外来種の西洋タンポポです。下はネットからお借りしたその違いを説明した図です。

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花見の最中に出会ったタンポポは、総苞(そうほう、ガク)が上向きに閉じていました。たしかに在来種の日本タンポポです。ちょっとうれしくなりました。

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下の写真は札幌の元気な外来種、いわゆる西洋タンポポです。撮影は2018年。瀬戸内に似合うのは、和菓子が和三盆の産地である瀬戸内になじむように、タンポポだと日本タンポポです。一方、北海道の風土に溶け込むのは西洋タンポポです。ミルクやバターやチーズなどの外来食材の生産が盛んな北海道では、デフォな菓子は洋菓子です。札幌の洋菓子のレベルはとても高いし、獲れたての牧場直送ミルクを使った濃厚なソフトクリームの旨さは札幌のカフェ以外では味わえない。そういう環境では、タンポポも、英語でもドイツ語でも「ライオンの歯」と呼ばれている西洋タンポポが似合っているようです。

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2024年4月 8日 (月)

年に一度はお花見を

花見なしの春は侘しいので、今年も先週の金曜日に近場の桜並木を歩きました。去年は桜の名所のひとつとされているところのやや遠くの低い山まで足を延ばしましたが、今年は、車に乗って出かけるという意味では同じだとしても、もっと近くにしました。土曜と日曜は雨模様という天気予報だったので、金曜以外の選択肢はありません――結局天気予報ははずれ、土曜日曜に雨は降りませんでした。

すぐ近所のお宅の庭先に早咲きの桜の樹があります。白い花です。桜桃(さくらんぼ)ではありません。桜です。また歩いて三分くらいのところの道路際に普通の大きさの枝垂れ桜がぽつんと一本あり、枝垂れ桜は開花時期がソメイヨシノなどよりも早いので、花見は一週間前から十日前に済ませたとしてもいいのですが、配偶者はそういうのは花見とは言わないというので、ほぼ満開の花の並木の下を歩くことになりました。

現地の案内板によれば「ソメイヨシノ、カワズザクラ、ベニシダレザクラ、オオシマザクラなど季節ごとに咲く11種類560本の桜が全長約700mの遊歩道内に植えられています」。座ってくつろいでお寿司を食べている三世代の家族連れもいれば、昼休みを利用した会社員などが仲間連れでその遊歩道をゆっくりと歩いていたりしていわゆる「お花見」の光景ですが、花の下での酒宴は見かけませんでした。禁止されているわけではありません。酒宴で出たゴミはきれいに持ちかえればそれでいい。

桜の花の下では、あるいは背の低い桜の枝のそばでは、以前の京都の仁和寺の境内がそうであったように酒肴がないと春が始まりませんが、去年の四国東北部の桜名所でもお弁当とお茶の花見客はいても酔った顔は見かけなかったようです。それぞれに車で来るので、ゴザを敷いて手作りお重と日本酒でいい気分になるというわけにはいかない。花見のない春はもの足りない。酒のない花見はもっともの足りない。だからそういう花見を花見とは言いたくないけれども、タクシーをその一部とする公共交通機関の乏しい地域ではそういう花見で我慢するしかなさそうです。

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2024年4月 5日 (金)

アスパラガスの新しい茎が出てきたので立茎栽培の準備

アスパラガスの栽培方法には二種類あります。北海道ではなんにもない平らな地面からアスパラがニョキニョキと顔を出す「刈取り方式の露地栽培」が主流で、もうひとつは、北海道以外の地域で盛んな方法で、これも露地栽培には違いないのですが「立茎(りっけい)栽培と呼ばれています。

立茎栽培は、その生育イメージから竹藪(たけやぶ)方式と呼んでもいいとして、この竹藪方式が北海道でも以前と違って一部の地域では盛んになっているようです。理由は、より長期間、より多くのアスパラガスを収穫できるからです。

アスパラガスはまず春に収穫するのですが、その時に少量のニョキニョキを収穫し残りはそのまま伸ばしてやると、伸びたアスパラガスはボーボーとした状態のやわらかい竹藪のようになり(これを親茎という)、その竹藪(親茎)の下の地面から伸びてきた若い茎(これがいわゆるアスパラガスで我々はその部分をサラダなどで食べている)を、夏から再び収穫します。竹藪(親茎)が活発に光合成を行い株に養分が蓄えられ、新しい茎(アスパラガス)の成長を促すので、収穫期間は長くなり、全体としての収量は増加します。

「癒し憩い画像データベース」の中に立茎栽培中のアスパラガスの動画(29秒)があるので引用させていただきます(画像ID:95793)。竹藪方式と呼んだ理由がお解りになると思います。

我が家のアスパラガスも立茎栽培です。昨年春に苗をはじめて四株植え、夏には下の写真のようなぼうぼうな状態になり、食材用途のアスパラガスの収穫も少しはありました。一株は具合が悪くなったので秋に三株を残して翌春に備えました――地上部分をわずかに残して刈り取り、わずかに残った地上部分も虫除けのためにバーナーで焼却。

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翌春になりました。つまり今年の四月です。じわじわと拡がりつつあるオレガノの隣から冬を地下で過ごしたアスパラガスの株から春の新芽というか春の若い茎がひょろひょろと顔を出し始めました。このひょろひょろが大きく柔らかい松葉のように成長するまで――つまり数多くの親茎が揃うまで――柔らかくおいしそうな茎を食べる欲望を抑え込みながら育てます。

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2024年4月 4日 (木)

暖かくなると大葉は自家栽培

大根の細切りでもワカメでもいいとしても、刺身のツマはやはり大葉(青紫蘇)です。レンコンで鶏のひき肉を挟んで焼いたのを大葉で包むと旨さが引き立ちます。

一昨年の夏は、青紫蘇も赤紫蘇もインゲンもイタリアンパセリも育てていて、赤紫蘇は梅干し作りの素材だとしても、それ以外は日々の料理に使いました(すぐ下の写真、手前からペパーミント、インゲン、青紫蘇)。昨年は紫蘇類は栽培しなかったのでもったいない年でした。今年は大葉(青紫蘇)を育てます。大葉(青紫蘇)は自家栽培ものに限ります。

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青紫蘇は鉢植えでも土がよければ、そして摘芯をこまめにしてやれば脇芽が出て倍々ゲームで葉を増やします(写真は札幌で鉢植え栽培をしたときの青紫蘇の様子)。地植えだとさらに活発に育ちます。

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三月末に青紫蘇の苗が売り出されたそうなので早速買ってきました。苗は二つです。摘芯の繰り返しで茂るように葉を増やしてくれるので、そうなっても互いにぶつからないように二つはけっこう離して植え付けてあります(スマートフォンの写真だと距離感が出ませんが)。

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2024年4月 3日 (水)

なぜかコンスタントに読まれている「高いお米、安いご飯」の記事がある

「高いお米、安いご飯」というブログを書き始めたのは2010年の1月で、いちばん最初の記事をアップしてから14年が経過しました。土曜・日曜と祝日そして正月を除いてほぼ毎日書き続けているので記事数もけっこうなものになります。テーマは「北海道フードマイスターです。食べものと食べることと経済・マーケティングの交差するあたりを食から見た健康という視点も交えて考えます」ですが、当然それ以外の雑談風や趣味の雑感も含まれています。

ある時期にそれをアップして以降、季節の推移も関係なく、コンスタントに読まれ続けている記事があり、そのひとつが「郵便物の厚さ制限と郵便ポストの投函口の厚さに関する雑感」(2018年10月 1日)で、もうひとつが――これは書いた本人にとっても意想外な結果なのですが――「サンスクリット語のアルファベットと、仮名の五十音」(2015年10月30日)です。

「郵便物の厚さ制限と郵便ポストの投函口の厚さに関する雑感」がなぜ頻繁に読まれるかはそれなりに納得できます。

書類や本の郵送にも便利なレターパックだけでなく、蚤の市サイトの登場と拡大で、最近は本や薄い衣類を気軽に安価な郵便物として投函できるようになりました。

投函口の大きい最新の大型郵便ポストが近所にあるとは限らない。歴史の違う、したがって種類の違う郵便ポストが同居しています。郵便物を用意してみたものの、投函口に入らなかったというような経験をお持ちの方は、そういう情報がまとめられたものがあれば参照したい。それで、他に同じような情報源はあるにしても、この記事へのアクセスが安定的に多いのだと考えています。

しかしわからないのが「サンスクリット語のアルファベットと、仮名の五十音」です。どういう人たちがこの記事を読みに来るのか。学生が一時の気まぐれで、あるいは宿題や課題の答え探しのために、ある季節に集中して当該記事にアクセスするというのは考えられるとしても、年にも季節にかかわらすコンスタントにアクセスがあるという事態のその背景が見えてきません。

ぼくは、「ギリシャ語入門」「ラテン語入門」や「サンスクリットの基礎と実践」といったタイトルの本の入り口部分を、英語の書物や仏典・仏教関連書籍――仏教関連は現代日本語に訳されたものであっても――を読むのに役に立つと考え、若い頃に、独学でよろよろと読み齧ったことがあります。また主にラテン語の語源が簡潔に説明されている「語源英和辞典」などは英語の単語の語源を調べたいときや確認したいときには頻繁に参照していました。しかし、そういう趣味や傾向の人たちが多いとは思わないし、そういう人たちがこの記事を読みに来るとも考えづらい。

しかし、なぜ五十音は「あいうえおかきくけこ・・・」という並びなのか、なぜ「あかさたなはまやらわ」という順序なのか、そういう五十音の背景の根拠が気になる人たち(高校生や大学生)が毎年一定数は季節にかかわらず新たに現れるらしいということにしておきます。

ともあれ、仮名四十八文字の全部が重複なく使われている「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず」は誰の手になるのかはわからないとしても美しい。


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2024年4月 2日 (火)

近所の鳥・獣・虫・魚

三月下旬に印象的だったのは、ゴミ出し場近くの原っぱの十数匹のモンシロチョウと、最初の耕起を終ったばかりの近所の田んぼに集まった数十羽以上の小鳥の群れです。

新しい緑で溢れた原っぱをモンシロチョウが不思議な飛行曲線を描いて飛び続けます。目勘定で十数個の白いのがひらひらと舞っている。途中で休憩するのは柔らかそうな葉にやがて芋虫になるところの卵を産み付けているのでしょう。その作業が終わると愚図な一部を残してどこか次の場所に集団でさっさと移動していきます。

モンシロチョウの芋虫は可愛らしい緑で、顎が特別にしっかりとした図体の大きい色鮮やかなアゲハ蝶の芋虫とは違いますが、ともに柑橘系の植物が好きで、放っておくとそのうちレモンや橙の若い葉が虫食いだらけになる予定です。

耕起の終わった田んぼでは百舌鳥(モズ)によく似た大きさの小鳥――おそらくモズ――が集団で餌を啄んでいます。前夜の豪雨に近い雨のせいで田んぼは水溜まり状態ですが、そういうのは気にならない様子で食事に集中しています。ハクセキレイもその周辺でモズたちの邪魔をしないように土の表面に這い出てぼんやりとしている虫(おそらく)を食べています。足の長い小柄なハクセキレイはそういう作業中もモズと違って決して群れをつくらずせいぜいペアを組むくらいです。独立独歩の精神の小鳥なのでしょう。

蝶々の芋虫をそういう鳥が啄んでくれると嬉しい限りですが、そうはならない。モズはヘリコプターのようにホヴァリングが得意なのでその気になれば狩猟採集は簡単なのに、グルメなのか蝶の芋虫を美味しいとは思わないらしい。


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2024年4月 1日 (月)

ローズマリーは順調に育っているようです

こうやって較べてみると、二週間でローズマリーの新芽が葉の形になって徐々にではあっても確かに伸びたようです。葉の色も陽に当たったためか濃くなってきました――撮影位置や撮影角度などが一定していないのできちんとした比較にはなりませんが。

左が2024年3月13日、右が2024年3月29日。種類は上から順にトスカナブルー、マリンブルー、インガウノ。よく似ているので名札なしだとそれぞれの違いはよくわからない。

今年の三月中旬と下旬は春の冷気に春の長雨が重なり苗にとってはいい環境ではなかったと思いますがしっかりと根付いている雰囲気で、ご同慶の至りです。

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