経営とマーケティング

2020年7月 8日 (水)

美容業界のモビリティ

美容業界のモビリティといっても、私的でミクロな視点の話です。

ある美容室にお世話になって10年になります。同じ美容師(ヘアスタイリスト)に配偶者とぼくの両方のカットを担当してもらっています。現在の美容師はそのお店では3人目の担当者です。この10年で3人目という意味です。その3人目の男性美容師が今月半ばから仲間といっしょに、彼らを雇う形で自分の美容室を始めます。

最初にぼくたちの担当だった男性の美容師も、そのあとぼくたちの担当になった(そのときはこちらが指名した)女性美容師も、お付き合いはそれぞれ3年と少しくらいでした。二人とも独立したからです。

最初の担当美容師は初めてお会いした当時32歳から33歳くらいの男性で、3年ほどお世話になったあと、今まで働いていた店と競合しない程度に離れた場所に経営者としてお店を開店しました。銀行からの借り入れの話をうかがい、札幌商工会議所が提供している無料のエリアマーケティングツールなどについてお話しした記憶があります。開店時の従業員は二人です。雪の中を開店のお祝いに行きました。

二番目の担当は20歳代後半の女性で、彼女も30歳くらいのときに友人の女性ヘアスタイリストとお店と家賃などの固定費をシェアする形でビジネスを始めました。それぞれに自分の顧客を持ち、シャンプーなどを担当するアシスタントは置きません。彼女はお世話になっている時から、年に2回くらい、それぞれ一週間ほどヨーロッパに臨時仕事に出かけていました。ファッションショーかなんかの髪の担当で道具のぎっしりと詰まった重い専用トランクをゴロゴロ押しての旅だと聞きました。そういう仕事に関してお店とどういう折り合いをつけていたのかは知りません。東京で開催される講習にも定期的に参加していましたが、東京は空気が汚いというのが毎回の彼女の感想です。

三番目の担当は現在30歳代後半の男性で、今月から開業するのはその彼です。彼にも三年くらいお世話になりましたが、散髪中は食べものや食べもの関連のイベントが話題になりました。ゴルフを始めたばかりでお好きだったので、ぼくが捨てずに置いた未使用のボールや木製のティーをけっこう大量にプレゼントしました。「ボールにこだわりがなければ使ってみてください」

三人ともそれぞれ中央区と呼ばれる札幌の中心部で事業者として働いており(ひとりは独立したばかりですが)、今回の新型コロナウィルス騒動で収入減や臨時の追加費用の発生で苦しんだはずです。時節の挨拶を兼ねた手紙でも書いてみますか。


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2020年7月 3日 (金)

詐欺もどきの(と言うと失礼かもしれないが)、意味不明瞭な発表

経済効果などに関する政府(関係官庁)の発表でよく使われる手のひとつに、大きそうな経済効果の金額だけを提示して、それが1年間での経済効果なのか、10年間という長期での経済効果なのかについては、当該発表の中では明らかにしないというのがあります。

読む方は1年をデフォ期間と考えますが、発表当事者は10年を想定している。10年でその金額なら別に経済効果云々というほどのこともない些細な金額です。たしか、TPP議論が盛んなときにそれを積極的に推進する担当官庁が使った手だと記憶しています。

今回もマイナンバーポイント制度に関して、同じ手の、よく考えると何を言っているのかよくわからない発表、換言すれば詐欺もどきの発表に出合いました。

ニュース記事(時事通信 2020年7月1日)によると

《マイナポイント(マイナンバーポイント)制度は、消費者がスマートフォンのQRコードやクレジットカードなど決済手段を一つ選んでマイナンバーとひも付け、買い物額の25%分を還元する。上限額は5000円。》

その理由は

《6月末までの「ポイント還元」制度では複数のキャッシュレス決済サービスが利用できたが、マイナポイントでは1人一つに限られるためだ。》

これを読むと、買い物ごとに、毎回、買い物金額の25%を還元、ただし上限額は5000円、と解釈してしまいます。つまり、2万円の買い物を月に5回すると、その月の還元額は10万円の25%で2万5000円(上限額の範囲内)。

しかし、同じ記事に

《マイナポイントに必要なマイナンバーカードの普及率は低く、「5000円程度の還元で消費者がマイナンバーカードを取得するとは思えない」(決済事業者)との声がある。》

とあるので、5000円還元は一度限りのようです。

なぜ、「5000円還元、ただし一度限り」と明記しないのでしょうか。そんなものに訴求力がないのは当事者もよくわかっているのでしょう。だから、失礼を承知で言えば、詐欺もどきの発表内容になる。


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2020年7月 2日 (木)

葉付きの有機栽培ニンジン

札幌近郊の農家で収穫された葉付きの有機栽培ニンジンです。ご近所野菜コーナーに並んでいました。このニンジンを作った栽培農家は、野菜はどれも味がいいので我が家では有名。有機栽培なので葉もおいしくいただきます。

このセリ科の野菜は、茹でると葉も茎(の細い部分)も柔らかくなるので、おひたしにします。胡麻和えがおいしい。春菊のおひたしを食べている雰囲気です。

茎の太い部分は、臥薪嘗胆(がしんしょうたん)みたいなものを体験したい方には向いていますが、食べものとしてはお勧めではありません。

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2020年7月 1日 (水)

日帰りバスツアーとマイバッグと赤梅酢

この三つは普段はお互いに関係あるとは思えないのですが、新型コロナウィルスが底にあると繋がってきます。

日帰りバスツアーの案内が紙媒体でもメールでも頻繁に届きます。以前七月上旬に積丹半島を巡る「ごはんの見えないウニ丼ツアー」に配偶者と参加したからです。旅行会社はこの三カ月はほとんど開店休業状態だったと思うので旅行会社もプロモーションに懸命です。

しかし、潜在顧客の一人としての意見を述べると、参加する気にはなりません。札幌の北西にある観光客の多い港町で相変わらずコロナ感染者が出現しているそうですが、その場所は高齢者が集う「昼カラオケ」だそうです。マスクを外して狭い場所で歌を歌うのが感染原因でしょうか。そう考えるとその街を通過していく日帰りバスツアーは、小規模ではあるけれど「走る昼カラオケ」みたいなものです。「ごはんの見えないウニ丼」は魅力的だとしても、無理に近寄る必要はないということになります。

しっかりとした紙袋や紙バッグに食材や加工食品を詰めてくれるところでは喜んでそのパッケージを受け取っていました。これからも、安全と安心のために、お金を払ってもそうすると思います。

一方、有料のポリ袋に関しては数円といえどもバカな出費という思いがあって近所の小売店で買う大量の野菜などは複数の出来のいいマイバッグに詰めて持ち帰っていました。しかしマイバッグはエコかもしれないが汚れるので、つまりバイキンの巣窟になる恐れがあるので定期的に洗濯していました。コロナ騒動以降洗濯回数は増え今日に至ります。マイバッグは頻繁に洗濯しないとバイキンと新型コロナウィルスだらけになってしまう。洗濯のできる布マスクと同じです。

よくある話ですが、一つの視点で見たエコは、別の視点ではノン・エコに転化します。レジ袋コストと、洗剤コストと水道コストの増分を比較しないとどちらがエコかわからない。そして、レジ袋はたいていの消費者がRE-USEしています。

毎年の梅干し作りの副産物である赤梅酢を薄めて帰宅時のうがいに利用して、ずいぶんになります。赤梅酢は今までは調理用とうがい用だけでは使いきれなかったのですが、新型コロナの出現でうがいの頻度が高まったので、今後は家庭内需給が、逼迫することはないにしても、安定しそうです。


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2020年6月26日 (金)

色の淡い野菜、色の鮮やかな野菜

色の淡い野菜がすべてそうだというわけでなないにせよ、近郊や近隣の農家で丁寧に作られた味の良い有機栽培野菜は、色が淡い。

最近そのことを実感したのが、たとえばグリーンピースとアスパラガスです。両方とも緑の色が控えめという意味で淡く色白で、グリーンピースだと鞘にぎっしりと実がきちんと並んで詰まっていて、グリーンピースご飯にするとなんとも贅沢な気分になるし、アスパラガスはやや硬めに茹でたときの食感を含めた味わいが何とも言えない。日持ちもいい。そういう野菜の栽培農家の名前はしっかりと頭に追加インプットされます。

ニンジンで(あるいはニンジンに限らず)鮮やかなオレンジというか濃い橙色をしたものはよく見かけますが、お化粧依存度の高すぎる女性のようで、とても美味しそうなのが食べてみると見掛け倒しというのは、まあ、あることです。発色を良くするための化学肥料の使い過ぎだと思います。でもそれはその農家のマーケティングの考え方なので、そのほうが販売量が増えるに違いない。

色だけでは片付けられませんが、大根でもニンジンでもタマネギでも広い意味での根菜類は、栽培方法によって味に結構な差が出るものだなあと、旬の野菜が増える時期になって改めて感じています。


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2020年6月24日 (水)

トウモロコシのDM

「唐土」ないし「唐」は「もろこし」と読みます。昔の日本では中国をそう呼びました。「諸越(中国の越の国)」の訓読から「もろこし」となったそうです。

わが国では秋に蒸したり茹でたり焼いたりしておやつとして食べることの多い「トウモロコシ」は、世界では米や小麦と並ぶ三大穀物のひとつです。

「とうもろこし」は漢字表記では「玉蜀黍」で、不思議な漢字の組み合わせです。普通なら「唐蜀黍」や「唐唐黍」となる気がしますが、「唐・唐」と重なるのが嫌だったのか「『玉』蜀黍」となったらしい。この、秋の味覚の北海道での呼び名は、「トウモロコシ」ではなく「トウキビ」です。漢字だと「唐黍」。札幌の大通公園では季節になると「焼きトウキビ」のいい匂いが屋台から漂い出します。

どういう風に呼ぼうと「唐(とう)」がいっぱい出てくるので「唐土(もろこし)」の原産かと思いきやぜんぜんそうではなくて、原産地はアメリカ大陸の熱帯地域です。ついでに言えば、トウモロコシはイネ科の一年草です。メキシコ料理や南米料理にトウモロコシがよく使われるのに(あるいは不可欠なのも)何の不思議もありません。

トウモロコシの収穫期は秋で、だからトウモロコシも秋の季語ですが、「トウキビ」の「早期購入・早期割引」案内DMが届き始めました。以前にお中元でトウモロコシを知り合いやお世話になったかたに送った時に利用したデパートなどからのお知らせです。

そういう国産トウモロコシは遺伝子組み換えとは縁がないものばかりですが、世界で流通しているものの大部分は遺伝子組み換え品種です。

 


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2020年6月23日 (火)

消極的に電子書籍を選ぶという場合

基本的に書籍は紙媒体が好きだとしても、それは読みやすい大きさの活字が並んでいる単行本や全集や、活字のポイント数が大きくなった最近の文庫本や新書版の場合であって、雑誌や料理関連などの実務本は、たいてい必要なところしか読まないし本棚が不要という理由で電子出版物を選択します。

それをとりあえず積極的な理由で電子書籍を選ぶ場合だとすると、消極的な理由で電子書籍を購入する場合というのもあって、それは、紙媒体としては古い作りの文庫本しか手に入らないような場合です。

古い作りとは、たとえ発行年度は比較的最近だとしても作りの古い、つまりそうしないとページ数が膨大なものになってしまうのでポイント数の小さな活字を並べた眼のいい学生向き文庫本などのことで、古典とされるロシアの長編小説や長い現代小説などがある。

単行本でも上下二段組みというのも、厚い文庫本を二冊いっしょにまとめたようなものなので活字は小さく読みやすいとは言えません。

そういうのは紙媒体だと目が痛くなるので、文字サイズを好みのものに変えられる電子書籍がありがたい。パソコンでもタブレットでもスマホでも機器に応じて好みのポイント数で読み進めます。「大きな活字の文庫本」感覚なら、専用端末は持っていないので、使うのはやはりスマホでしょうか。

それから、これは積極的に選んでいるのか消極的なのかわからないけれど、電子媒体でしか手に入らない読み物も電子出版物を買うしかありません。

 


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2020年6月22日 (月)

プロ野球の無観客試合の打球音が素晴らしい

6月19日からプロ野球が始まったので、その夜にテレビのスイッチをオンにしました。無観客試合なので、観客の声援がモチベーションになっているに違いない選手には申し訳ないのですが、例年の野球中継よりは楽しめました。久しぶりのプロ野球中継とあって、地上波でも全チームのライヴ中継を放送してくれています。

聞こえてくるのは、アナウンサーと解説者の声を除けば、選手の声と投手の投げたボールがキャッチャミットに収まる乾いた音と、主審の声と、それからヒットや強いファウルの乾いた打球音だけです。

打球音が球場に響き渡るのは、じつに耳に心地よい。話の内容に付加価値のなさそうな解説者とアナウンサーの声をカットした副音声にすれば(チャンネルによってはそうできる)、野球の試合をやっている野球場をひとりで借り切りにしたような雰囲気を味わえます。

余計なお世話ですが、付加価値のない解説とは、ぼくの基準では、たとえばプロゴルフ中継では各プレーヤーの出身大学と学部の紹介に結構な時間を使うような説明、女子マラソンでは朝食に何を食べたかなどの選手の生活レポートのようなものを指します。

で、どう贔屓目に見ても内野守備の上手いとは言えない地元のチームが最初のアウェイの3連戦は2勝1敗でした。

観客収入がないと球団や球界は困るとはいえ、無観客試合中継の打球音の響きは捨てがたい。

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2020年6月19日 (金)

犬を乳母車に乗せたおじいさん

「お客さん、あれ見てください」と、信号待ちしていたときにタクシーの運転手がそばの歩道を指さすのでそちらに視線を移すと、靴を履いた犬が女主人といっしょに歩いていました。

ぼくはペットを飼わないので、ペット好きのかたには失礼な内容になるかもしれません。失礼があればお詫びします。

早歩き散歩をしていると、ぼくは速足ウォーキングというカテゴリーの運動だと勝手に思っていますが、ジョガーやウォーカーや自転車だけでなく、ペットの犬にも遭遇します。「犬」から「お犬様」まで、若い犬から高齢の犬まで様々です。

若い犬は主人と犬をつなぐ「犬リード」と呼ばれているものをぐいぐいと引っ張って進んでいくので、」いかにも若い犬、子供の犬だとわかります。しかし主人であるところの人よりも遅れてゆっくりとついていく犬もいて、ゆっくりならまだしもよたよた状態の犬もいて、彼らは(あるいは彼女らは)恐らく歩きたくないのに、意識の高いご主人によってケンコーカンリされているのでしょう。

そこまではいいとして、驚いたのが「乳母車」。見るからに高齢者男性が乳母車を押しているので、「おじいちゃん、お願い」と頼まれてお孫さんと散歩かしらんと思っていたら、なかにいたのは赤ちゃんではなく「お犬様」でした。ご主人と並んで歩く元気もなくなった高齢の犬を連れて散歩ということらしい。ヒトは高齢でも散歩がしたい。犬はもっと高齢で連れて歩けない。だから乳母車、です。調べてみると、犬用の乳母車はペットショップで買えるみたいです。

「犬を連れた奥さん」というロシアの銀行家と若い婦人の不倫を描いたチェーホフの短編がありますが、「犬を乳母車に乗せたおじいさん」はどんなストーリー展開になるでしょうか。

 

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2020年6月17日 (水)

遠近両用の眼鏡は2種類

1年半ほど前に眼鏡のセットを変えました。

それまでも遠近両用でしたが、壊れたときの対策用にフレームの形は違ってもレンズは同じスペックのものを2個用意して使っていました。交互にではあっても、主と副ができましたが、それはフレーム形状による使用頻度の違いで、「対象を見る」という眼鏡の基本機能としては差がありませんでした。

それを、1年半ほど前にオールラウンド用(遠くも近くも中間距離も)と近距離用(パソコン操作や読書などの近距離用)の2種類に変更しました。今度は主従がなく、外出時には速足ウォーキングの時もオールラウンド用を使用し、自宅内では近距離用を使います。使い分けは面倒だとしてもそのほうがよく見えるし、活字を読むのもパソコン画面の入力文字をみるのも楽になりました。眼の負担が少ない感じです。

眼鏡の手入れはわりに好きで、必需品は

・超音波洗浄器
・レンズクリーナー
・キムワイプ(ないしティシューペーパー)
・レンズクロス

です。汗をかいたあとなどは、眼鏡を超音波洗浄器で洗浄すると気分がいい。

 

     


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