植物と花

2016年11月22日 (火)

朝の納豆の食べ方雑感

納豆をご家庭で作っておられる方もいらっしゃいますが、我が家では無理です。一度、挑戦したことがあります。むつかしくて諦めました。
 
しかし、乳酸菌や麹を利用した加工食品作りは好きで、納豆菌とはいい関係が作れませんでしたが、乳酸菌や麹とは仲がいい。麹と納豆菌は相性が良くないらしいので(納豆菌が他を圧倒する、という意味で)、麹屋さんは納豆を食べないらしい。食べると、どうしても納豆菌が体に付着する。そうなると麹がひどいことになる。我が家で納豆が作れないことに対しては、そういう牽強付会な言い訳を用意してあります。
 
朝食の時に納豆をおいしく食べる方法についてです。納豆は、北海道産の大豆を使った北海道産です。付属のタレのようなものや辛子は捨てます。納豆に亜麻仁油(フラックス油)を少量たらし、味付けは少量の塩だけ。よくかき混ぜていただきます。塩だけというのがいちばんおいしい。亜麻仁油はオメガ3の豊富な植物油ですが癖があります(この癖が好きな人も多い)。しかし、こういう使い方だと、その癖が嫌いな方も大丈夫だと思います。
 

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2016年11月10日 (木)

シクラメンは初冬の花

落ち葉が増え雪と寒さで気が滅入るので、真冬は無理だとしても、冬の初めにはそばに花が欲しいものです。で、梅一輪風に、シクラメンの小さな鉢植えひとつです。
 
現在我が家に滞在中のシクラメンはけっこうな美人です。非常に元気でもある。美人だと毎日の扱いも丁寧になります。氷点下になるとしおれてしまうので、そういう夜は室内の比較的寒いところに退避させます。
 
シクラメンは、例えば東京だと、お歳暮の時期から春先まで戸外で咲き続ける冬の花ということになっていますが、札幌では事情が違う。晩秋から初冬の花です。
 
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この一鉢があるだけで、 ずいぶんと気分が和みます。

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2016年8月30日 (火)

夏の終わりを感じるとき

たとえば、下のような写真の雲が遅めの午後の上空に広がっているのを目にすると、夏の終わりが空に染み出しているのがわかります。
 
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赤紫蘇は2回目のしば漬け作りで柔らかくておいしそうな葉は採りつくしてあったので、大雨の台風で鉢が水浸しになる前に赤紫蘇の鉢を片づけることにしました。バジルやルッコラやイタリアンパセリはそのままです。ルッコラは三期作目の収穫が待っています。しかし、一部でも夏野菜の鉢の片づけを始めると夏の終わりを強く実感するもののようです。
 
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 採る前の柔らかくておいしい赤紫蘇の葉

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2016年7月21日 (木)

水遣りの楽しみ

夏、早朝に、花や葉物野菜に水を遣(や)るのは楽しいものです。水を遣ると、相手もほっとしている様子だし、こちらもひと安心という気分になります。
 
ルッコラの種を前日の夕方に播いた翌日の朝などは、霧吹きで水遣りです。種にかぶせた土の隙間から水がしみ込んで静かに種に達するような水遣りをします。どこかの園芸教科書に書いてあったのを参考にしたのではありません。こういうのが小さな種の発芽には向いているんだろうなという経験上の思いつきです。結果が良好なので、標準プロセスになりました。真夏のルッコラはまる2日程度で芽を出します。
 
成長し、何度か摘心をしたバジルや赤紫蘇の葉に霧吹きというのもいいものです。葉に落ちた水滴に朝の陽射しが映えてなかなかに美しい。相手はそれを歓迎しているのかどうか知りません。水遣りをする側はそれを楽しんでいる。
 
ぼくは、どうも必要以上に水遣りをする傾向があるようです。配偶者から、水遣りの過度をときどき指摘されます。「水を遣る前に、土が乾いているかどうか指で確かめてください。」おっしゃる通り。

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2016年7月 7日 (木)

ベランダ向きの初夏の花

夏の花といえば、以前は、百日紅(さるすべり)でした。家庭の庭で拝見する機会は以前よりも少なくなりましたが、庭から花の色のなくなる真夏には今でもやはり百日紅です。しかし、花が好きだけれども庭を持たない家庭では、ベランダの鉢植えでペチュニアのような初夏の花、夏の花を楽しむことになります。

Photo_2

鮮やかな色のペチュニア系の花もいいのですが、ペチュニア系はぼくにとってはあまり魅力的ではない。それ以外で、育てるのが簡単なベランダ向きの初夏の花をいくつか並べてみます。
 
一番下の紫色がラベンダー。ラベンダーは多年草ではなく木、樹木です。7月中旬が一番美しい。だから、7月中旬の富良野は複数の言語の観光客で大混雑です。
 
白いのは、左がスイートアリッサムで、右が日日草です。スイートアリッサムは底の深い大きな鉢が好みで、そういう環境だと鉢をはみ出すまでどんどんと拡がっていき、芳香を漂わせます。日日草は毎日白い花が咲き、その同じ花が翌朝にはそのままの姿で地面に横たわっています。だから日日草。
 
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2016年7月 6日 (水)

ルッコラの花

薹(とう)が立つ、という状態や言い方がありますが、ルッコラは柔らかい葉を食べる野菜で、薹が立ったあとに咲く花を観賞するタイプの植物ではありません。
 
出かける朝もサラダにしていっぱい食べたのですが、数日間留守にしていたら、5つあるルッコラの鉢のうち、いちばん最初に種を播(ま)きいちばん最初に食べ始めた鉢に、地味な白い花が咲いていました。本当は、こうなる前に柔らかい葉を食卓で片づけてしまわないといけない。ルッコラに申し訳ない。固くなった葉の中で比較的柔らかいのを選んで、少し歯ごたえのあるサラダにして食べ切ります。
 
ルッコラはアブラナ科の野菜(ハーブ)なので、親戚にはキャベツ、ブロッコリー、大根、カブ、菜の花、ワサビなどがいます。だから、大根の花とルッコラの花は非常によく似ています。白い控えめな花が、一日だけですが、ガラスの花瓶のなかで台所を飾りました。
 
Photo ルッコラの花

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2016年6月14日 (火)

街路樹の緑の違いを楽しむ

近所の街路樹にはヤマモミジや桜(エゾヤマザクラ)、ハルニレやシンジュやナナカマド、ミズナラやクリやオニグルミなどがあります。落葉広葉樹です。新緑の季節には、樹によって葉の緑の色合いが違ってきます。それぞれの色彩や形状の個性を楽しめます。その例を下に二つ。

モミジは緑の葉も美しい。ハルニレは、北海道大学植物園でも本数の多い札幌の原生樹、ナナカマドは防災機能も持った樹木、シンジュは冬になっても竹トンボのような形の種を飛ばし続けるちょっと不思議な樹です。葉を愛でるのに飽きてドングリがほしくなった場合は、秋のミズナラやクリということになります。

H_24mm_f11
               ヤマモミジ

H_120mm_f11
                ハルニレ

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2016年6月 7日 (火)

白いスウィート・アリッサム

初夏から夏にかけての花はスイート・アリッサムです。写真は近所の花屋で220円で買ってきたのを、深く大きい鉢に移し替えて2週間くらいたった状態です。いい香りがします。

最初の1週間は、移植したばかりで弱弱しい。新しい環境に慣れることで精いっぱいの雰囲気です。買ったときに咲いていた花は散りはじめます。

2週間目は確実に根が深く伸びていくのが感じられます。新しい蕾も出てきて、白い点々が急に増えます。今はまだまだ成長の初期段階。そのうち大きな鉢からはみ出すほどになり、ふわっとした丸く白い拡がりが出現します。

Photo

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2016年6月 3日 (金)

リラ冷え

6月1日は雨の寒い日で、札幌では夜になると春物のジャケットだけでは寒くて仕方ない。所用先から自宅への帰り道はコートを羽織りたいくらいだったのですが、そうもいかない。速足で歩きます。帰ると居間には軽く暖房がかかっていました。

1日に限らす、6月に入って寒い日が続きます。北海道では、再び冬タイヤが必要な地域もあるらしい。気になるのは成長をはじめた葉物野菜のことです。ルッコラは元気なのでとくに気にしませんが、じっくり型のバジルや、もっとおっとりとしている赤紫蘇はが、いつしっかりとした本葉になるのか気になるところです。本葉の成長を確認してから、現在の彼らの寝床である土ポットをゆったりと根を伸ばせるタイプの鉢植えに移し替える予定です。

札幌には「花冷え」ではなく「リラ冷え」という言葉があります。リラ(ライラック)の咲く頃(つまり、今の時期)の寒さをたとえたものですが、それにしても暖かさに慣れつつある身には寒すぎる。葉物野菜の方が強いかもしれません。

__2 __3
       バジル               赤紫蘇
H
             白いリラ(ライラック)

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2016年5月26日 (木)

動物よりは植物、あるいは季節に野菜や花を育てるということ

仏教(密教)や粘菌類などに独自の発想と考え方を持ち、博覧強記の代表みたいな「南方熊楠」(みなかたくまぐす)のように、自分の名前に「熊」という森の動物の代表と「楠(くすのき)」という森の植物の代表の両方を持っていて、それが彼自身の才能と智恵の要約になっているような稀有なバランスの人もいますが、たいていは、好みが動物寄りであったり、植物寄りであったりします。熊楠も、人間を別にすると、どちらかと云えば、広い意味での植物が好きな人です。

犬といっしょの早朝の散歩は楽しそうです。しかし、ぼくは犬や猫のようなペットを飼うという習慣がありません。だから、犬や猫といっしょに暮らすのが好きな人の気持ちというのは、本当のところはよくわからない。最近、ペットと連れだって飛行機やバスで旅をする旅行パックというのが売り出されたらしいのですが、なぜこういうものに需要があるのか実感できない。犬や猫にとっては、突然、予想もしなかったところにひっぱり出されてけっこう迷惑な思いを抱いているに違いないと考えてしまいます。

ペットには興味はありませんが、アマチュア向きの夏野菜や花を育てるのは好きです。動物よりも植物です。生物なので、タネのときから個体それぞれに個性があって、俊敏なのもいれば、おっとりしているのもいる。文化によってはそうではないところもあるかもしれませんが、普通は家畜は食べるものであり、ペットは食べないものです。そういう意味では家庭菜園の野菜は家畜、庭の常緑樹や落葉広葉樹はペットに近い。

能の世界では、「芭蕉」というバナナに似た葉の大きな植物は、その精が女の人になり、僧侶の読誦(どくじゅ)する法華経を聴きに夜毎の月影に現れるそうです。家庭向けの夏野菜のバジルやルッコラや赤紫蘇に、それと似たようなことを期待するのは無理かもしれませんが、ラベンダーや白いスィート・アリッサムなら、その精が夏の夜の枕元に忍び寄ってくるやもしれません。そういうのをわずかに期待して育てています。

ラベンダー以外はこのひと夏の短いお付き合いです。

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