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2024年4月16日 (火)

気軽に温泉に行きたい

配偶者もぼくも久しぶりに温泉に行きたくなりました。しかし遠くの温泉地は気が進まない。

札幌中心部で暮らしている人が所在地は同じ札幌市内ではあるところの定山渓(じょうざんけい)温泉で肌に心地いい湯と美味しい和風料理を楽しむのを「気軽に温泉に」行くことだとします。なお、ここでは「温泉」とは熱い湯が湧き出ていてかけ流しのできるところで、冷たいのを無理やり温泉に仕立て上げたような場所は、役所の定義は別にして、温泉とは呼びません。

札幌市街地から定山渓温泉までは二十五キロで、車なら四十五分程度のドライブです。石山通りと呼ばれている国道230号をまっすぐ行けばそのまま到着します。しかし、たとえば冬に雪と氷の道を自分で運転するのが嫌な場合は懐に余裕があればタクシーでもいいし、そうでない場合は泊まりたいホテルの送迎バスがたいていは札幌市街地の便利な場所から利用できますが、いずれにせよ一時間くらいで「気軽に」宿に着く。

東京で暮らしているかたが箱根や熱海の温泉で寛ぐことは、それと較べると気軽ではありません。手近な駅から新宿や品川・東京を経由して公共交通機関(電車を乗り換えて、そして徒歩ないしタクシー)で目的の温泉宿まで簡単に辿り着けますが、時間がかかります。気軽に一時間くらいでは行けません。そういう意味では札幌市民にとっての登別温泉です。登別温泉はいい湯だけれども定山渓温泉ほど気楽に足を延ばせるわけではない。

今住んでいる四国東北部には、公共交通機関で「気軽に」行けてゆっくりと愉しめる「温泉」地は残念ながら存在しません。

しかし、往き(あるいは復り)の所用時間を三時間半くらいまで延長すると、四国の中では愛媛県松山市の道後温泉があり、交通手段としてはJR特急が便利です。瀬戸内海を橋で渡るルートもよしとするなら兵庫県神戸市の有馬温泉が候補に挙がります。有馬温泉は所要時間が道後温泉よりもやや短いのですが、高速バスはいいとしても複数回の電車の乗換が面倒くさい感じです。どちらも古くからある風情のある温泉ですが、一時間で行ける手軽さはありません。自分で車を運転するとなると、途中の休憩なしで、道後温泉は約三時間、有馬温泉は約二時間のドライブです。

定山渓温泉の所在地は「札幌市南区」で、有馬温泉は「神戸市北区」。札幌市民にとって定山渓温泉が近くの静かな山の中にある温泉であるように、有馬温泉は神戸で生活する人たちには手軽な裏山の温泉です。奥座敷と言われる所以です。

片道一時間なら「奥座敷」なので運転してもいいけれど、そういう場所はなさそうです。それより遠いと嫌なので、さてどうしますか。


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