季節と時節

2017年8月16日 (水)

競歩のメダリストの速さ

先日の世界選手権で銀メダルと銅メダルを手にした日本の競歩選手は50キロメートルを3時間40分でカバーしたので、時速は13.64キロメートル、ここではやや乱暴ですが、時速14キロとします。超一流のマラソン選手は40キロを2時間で走るので、時速は20キロメートルです。
 
夏の夕方は、速足で歩く散歩が好きですが、ぼくの速足散歩は、時速6キロです。時速6キロがどれくらいの速さなのかは身体が覚えています。時速14キロというのはこの倍以上なので、実感としても、ものすごい速度ということになります。
 
休日や週末は若い男性ジョガーや中年の男性ジョガー、野球帽風をかぶった若い女性所ジョガーやもう少し上の年齢の女性ジョガーとすれ違います。安定して走っていくなあと思うジョガーで時速10キロ程度でしょう。12キロくらいだと見ていて格好がいい。気持ちのいいスピードです。
 
無理して頑張って疲れてしまい、ぼくと同じ速度か、ぼくが抜いていけるようなスピードのよれよれオジサンジョガーもいらっしゃいます。ジョギングを止めてウォーキングに切り替えたらいいと思うのですが、ジョガーとしての意地があるらしい。
 
50キロメートルを時速14キロで歩き続ける競歩というのは、その格好いいジョガーも一瞬にして抜き去る速度なので、あらためてすごいなあ、と思います。

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2017年8月 7日 (月)

札幌は最高の避暑地

このところ、札幌は最高の避暑地です。朝夕は涼しくて、半袖だとちょっとつらいというような日もあります。湿度が低い。カラッとしている。だから、公園内のビアガーデンは、平日でも昼間から込み合っています。ほとんどが観光客、それから時間と懐に余裕のある主婦仲間や平日がお休みの勤め人。
 
午後は陽射しも強く気温も上昇しますが、日陰に入ると流れる風がひんやりと心地いい。夕方になれば気温も下がってきます。ほとんど夏のカリフォルニアです。それも、サンフランシスコやその近辺。ベイエリアと呼ばれる辺り。サンフランシスコは海のそばなので夏の夜風が寒くてセーターやジャケットが必要な時もあります。ややそれに近いかもしれません。
 
週末の夕方の早歩き散歩も、従って、下はスエットスーツ風の長ズボン。上はTシャツの2枚重ねです。1枚だと寒い。汗をかかない。サッサっと歩いて、疲れたのかよろよろと進むジョガーを抜いていく場合もあります。
 
わざわざ札幌を離れて北海道以外に旅行に行く人たちの気が知れない。
 
美容室に散髪に行ったら、夏の旅行はどこか遠いところへお出かけですかと聞かれたので、札幌にいることが最高のレジャー、大通り公園の昼間のビールがあればそれ以上は要らないと思う、と答えておきました。照りつける白い砂浜で寝そべりたいのなら、話は別ですが。
 
 
台風5号で大雨被害等に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。

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2017年8月 2日 (水)

愉快な宣伝メール

以前、それなりに店舗数のあるその花屋(というのか園芸店というのか)を、ちょっとした贈り物で利用したことがあり、そのときに登録してあったメールアドレスに愉快な宣伝メールが届きました。
 
こういう場合は、「花」の先行手配と超短期の在庫管理が大変だとは思いますが、お店はこういうイベントには慣れているし、贈呈対象者数は、ほぼ一定なので、どういう花がどれくらい必要かという統計的な計数管理は比較的簡単だと思います。
 
全国からの問い合わせや注文に対し、「ご注文受付の専任スタッフが、長年の経験と実績に基づき」「同価格帯最大級でひと際目立つ胡蝶蘭」を勧めてくれるそうです。華やかで大きくて高価な胡蝶蘭(だけ)がお届け対象なので、その分だけ手配と管理の複雑さは減少します。
 
以下、届いたメールから必要部分を引用してみます。
 
■□─────────────────────────
~組閣・就任のお祝いにはひと際目立つ胡蝶蘭を!~
 
●●●●オンラインショップメールマガジン
 
2017.08.01号___________________■□
 
日頃より●●●●をご利用いただき、誠にありがとうございます。
8月に入りいよいよ夏も本番を迎えようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、今週末には第4次安倍内閣の組閣人事が予定されていますが、お祝いの手配はお済みでしょうか?就任のお祝いといえば、圧倒的な人気の胡蝶蘭がお勧めです。
 
●●●●が自信を持ってお勧めする、同価格帯最大級でひと際目立つ胡蝶蘭を、多数ご用意してございます。蘭を扱って100年超。確かな品質で数多くの方々に支持されてきた証しです。
 
ぜひお気軽にご相談ください。
 
■ 組閣 就任祝い ●●●●の胡蝶蘭
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■立札を無料でお付けいたします。
■ご注文受付の専任スタッフが、長年の経験と実績に基づきお届けのご手配をいたします。
■議員会館・事務所などご指定場所へお届け致します。

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2017年7月31日 (月)

地元の花火大会は地元の景気指標

先週の金曜日に地元で花火大会がありました。打ち上げ場所は札幌市中心部に近い河川敷なので、すぐそばの大きな公園がいちばんの見物場所らしい。花火は、空に広がる光の色彩と同時に聞こえてくるドンという大きな爆発音がいちばん刺激的です。しかし、最近雨後の筍のごとく増えてきた背の高い建物に視界を邪魔されないところなら、札幌の中心部のいろいろな場所からビール片手に花火の光と音を楽しめます。
 
時間は午後7時半くらいから8時半くらいまでの1時間でしたが、今回驚いたのは、いつもよりもお金がかかっているらしいことです。花火の数がともかく多い。途切れがほとんどない。大玉の大きさと華やかさは、たとえば去年よりも、圧倒的にレベルが高いし、その数も圧倒的に多い。少し驚いた。
 
この花火大会の主催者は新聞社やテレビ局だそうです。公共的な性格を持った主催者もそれなりのお金を出すのでしょうが、こういうイベントはそれ以外に協賛金というものがあります。つまり、デパートや地元の商店街で客商売に従事している人たち、札幌の観光ビジネスに関係している企業等からの寄付です。そういうお金がずいぶんと集まったのに違いない。札幌の観光景気は底堅くて右肩上がりなのでしょう。結構なことです。
 
公園で花火見物もいいのですが、ぼくが道外や外国からの観光客で、早めの夕食の後、その時間帯に藻岩山の展望台にツアーバスで案内されていたなら、それも素晴らしい花火体験だったと思います。

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2017年7月27日 (木)

シャコタン・ブルーと獲りたてのウニ

積丹(シャコタン)の海の青さと、お昼ごはんにはすぐそばの海の獲りたてムラサキウニを楽しむ日帰りバスツアーがあったので、配偶者と参加しました。余分なもののないとてもシンプルな構成です。シンプルなので、つまり贅沢です。
 
バスツアーは、団体行動の制約はありますが、目的地域への往復4時間あまりの意味のない移動のための運転をしなくてすむので助かります。こういうツアーの他の欠点はおしゃべりな添乗員です。しかし、今回の添乗員は、必要事項以外は口を開かないタイプの人だったので助かりました。
 
天気はほぼ快晴。よく晴れていないと海の青や碧や緑の深みが味わえません。
 
なかに中国人のご夫婦が一組いらっしゃいました。香港からだそうです。数年前に積丹を観光した時は雨でひどい目に合ったらしい。確かに積丹半島は、とくに海の青の綺麗な海岸へ向かう岸壁沿いの狭い道は風雨の日は危なくて歩けません。船に乗ろうにも船が出ない。そもそもそういう日はシャコタン・ブルーが存在しない。海は重いグレーです。で、二度目の積丹観光だそうです。二度目はすばらしい天気なのでまた来てよかったとのこと。
 
昼食は、そばの海で獲りたてのムラサキウニのウニ丼。配偶者がウニを好きになったのは、保存用のミョウバンを使っていない生のウニを北海道で食べてからです。ミョウバンを添加されたウニをおいしいと思ったことは一度もなかったそうです。しかし、ホンモノのウニ(殻から取り出したばかりのウニか、あるいは海水と同じ濃度の塩水につけてある「塩水ウニ」)を口にしたときに、ウニとはこんなにおいしい食べ物だったのかと思ったそうです。それからウニが好きになった。
 
ツアーパンフレットの紹介文をお借りすれば「下のご飯が全く見えないくらいに敷き詰められた」ムラサキウニを、まずそのままで、それからワサビをわずかにつけて味わいます。ご飯も半分くらいは食べます。残りの少しをワサビ醤油で。一緒に出されたワカメの佃煮にも味付けを確かめる感じで箸をつけます。
 
 
2017_c
 
2017 ウニ漁の磯船
 
2017_a

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2017年7月18日 (火)

目で見る風鈴

札幌では気温が28℃を超えると「暑くて死にそう」という女性が少なくありません。この10日間は(昨日と今日は雨で過ごしやすいですが)、嫌になるくらい暑くて日中の最高気温が32~33℃だったので、体が寒冷気候仕様にできあがっている彼女らはどう対応しているのでしょうか。
 
関西方面のお知り合いから苦情をもらったことがあります。北海道の夏のゴルフ場というのは、白樺の間をひんやりとした風が吹き抜けていくものだと思っていたのに、このうだるような暑さでは、地元でプレイした方がよほどましだった。うーん、札幌でもエアコンなしでは過ごせない日がひと夏に一週間から十日くらいは確実にあります。
 
風鈴は戸外のかすかな風を音にかえて涼を感じさせてくれますが、モンステラの大きい葉はゆるやかな揺れで部屋を涼しくしてくれます。写真のような室内の一輪挿しだと、たとえば扇風機の柔らかい風が葉に当たりそれが引きかけたときに、去っていく風に引かれるようにその大きな葉が少しだけ回転し、そのとき室温がそのぶん下がるようです。
 
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2017年7月 7日 (金)

走る女性、自転車に乗る女性

これは経験値にもとづく偏見ですが、自転車に乗っているのが女性だと用心するようにしています。向こうからやってくるその女性の目を見ても次の行動予測がつかない場合があるからです。それから、よほど急いでいるのか人ごみの中を自転車で大胆にすり抜けていく豪の女性自転車ライダーもしばしば見かけます。
 
この時期は、夏至が過ぎたとはいえ、午後7時過ぎまでは十分に明るいので、夕方の6時から早歩きの散歩を、信号にできるだけ邪魔されないような場所で1時間ほど喩しむには最適の季節です。
 
先日は、その1時間で頻繁に女性に出会いました。
 
すこし脇にそれて感心して見入ったのは、7~8人の女子高校生と思しきグループで、むこうから素晴らしいスピードで走ってきます。そろいのユニフォームではないのですが、使い込んだ雰囲気の運動着で、とてもしまった体つきです。7~8人は縦に伸びていましたが、みんな気持ちよさそうに駆け抜けていきます。あきらかに運動部の女の子です。
 
勤めを終えたあとのジョギングなのでしょう。アラサー女性がきれいな姿勢で近づいてきます。呼吸は乱れていません。速度もなかなかのものです。その数十メートル後にまた別の20代なかばの女性ジョガーがやってきます。彼女も勤務後の運動でしょうか。なにが楽しいのかよくわからないようなゼーゼーハーハージョガーの男性も見かけますが、そういうかたとはレベルが違うようです。
 
背後になにか嫌な雰囲気を感じたので振り返ろうとしたら、振り返る間もなく相当な速度で体のすぐそばを自転車がすり抜けていきました。運転しているのは女性でした。アラウンドサーティー。ぼくが同じ速度で前を向いたまま歩き続け、決して振り返ったり体をよじったりすることはないであろう、その結果、接触事故を起こすなどということは決してないであろうと決めているような運転ぶりでした。この手の運転が得意な女性にはそれなりの頻度で遭遇します。
 
背後から近づいてくるものの感じにふと振り返ったときに、申し訳なさそうな表情で抜いていってくれる女性もなかにはいて、そういうときにはホッとしますが、そういうかたとの出会いは、その夕方はありませんでした。

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2017年6月29日 (木)

大きいバジルと小さいバジル、走る人と歩く人

同じ袋に入っている種で同じように発芽させても、成長速度に差が出ます。気がつけば、ひとつだけのんびりとしているのがいます。早く大きくなってくれるタイプは最初の収穫がそれだけ近いということなので嬉しい。しかし、ゆっくりタイプというのもかわいらしい。生長の個体差というのは種の中に埋め込まれているらしい。
 
すでに気持ちいい散歩の季節ではあるのですが、スニーカーや運動靴と半袖シャツで1時間くらい歩きまわるのが楽しい時期が近づいてきました。昼間の暑いのは嫌なので、週末の明るい夕方が、早歩きの時間帯としては、いちばん気持ちがいい。
 
そういうときに毎回不思議に思うのは、歩くのではなく走るのが好きな人たちが大勢いるということです。いかにも長距離を走る速度でリズムよく駆け抜けていく人もいれば、歩く配偶者やぼくと変わらぬ速度でゼイゼイといいながらジョギングする人もいる。ジョギングといっても、ぼくが歩く速度を高めたら抜いていけそうなペースです。でも、走ることが好きらしい。
 
こういう好みの個体差は、どこから来たのか。
 
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2017年6月22日 (木)

夏至のお祝い

札幌のような北の街で暮らしていると、個人的に一年でいちばんお祝いしたいのは一年で昼がいちばん長くなる「夏至」の日です。しかし、6月21日~22日というのは、日本の各地は梅雨の最中だし気温も高いので、鬱陶しくて、お祝いという気分ではないのかもしれません。でも、ぼくとしてはお祝い気分に浸りたい。
 
夏至の周辺にディオニソス的熱狂を求めると札幌では6月上旬に「よさこいソーラン」とという団体演舞風があります。しかし、ぼくの欲しいものではありません。
 
夏至のころの花は、札幌では「アカシア(ニセアカシア)」ですが、地味な白い花です(写真)。「アカシアの雨に打たれて」という歌詞がよく似合う雰囲気の花で、ディオニソス的熱狂とは程遠い。
 
Photo
 
で、バジルです。いつもは、屋内で発芽させてから素焼きの鉢植えに移すのですが、今回は戸外に置いた土ポットに直接種を播いてみたら、ゆるゆると夏至に合わせて発芽してきました。ぼくと同様に日照時間の長さを一番楽しんでいる。つまり、両者はある種のディオニソス的な傾向を共有していると、無理して言っておきます。
 
20170622rev
 
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2017年6月20日 (火)

遊歩道の白樺

札幌駅から隣の駅まで、風情のある遊歩道が続いています。途中、自動車道路に横切られて信号待ちなどする個所もいくつかありますが、春から秋にかけては種類の違う緑がいっぱいでその横や下を気持ちよく散策できます。
 
JRが鉄道を高架にするときに、以前に地上に線路があったあたりを樹木の多い遊歩道にしたらしいのですが、歩くときに伝わってくる設計者の意図がぼくは大好きです。札幌駅に近い方から順に「紅葉の道」、「さくらの道」、「木の実の道」、そして「白樺の道」の4つの区画があり、案内板の内容を引用すると、各区画の樹木類は
 
■「紅葉の道」は「イタヤカエデ・カツラ・ヤマモミジ・アカナラ・ツツジ・ニシキギ」
 
■「さくらの道」は「エゾヤマザクラ・ソメイヨシノ・ヤエザクラ・ウツギ・ツツジ」
 
■「木の実の道」は「ナナカマド・イチョウ・ヤマグワ・エゾノコリンゴ・ニシキギ・ハマナス・アキグミ・エゾニワトコ」
 
■「白樺の道」は「シラカバ(並木)」
 
となっています。つまり、札幌の落葉広葉樹の優美と絢爛を季節に応じて堪能できます。下の写真は、先週末午後の「シラカバ並木」の一本です。雪の降り積もる時期は楽しくありませんが、それ以外は週末の散策目的にかなった遊歩道だと思います。
 
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