季節と時節

2018年1月12日 (金)

黒パン?おせちのあとのお楽しみ

「鏡開き」の替わり、ということにしておきます。
 
お正月料理の定番のひとつが黒豆ですが、黒豆の煮汁を捨てるのはもったいない。砂糖も塩も入っている煮汁です。鏡開きのあたりに、これを使って、何かを作りたい。黒豆の煮汁を、水の代わりに生地に練りこんでパンを焼くと、下の写真のような黒パン風ができあがります。
 
黒パン風と言っても、味はチョコレート風味の菓子パン。おやつ向きです。
 
Photo_2

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2018年1月 9日 (火)

2017年度版の最初のタクアン

 
先週の土曜日の寒い午後に「タクアンの初収穫」です。2カ月半近く発酵させてあったのを容器(一斗樽)から取り出すのを「収穫」というのは変な表現ですが、気分は、育ててきたものの収穫に近い。ビニール袋の覆いを取り、樽の蓋を開けると、タクアンのいい香りが漂い出ます。
 
2017_20180107
 
最初の5本を取り出しました。すぐに食べる1本は切ってガラス容器に入れ冷蔵庫へ。残りの4本は糠(ぬか)をつけたまま真空パックにして冷蔵庫保存します。ただし、2本はまもなく知り合いに差し上げる予定(そういう約束なので)。
 
下はすぐに食べる1本を切っている途中の様子。ウコンも何も使っていませんが、タクアンは糠だけできれいに発色しています。
 
2017_20180107_cut

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2017年12月30日 (土)

年末、年始はブログはお休みさせていただきます

年末、年始は、ブログ「高いお米、安いご飯」は、お休みさせていただきます。みなさま、よいお年をお迎えください。

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2017年12月29日 (金)

金時ニンジンの「紅白なます」に飽きたら、鳴門金時の焼き芋

なぜ「金時」という形容がついているのか、そもそも「金時」とはどういう謂いなのか判然としませんが、身近な「金時」には「金時豆」(赤紫のインゲン豆)、「金時ニンジン」(濃い赤のニンジン)や「鳴門金時」(赤紫のサツマイモ)などがあります。
 
どうも、食材に関しては、鮮やかな赤や赤紫で彩られた和風のものを「金時」と呼んでいるらしい。お正月料理の「紅白なます」は、大根と金時ニンジンが素材です。あの赤でないと紅白の雰囲気が出ません。
 
お正月料理の中で「紅白なます」は飽きのこないもののひとつですが、それでも三日間もお付き合いすると徐々にうんざり状態に近づいてきます。
 
そういうときは別の金時食材のお世話になるとよい。お雑煮以外は火を使わないお正月料理に少し区切りをつけて、鳴門金時をオーブンでじっくりと焼き上げると、ホカホカの焼き芋が楽しめます。
 
Photo
焼き芋にするとおいしそうな鳴門金時

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2017年12月27日 (水)

暴風雪(あるいはホワイトアウト)の報道と、稚内

今週の前半は爆弾低気圧の襲来とかで、札幌でも確かに強風でした。後ろから急に押されると前に飛ばされてしまうような種類の突風で、これに横殴りの大雪が混じると、ホワイトアウトになります。前がほとんど見えない。まっすぐ歩けない。吹き飛ばされそうになる。方向感覚がなくなる。こういうのは札幌でもときどきは経験できます。
 
一般道路などを運転していて突然の大雨と強風でワイパーがほとんど効かないような事態に遭遇することがあります。よろよろと速度を落として前に進むしかありません。その状況で、大雨と強風を、横殴りで前がまったく見えないくらいの真っ白な大雪で置き換えてもらうとホワイトアウトが実感できます。運転は不可能、そのあたりの路肩でうずくまるようにやり過ごすしかありません。
 
ホワイトアウトの報道で、北海道の日本海側の地域や、日本海とオホーツク海に面する日本最北端の町である稚内が取り上げられていました。
 
そういう報道を見ると申し訳ないのですが、笑ってしまうことも多い。理由は二つ。
 
レポーターのいる場所は海沿いの道路などですが、なぜ、そんな、報道のための報道以外には意味のない場所になぜ行くのか。これが最初の理由。もう一つの理由は、「たいへんだ、吹き飛ばされそうだ、前が見えない」と大声でレポートしながら、そうしゃべるレポーターの姿を、彼や彼女の後ろから、撮影機を持ったカメラマンがレンズがぶれることもなくしっかりと捉えています。カメラはぶれないのに、その前のレポーターはぶれるらしい。
 
稚内では、礼文島や利尻島への観光のときに泊まったことがあります。石の浜の昆布干しと、緑の丘に建つ自衛隊の緑のレーダー基地と、JR駅前の映画館が妙に印象に残っています。札幌の美容室で働くシャンプーの上手な男の子が稚内の出身で「稚内なんて何にもないところです」というのが口癖でした。以前お会いした、稚内で小さな製造会社を営む若いかたの話ですが、飛行場で立ち話をした関西からの同年配のビジネスマンから「稚内なんて人の住む所じゃないですね」と言われたそうです。「ぼくはその稚内に住んでいるのですが」とは応じなかったらしい。
 
稚内空港ビルのウェブサイトを見ると、次のようなお知らせが出ていました。欠航どころではなく、「空港臨時閉鎖」だそうです。空港従業員も通えない。暴風雪(ホワイトアウト)の凄さがわかります。
 
2017/12/25 お知らせ
本日、暴風雪など悪天候により本日15時より26日8時半まで稚内空港臨時閉鎖となります。お客様におかれましてはご理解の程よろしくお願いします。
 
2017/12/6 お知らせ
本日、暴風雪など悪天候により全便欠航になります。また、13時より稚内空港臨時閉鎖となります。お客様におかれましてはご理解の程よろしくお願いします。

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2017年12月22日 (金)

かつての遣唐使船と、最近の北朝鮮からの木造船

「空海の風景」(司馬遼太郎著)を、久しぶりに読み返してみました。そのなかに遣唐使船の構造や航海方法に関する記述があります。この本は、史実をしっかりと踏まえながら著者の思いや文学的なイマジネーションを加えて「歴史的な風景」としての空海を著した書物なので、たとえば遣唐使船に関していえば、日本から中国(唐)への外洋航行という点でそれがどれほど危ない船だったかが、小説風の色合いを含んだ写実的な現実としてよくわかります。
 
「空海の風景」や、遣唐使船に関するその他の情報を整理すると、遣唐使船とは以下のようなけっこうヤバイ船だったようです。使者代表に選ばれたものの、年齢や健康を理由に代表を辞退するベテラン官僚がいたのも肯けます。勉学の意思に燃えているわけではないので、無理に死にに行く必要はない。
 
・大きさは長さが30mで幅は7~9m、排水量約300トン
 
・帆柱は2本。帆は重くバランスが悪い。その上、順風にしか使えない。必要な時は、人力エンジンであるところの艪(ろ)で漕いだ。
 
・船底部が竜骨をもたない平底箱型構造。底の平たいタライのような船なので、波切りが悪く不安定。竜骨が無いので壊れやすい(竜骨とは船底部の基本骨格のこと)。
 
・帆は順風しか使えないのにもかかわらず、順風の秋を待たず、わざわざ気象条件の悪い6月から7月にかけて日本を出港。
 
・鉄釘はほとんど用いず、平板をつぎあわせて造ってあり、強風や波浪に弱い。耐水能力はきわめて低い。船材のつなぎ目には水草を押し込んで水漏れをふせいだ。
 
それがどうヤバイことなのかを、直感的に教えてくれるのが、近頃の北朝鮮からの木造漂流船です。現役の漁船なので駆動力として当然エンジンという内燃機関を積んでいますが、遣唐使船に近い構造を持った船(漁船)も多い。だから遭難する。漂流し、波に転覆させられる。内燃機関が停止すると救いようがない。
 
1年前の例。場所は舞鶴(京都)。
 
『京都府舞鶴市小橋(おばせ)の海岸に11月末、1隻の木造船が漂着した。舞鶴海上保安部(同市)が船体などを調べたところ、9人分の人骨が確認された。北朝鮮の紙幣や漁具なども見つかり、舞鶴海保は北朝鮮の漁船の可能性が高いとみる。・・・「現在の日本ではみられない。原始的な構造」。舞鶴港西港地区第3埠頭(ふとう)で陸揚げした船体を調べた舞鶴海保の職員は、そうつぶやいた。
 
漂着した木造船は長さ約12メートル、幅約3メートル。船底が平らという朝鮮半島の船の特徴が認められた。・・(略)・・驚くべきは、その構造だった。壊れた舷側の船板の間には浮力を得るためか、発泡スチロールのようなものが挟み込まれていた。船板同士はきちんと接合されず、すき間は縄やビニールを詰め込んでタールを塗り、浸水を防いでいるありさまだ。』(産経WEST 2016/12/13)
 
1ヶ月前の例。場所は松前(北海道)。
 
『(2017年11月)29日午前9時半ごろ、北海道松前町の南西約10キロの沖合で、木造船が漂流しているのを第1管区海上保安本部(小樽市)の航空機が発見した。北朝鮮から来たとみて調べている。』(JIJI.COM 2017/11/29)
 
こういう、12~13メートルのそれなりの造りの船でも外洋では(といっても日本海ですが)漂流、転覆してしまいます。いわんや、東シナ海を渡っていく平底箱型構造の当時の遣唐使船においておや。
 
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北海道松前町沖を漂流する北朝鮮から来たとみられる木造船(第1管区海上保安本部提供、2017年11月29日)
 

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2017年12月14日 (木)

歩きやすい雪道、歩きにくい雪道

雪が降る。雪が積もる。また雪が降る。最高気温が氷点下の冬日が続く。歩道や交通量の少ない道路はアイスバーン状態になる。その上に粉雪がかぶさる。雪靴の底で雪はキュッキュッと鳴る。滑らない。歩きやすい。下の写真はそういう状態の道路です。
 
Photo 歩きやすい道路
 
しかし、気温の高い雨のあと、氷点下の日が続くと道路状況は最悪になります。
 
妙に気温の高い日があり、雪ではなく、けっこうな量の雨が降る。アイスバーンが半分ほど溶けてぐちゃぐちゃになる。普通のブーツなどではまともに歩けない。しかたなく歩きやすそうなところを選んで歩を進めるけれど、しっかりと手入れをしてある革靴もいっぱい濡れてしまう。そういう日はゴム長やゴム短を履く人が増える。
 
雨の後、また冬日になる。雪が降る。それが続く。道路はゆがんだ凸凹のアイスバーンになり、歩行者も滑る。自動車も滑る。楽しくない道路状況です。除雪車が歩道や車道に道をつけますが、優先順位の低いところは間に合いません。

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2017年12月13日 (水)

ぜひ試したい飲み物:「燗酒(かんざけ)ボトル缶」

商品紹介記事なんかで目にした折に、「そういう機会があればぜひ試したい」と思う商品はほとんどないのだけれど、これはめずらしい例外です。そういう外出の機会があれば、必ず買うと思います。「ボトル缶の燗酒(かんざけ)」です。
 
室温や暖かくして飲む酒類は、ぼくの知っている範囲では、英国のビール(ビター)、赤ワイン、日本酒(いわゆる「冷や酒」と「燗酒」)、ウイスキー(ストレートとホットウイスキー)くらいです。
 
お酒に限らず、お茶も含めて、暖かい飲み物を外出時に飲みたい場所で自由に飲むことは不可能に近い。コンビニなどで気軽に買えるペットボトルの水やお茶は暖かい飲み物ではありません(たいていはとても冷たいのしかお目にかからない)。最近は淹れたてコーヒーをカップ販売していますが、持ち運べない。だから熱いのが欲しい場合は、自分で手ごろのサイズの魔法瓶に紅茶やコーヒーを詰めて持っていくしかありません。
 
だから、この「燗酒(かんざけ)ボトル缶」というのは嬉しい。そのあたりのコンビニで手軽に買えるのなら、春とは限らず、季節のお花見に便利です。そうすれば、『某月某日天気晴朗、一瓢を携えて老妻と杖を北郊に曳く』(青木正児著「酒中趣」)を楽しめる。蛇足ながら、「一瓢」(いっぴょう)とは日本酒の入った「ひょうたん」のポータブル容器のことです。それを腰に、ゆるゆると散歩して途中で花を肴にいっぱいやる。
 
ほんとうは野球場でも熱燗を一杯やりたいのだけれど、缶や魔法瓶は持ち込み禁止なので、そのあたりは不便です。
 
容器にはアルミのボトル缶で、販売流通チャネルは、コンビニや駅の売店だそうです。このままだと、オヤジの集まる競馬場や競輪場や競艇場でしか消費されない。記事によれば、この日本酒会社は「冬場の屋外のイベントやスポーツ観戦の場でも売り込んでいく」方法を検討中とのことなので、結果を楽しみにしています。

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2017年12月 7日 (木)

冬至が待ち遠しい

樹に前の晩からの雪が積もった、下の写真のような早朝の景色というのも悪くありません。しかし、そういう景色のために生きているわけでもありません。札幌に暮らしていても、雪と寒さは得意ではない。しかし、陽光は歓迎です。
 
Photo
 
夏至が近づくと、日がとても長くなるので気分が高揚します(関連記事は「ライラックとアカシア、あるいは、夏至に向かう季節」)。
 
今は、その逆の時期ですが、少々高まった気分で(いちおう、そういうことにしておきます)冬至の到来を待ち構えています。理由は単純で、12月下旬の冬至は1年で昼が一番短い日なので、その日以降は、春分に向かって昼間が徐々に長くなっていくからです。
 
しかし、寒さと根雪と道路のアイスバーン状態はその日以降のほうがもっとひどくなり、大寒あたりがそのピークです。しかし、そういう状況が続いたとしても、そして毎日の雪で陽の光が遮られても、年末からは昼間が長くなる。冬至が待ち遠しい。

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2017年12月 4日 (月)

今年の松市は12月9日

比較的近所の花屋さんに「松市 12月9日」と大きく書かれたポスターが貼られていました。結婚式やその披露宴のフラワーアレンジメントといったものがその花屋さんのビジネスの中心ですが、お正月などには一般消費者にも、とてもセンスのいいお正月飾りだけでなく、単品の松や南天なども販売しています。
 
で、「松市」とは、新年の門松やお正月の生け花用の各種の松(枝若松や大王松など)を専門に扱う市のことで、「松市 12月9日」とは、今年はその市が12月9日にあるという意味です。だいたい全国どこの花卉(かき)市場もそのあたりに「松市」を開催するみたいです。
 
だから、花屋さんは、お正月飾り用の松は必要量を全部その日に仕入れて、年末近くまで保管し、それをそのまま売ったり、付加価値のついた飾り物に組み込むということになります。
 
下は、何年か前のお正月飾り。根付き松を買ってきて、それをそのまま使ったもの。とても簡素な門松です。今年は、玄関用には、昨年や一昨年と同様、その花屋さんで、センスの良いお正月飾りを買うことになると思います。
 
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