経営とマーケティング

2021年2月25日 (木)

家庭用のガス衣類乾燥機を使ってみたい

処処の理由から使い続けていますが、これほど着実に機能不全状態を呈する製品も珍しい。配偶者の経験にぼくの感想(修理の相談や電話などはぼくの役割なので)を付加するとそういうことになります。長年の使用経験からすると製造会社とは関係なさそうです。構造的なものだと思います。斜めドラム式の洗濯脱水乾燥機のことです。ドラム式でなくタテ型のものはもっとひどいらしい。

そういう背景があったためか、そういう認識がじわじわと浸透してきたためか、家庭用のガス衣類乾燥機が人気だそうです。

家庭用のガス衣類乾燥機は製品としての存在年数は35年(と少し)と相当に長い。つまり安定的な需要のある地味な商品だったようです。しかし、何が原因なのか、少し前(2019年)に大容量対応(といっても家庭用なので8㎏)の新製品が登場したのがそのきっかけなのか、某メーカーの家庭用ガス衣類乾燥機が急に人気商品となったそうです。

配偶者がいろいろと調べていたので、ぼくも気になって調べてみると、初期投資にそれなりにお金(製品や工事)はかかるとしても、壁の工事があるので導入不可の家庭があるとしても、それからガス代(都市ガスやプロパンガス、北海道は都市ガスは普及していない)と電気代とどちらが高いという議論があるとしても、同量の衣類が電気ヒートポンプ式の全自動洗濯乾燥機の乾燥時間の3分の1で済むというのは(時短効果も含む)長期コスパを考えるとなかなかのものです。

配偶者の強い要望もあるので、それからぼく自身も定期的な修理依頼や定期的な買い替え出費にいささかうんざりしているので、今後の検討項目ではあります。


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2021年2月22日 (月)

とても小さい活字の文庫本を何冊か処分

先週、古い文庫本を20冊くらい処分しました。古いので捨てたのではなく、もう読み返すこともないと判断してゴミ扱いをしたのでもありません。購入してざっと目を通しその後僕と一緒に何度か引っ越しをしながら本棚で座り続けていた単行本や著作集を30年ぶりに読み返すといった事態は(しばしばではないにせよ)それなりに発生します――何かの物理的ないしはその他の都合で捨てていなければ。

その処分した20冊というのは、文庫本(岩波文庫・新潮文庫・中公文庫・ハヤカワ文庫など)と新書版(岩波新書・中公新書・講談社現代新書など)だけを集めてある本棚に並べてあったとても活字サイズの小さい、従って紙の色も経年変化した文庫本の小説類です。読めなくはないけれど、たとえば読み返すかもしれないし参照用にも保管しておきたい(たとえば、プラトンの「饗宴」、あるいは「古事記」)という種類の文庫本ではない。

伊丹十三「女たちよ!」(文春文庫)はなかなか刺激的なエッセイ集です。出版年が古く、処分した小説と同じように驚くほど小さい活字が並んでいます。電子書籍があると思うので捨ててもいいのですが(註:電子書籍はなさそうだが、文庫の新版はあった)、茶色くなった紙も含め懐かしい内容なのでとってある。

以前は新聞紙の活字もとても小さかったのがある時期から各全国紙で大きく読みやすくなりました。金融情報などが満載の日本経済新聞だけが抵抗を続けていたのが抵抗しきれなくて、全国紙では最後に大きな活字に移行したと記憶しています。調べてみると、大きな活字になったのは、毎日新聞が2007年末、朝日新聞と読売新聞が2008年春、日本経済新聞はよくわからない。

そのあたりから文庫本の活字の小ささの不愉快が目につき始め、従って文庫本の出版社もその前後から大きめの活字の文庫本に方向転換したのだと勝手に考えています。

手元にあるワイド版岩波文庫の「聊斎志異」(上下)の出版は2010年、「華国風味」(青木正児著)は2001年です。「ワイド版岩波文庫」や「講談社文芸文庫ワイド」(たとえば吉田健一著「絵空ごと・百鬼の会」)がぼくは好きだとしても需要がないのか出版本数が少なく人気のないのは最初の印刷だけで廃版になってしまう。活字を読者が好みの大きさに拡大できる電子書籍という選択肢もありますが、電子書籍よりも紙の中古本です。ぼくは実用書や実用書風以外は電子書籍をあまり歓迎しないので。

 


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2021年2月19日 (金)

日経平均が3万円

ただのつまらない感想です。日経平均が3万円を超えて金融メディアは姦しいみたいです。日経平均が前日比でプラスになっている日に主要銘柄の株価を拝見しても必ずしも同じ方向には動いていません。逆に日経平均が前日よりも下がった日に、プラスに転じる銘柄も多い。

不思議な現象だと思って適当に各企業の株価を眺めていたら、取引単位が1000万円の株が目に入りました。とても大雑把に言うとこの株の株価の動きが日経平均を左右しているように見えます。取引単位、つまり株を買ったり売ったりする最小単位が1000万円ということは普通の個人投資家は手を出せない、そんな金額です。

そんな株に手を出せるのは資金の豊富な機関投資家だけです。日経平均やその他の指数をいじって、指数の取引で儲けているのでしょう。札幌だと建設業界は活況を呈していますが、それ以外で景気がいいという実感がない時の日経平均3万円というのは、おそらくプロの指数ゲーム、オプション取引ゲームの結果なのでしょう。

 


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2021年2月16日 (火)

5G用の工事を見かけるようになった

スマホに「5Gで通信中」とかなんとか――正確には憶えていませんが――、そんな表示が出たのは、札幌ではない場所で、今まで一度だけです。

そういう眼で札幌市内の商業ビルや集合住宅(とくに賃貸の集合住宅)を眺めていると、レンタルしたと思われる巨大なクレーン車が新しいアンテナを屋上まで吊り上げ、3人がかりで設置作業(と古いアンテナの撤去作業)を行い・・・、といった光景が視界に入ってきます。これを全国の主要地域で次々とこなすとなるとインフラ整備にけっこうなお金がかかることは想像に難くない。

政府からのケータイ通信料金の値下げ圧力と業界内の値下げ競争と、その間をより良いコスパを求めてベンダーを気儘に移動する若いユーザーというのが5G絡みの図式で、だから「【重要なお知らせ】で始まるマーケティングメール」が若くはないぼくにも届くことになります。

5G対応ではありませんが、通信インフラには小さい保険をかけていて、その小さい保険とは何かというとモバイルwi-fiルーターです。保険なので月掛け費用が発生します。東北でそれなりに大きい地震がありましたが、停電や普段使っている通信回線に輻輳(ふくそう)が生じて身動きが取れなくなった場合に役に立ちます。充電状態の確認を兼ねて短時間ですが定期的に使ってやります。


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2021年2月15日 (月)

サツマイモの糖度と味わいとその好み

米(コメ)だと現在のデファクト標準は「コシヒカリ」やその系統の米(北海道米なら「ゆめぴりか」、山形米なら「つや姫」)で、甘くて白くて粘り気が強い。ざっくりと言うと糯米(もちごめ)風味がいっぱいの粳米(うるちまい)です。そういうコメじゃないと消費者需要がありません。1979年くらいからそうなってきました。だから、昔風の粳米(昔といっても数十年前ですが)で当時は一世を風靡した「ササニシキ」もその人気は凋落し、今では一部のファンを除いては見る影もないようです。

我が家は、昔風の粳米(うるちまい)が好きなので、とてもマイナーな品種ですが、北海道産の粳米が常食です。たまに、人気の「甘くて白くて粘り気が強い」品種を食する機会がありますが、美味しいとは思わない。まあ、好みの問題です。

なので、サツマイモも味の好みの問題ということになりますが、サツマイモの好みのコメの好みと似ていて、「サツマイモは美人の鳴門金時」や「蔵出しの鳴門金時が夜10時に届いた」で書いたように、我が家はもっぱら「鳴門金時」です。焼き芋としておやつとしても楽しみますが、サツマイモの食べごろの季節は野菜サラダやスープとしても頻繁に味わいます。

Photo_20210211180501  鳴門金時

トレンディーとされるサツマイモも2~3種類オーブンで焼いて試しに口にしてみましたが、また食べようとは思いませんでした。なぜか。

ねっとりとし過ぎているからです。鳴門金時のようなホクホク系はコメだとササニシキのような粳米(うるちまい)に近く、トレンディーとされるねっとり系はコシヒカリを通り越して糯米(もちごめ)に近かったからです。

ネット記事に以下のようなサツマイモの甘味と味わいの比較表がありました(「品種別 サツマイモ比較表」)。現役のサツマイモ生産農家がこの比較表の作成をお手伝いしたようです。別の所には品種ごとに測定糖度を表記した一覧もありました。両者は必ずしも一致しませんが、「ねっとり系」はねっとりとしていてとても甘い、とは言えそうです。

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                          Photo_20210211161901 

「ホクホク系」が好きな人は「ねっとり系」を評価できないし、「ねっとり系」を美味しいと思う人は「ホクホク系」をパサパサしていて味気ないと思う。おそらくお互いに「蓼(たで)食う虫も好き好き」と考えているのでしょう。


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2021年2月10日 (水)

【重要なお知らせ】で始まるマーケティングメール

タイトルが【重要なお知らせ】で始まるメールが、おそらくひと月くらい前から毎日のように届くので、うるさいなあと中を見ることなく反射的に消していたのですが、先日、ふと中身が気になって目を通してみたら、最近の競合状態(つまり特定の領域での値下げ競争)の激化を反映してか、特定のオプションサービスの内容の充実と同時にそのサービス値下げのお知らせでした。

ぼくのスマホは電話やインターネット通信に関して、一台は安定した大手業者とそれなりにいろいろなサービスを付加して契約。もう一台は電話やインターネットに関して限られたサービスを大手三者以外のところと、一台目の大手よりは当然のことながら安く契約しています。

ところが、最近、大手三者の間で(大手四社というには四社目が小さいので大手三者としますが)、子会社や関連会社も巻き込んで、価格競争が激化してきました。激化に至る最初の一突きは政府から出ましたが、一般ユーザーにとってはサービス価格の低下や同じような価格でサービス内容が充実するのは悪い話ではない。

二台目のスマホは、通信が主で電話は副でしたが、最近、回数は少ないにしても、一回の通話時間が長い電話がその二台目で増えてきました。やや込み入った話や難しい話、同じページ数の多い資料を見ながら進める話、時間をかけないと先に行かない話はどうしても通話時間が長くなります。メールや短いメッセージの交換や5分間の電話では埒が明かない。つまり、電話代も契約時の想定よりも想定以上に高くなってきた。ぼくは短い電話を頻繁に掛けるタイプではないし、そういうニーズも持っていないので、そういうニーズをターゲットにしたサービスはぼくには魅力がない。

そういう状況で、タイトルが【重要なお知らせ】で始まるメールです。この値段なら、そのオプションサービスを追加してもコスパ的には結構いいかもしれないと思える価格です。迷わず契約しました。普段はほとんどスルーするプロモーションメールもたまには役に立ちます。

 


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2021年2月 4日 (木)

あるホテルのスポーツジムのマーケティング

ある札幌市内のホテルがホテル内で運営する会員制のスポーツジムというのかフィットネスクラブというのかの新規会員募集案内チラシが郵便受けにポスティングされていました。「新規会員募集中、新春入会&体験キャンペーン」という見出しがあり、その間は、入会金も通常よりは安くなっています。

会員をそれほど集めるところではないと思うので売上金額はそれほど多いとは思わないけれど利益率は高いレベルで安定していると考えると、現在のコロナ不況下ではこうしたスポーツビジネスにも依存したくなる。

札幌のホテルは内外の観光客(とくに外国人観光客)やビジネス関係の宴会やパーティーが収入の源泉ですが、観光客の宿泊や食事、宴会やパーティーの売り上げが減少し低い水準で推移する中でなんとか定常的に売上額と利益額を確保しようと思ったら、今まではホテルの付属品扱いだったと思われるスポーツジムが急に輝き始めたのでしょう。

札幌ではそれなりの年数を経たホテルなので、そのフィットネスクラブに若い人が大勢集まるとは思われないとしても、コロナという理由だけでなく、とくに雪の札幌で気儘な外出ができない不満を、感染防止策や衛生基準の明確なタイプのスポーツクラブで運動したいと考える中高年や高齢者は多いと想像できます。そういう層を深掘りする形で開拓しているのかもしれません。コロナの季節の地味なマーケティングです。


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2021年1月29日 (金)

マスクとパルスオキシメーター

動脈血の血中酸素飽和度(SpO2)を指先で測定する小さな測定器を、パルスオキシメーターと呼んでいます(原理上というか製品特性上、同時に脈拍数も測定するので「パルス」「オキシ」メーター)。ぼくの古い常識だと、これは手術室や病棟、あるいは救急車の中でしか使わないコンパクトな医療装置ですが、介護や新型コロナの感染拡大で、どうも、体温計や血圧計と同様、介護医療・家庭医療や健康維持のための必需品になってきたみたいです。

血液中の酸素が不足すると、たとえば脳に血液が数分間循環しないと、植物人間になっていまいます。だから、酸素が十分に動脈に行き渡っているか、それを酸素飽和度(ギョーカイの人はサチュレーションという用語を使いますが)で示して安全であることを確認します。

多くの人が購入に殺到しているというので、いくつかの通販サイトを覗いてみました。

まともな製造会社のまともな製品は売り切れ状態で、すぐに買えるのは、以前のマスクとまったく同じ状況で、いつ耳紐が切れるかもしれない(あるいはすぐに切れてしまう)粗悪な中国製のようです。製造国が中国なので悪いというのではなく、ひどいスペックの粗悪品を製造販売するのを得意とする業者が中国には少なくないということです。

電池で動くある種のデジタル機器なので、そういうモジュールを入手して組み込んで華やかな色合いの製品パッケージにしたら、すぐに売り出せます。耳紐と同じで、測定値が正しいかどうか、すぐに故障するかどうかは買って使ってみないとわからないし、製品保証もどうなっているのかわからない。それなりの見栄えであっても安いのは2000円以下なので、まあ、そういうことなのでしょう。不織布マスクと同じような現象が市場を推移して、そのうちどこかに落ち着きます。

 

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2021年1月27日 (水)

下が凍っていても、その上に深い雪の日はスポーツ用品メーカーのブーツ

地面が冬日(最高気温が氷点下)の連続で硬く凍っていて、その上に、札幌らしくなく、たとえば新潟のように雪が朝からしんしんと絶えることなく降り積もってとても深い日はスポーツ用品メーカーの雪用ブーツに限ります。

そういう日はそういうのを履かないと、電車や地下鉄の駅やバスの停留所まで歩くのが大変です。男性のスーツには向いているとは思えませんが、女性ならスーツのような仕事着でも変ではない(実際はダウンコートを着てマフラーをし帽子もかぶっているので外からスーツは見えないにしても)。職場では環境によって室内履きやその他の靴に履き替えることになりますが、雪国や寒冷地にはその地域の「ドレスコード」「履物コード」があります。

先週末の深い雪の午後に配偶者と美容室に散髪に行ったときは、彼女も僕も同じスポーツ用品メーカーの雪用ブーツに足を通しました。ややきつい感じの入り口からスポッと足を挿し入れると、中はゆったりと柔らかく足を包み込む感じで足先まで温かい。配偶者が先に買い、ぼくが後を追いました。写真のブーツがそれです。

靴底は、滑らない素材を滑らない模様に加工してあるみたいです。靴底部分は一体成型なので、普通の雪用の革ブーツと違って、慣れるまでは――すぐに慣れるにしても――やや違和感があります。配偶者が履いている女性用は、男性用よりも、靴底がより繊細な滑り止め素材を組み合わせてあるように見受けられます。しかし、凍った歩道や氷が固まったような道路では男性用も女性用もグリップ力が不足しており、つるつる滑ってひっくり返りそうになります。アイスバーン状態には向いていません。しかし、雪の積もった歩道ではよく映えます。

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2021年1月25日 (月)

蔵出しの鳴門金時が夜10時に届いた

正確には午後9時50分でしたが、氷点下の冬の夜のこういう時刻に玄関チャイムが鳴ると何事かといささか驚きます。業務用の貨物運送を得意とする会社の宅配便でした。届けてくれたのは中年の女性担当者。深い雪でも大丈夫な、そして運転にも差し支えないような作業用ブーツを履いています。

コロナで宅配便の需要が以前よりもさらに伸び、雪と凍結で運送環境も悪く、その日の配達予定分を通常は最終配達時刻であるところの午後9時までにこなせなかった。我が家の荷物は9時までに処理できなかったもののひとつで、配送ルートの都合で10時近くになったのでしょう。

「遅くなったので来る前にお電話しようと思ったのですが、伝票に書いてなくて、申し訳ありませんでした」
ぼくは伝票にハンコをつきながら
「気にしなくていいですよ。とてもお忙しそうだから」

届いたのは、待ち望んでいた「蔵出しの鳴門金時」、サツマイモです。蔵出しというのは収穫した鳴門金時を温度と湿度を管理した倉庫で数か月保存したもの。食欲をそそる大振りな外側の器量のいい赤紫色は言うに及ばず、加熱した時の黄金(こがね)色の中身のホクホク感と甘さが別ものになっています。こうすることで収穫期以降も美味しい鳴門金時が味わえます。蔵出しサツマイモは、1~3年からものによっては10年も寝かせて熟成させる北陸の「蔵囲い昆布」ほどの大きな在庫維持費用はかかりませんが、数か月分の在庫管理コストは価格に反映されているようです。

家庭での最適保管温度は13℃くらい。オーブンでじっくりと焼いて野菜サラダの一部にするのが我が家の好みです。

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関連記事は「サツマイモは美人の鳴門金時」。


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