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2019年11月28日 (木)

天気予報の不思議な用語

天気という自然の気まぐれがどう推移するのかを前もって予測するのを天気予報といいます(そう聞いている)。日本だと8月は暑い2月はとても寒いというような大まかなのではなく、明日の夜明け頃の温度は?とか、明後日の午前10時は傘が必要か?とか、そういったことを自然の気まぐれを踏まえて予測することなので理屈から言って当てるのは難しいということになります。でも、冬の札幌だと、晴れのち曇りのち雪、ときどき強い風が吹く、とでも言っておけば、常に50%以上は正しいので切り抜け方はあります。
 
気象庁や気象台のデータに基づいたインターネットの天気予報サイトなどで顕著な現象のひとつは、天気予報が、後から生じた事実によって順番に修正されて、気がついて見れば「天気後報」になっていることです。予報と実際を並べて表示してくれると利用者としては差が確認できて便利なのですが、そういう余分なサービスは提供されません。
 
気象予報士のかたがお好きな天気予報関連用語で、ぼくにとっては不思議なものの代表格が「観測史上まれな」と「記録的な」です。不思議と言いましたが、落ち着きのないまだ未成熟な用語と言ったほうがいいかもしれません。
 
「観測史上まれな」は、なんとなくは、言葉の意味はわかります。「観測史上」なので、常識的には「気象庁や気象台やそれに類する官製組織が明治以降に成立して以来という範囲の中では」という意味だと思いますが、でも民間観察記録だと千年前や数百年前の洪水や津波などの異常気象の記録も古文書に残っているのでこういうのは観測というのか言わないのか。これもその事実の確認が取れていれば「観測史上」の出来事ですが、気象庁や気象予報士はそういう情報を「観測史上」には含めないみたいです。
 
気象庁管轄データにしても、100年ほど前からデータが揃っている地域と、直近数十年未満のデータしか揃っていない地域があるはずで、だから特定地域の予報をしているときに「観測史上稀な暴風雨」というだけでなく、過去100年の観測史上においてはとか、過去50年の観測史上とかを補足してもらえると過去何年くらいの時間軸でその話をしているのかがわかります。
 
もうひとつのぼくにとっての不思議、は「記録的な大雨が予想されています」という言い方における「記録的」という言葉の意味です。
 
インターネット上の辞書サービスで調べてみると、「記録的」とは
 
・従来の記録に並ぶ、また、それを上回るほど程度が甚だしいさま。「記録的な猛暑」
・特に書きとどめる価値があるほど珍しいさま。「記録的な降雪量」
・記録されて後世に伝えられる程であるさま
 
という意味で、念のために手元の広辞苑で「記録的」を引いてみると、
 
・記録すべきほどに程度が甚だしいさま。「―な大雪」「―な売行き」
 
となっています。複数の気象予報士の口吻にもっとも近いのは「従来の記録に並ぶ、また、それを上回るほど程度が甚だしいさま」という説明なので、そうなら、そういう表現で報じてほしいと思います。Record-breaking のほうがわかりやすい。しかし、従来の記録を超えるかもしれないが意外とそうでないかもしれないという自信のなさ、曖昧さを含ませるために「記録的な」という未成熟な言葉をわざと選んでいるのでしょうか。
 
と、勝手を言いましたが、気象庁のウェブサイトにある「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」は、自分が今いるあたりやこれから出かけるあたりの雨雲や雪雲の動きを1時間前から1時間後まで細かいメッシュのグラフィックで教えてくれて、けっこう重宝しています。

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2019年11月13日 (水)

スマホ対応の安い手袋と親切な女性コンビニ店員

まずこういう気が利いた親切には、米国な中国のコンビニやコンビニと似たような形態のお店では遭遇できません。日本でもおそらく珍しい。
 
夕刻、想定以上に寒くなったというのもあるのですが、スマホを手袋をしたまま操作できるそういう手袋でお手軽なもの(つまり、左右の違いもないフリーサイズの安いもの)を買おうと外出先の近所のコンビニに入りました。タッチスクリーン対応と書いてある黒い手袋が2種類ほど並んでいたのでいちばん地味なのを購入しました。
 
レジに持って行くと、ぼくがそういう風情だったのか、「すぐにお使いですか」と、留め糸に相当するプラスチックの留め具をその場でハサミでパチッと切り取って、すぐに使ええる状態でポリ袋に入れてくれました。すばらしい。
 
で、早速使ってみたのですが、普段通りにスクリーンにタッチしても反応しません。何度かやっても同じことです。ぼくのスマホは液晶の上に防御ガラスを貼ってあるので、それが邪魔をして反応しないみたいです。
 
ぼくのは手袋モードとかはない種類だしユーザインターフェースを通常の使用時と変えるのは好みではないので、その手袋の利用は諦めましたが、夕刻以降に寒さが侵入してくる手と指先は保護できたので無駄な買いものではなかったということにしておきます。


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2019年10月30日 (水)

年賀はがきの部分外注

手書きの頃は別にして、数年前よりも前は、年賀はがきはPCの年賀はがき作成支援アプリを使って表も裏も自分で印刷していました。
 
しかし数年前から表と裏の両方の作業が面倒になってきて、表面は黒インク文字だけなので自宅でプリンター印刷するのでいいとしても、色や模様やイラストが入る裏面は「外注」「アウトソーシング」の方が面倒でないので(自宅印刷は多めの複数枚だと疲れてしまいます)、出来合いのデザインの中からフォントも含めてどれにするか配偶者と相談しながら選んでいました。年賀はがきは配偶者とぼくの連名で出すので選択のための相談というプロセスが必要です。
 
その結果、過去数年のアウトソーシング先は退屈だということになり、撮りためてある近所の冬や秋の風景を撮影したもの中から雰囲気のいいのをとりあえず一枚選び、はがきの裏面全面に縦にそれを配置しても大丈夫な按配のテンプレートを用意してあるところがないかと捜していたら、この世界も競合が激しいのかそういうものはやはりあるものです。ただし、写真一枚とはいえデザイン料にコストがかかっているのか値段が少し高くなる。
 
写真もこのブログに使うような対象をまん中に置いてその様子を正確に伝えるスナップショット風のものだけでなく、それとは別の指向性のものも撮るので、後者の中から冬や秋の札幌を感じさせる縦型の写真を選びます。ただし、年賀なので場所は自宅の近所や周辺のものに限定です。
 
写真を選べばPC上で簡単に仕上がり具合(テンプレートと写真の組み合わせ)をシミュレーションできますが、はがきの印刷だとどうなるか確認してみたい向きには、はがき一枚の印刷無料サービスが用意されていたので、申し込みました。このブログを書いているときはその郵便物がまだ到着していないので明日以降のお楽しみです。
 
年賀はがきの紙は筆向きではありません。その筆先の滑らない紙に「褚遂良(ちょすいりょう)」ような楷書で書かれた年賀はがきというのをもらってみたいと思うし、また出してもみたいのですが、そういうシミュレーションサービスというのは寡聞にして知りません。


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2019年10月25日 (金)

あると便利というわけでもない腕時計型デバイス

健康食品のテレビコマーシャルだとたいていは「これは個人の感想です」といった文字コメントが入りますが、これもそういう意味では「個人の感想」です。しかし、感想の向いている方向はコマーシャルとは反対です。
 
腕時計はぼくには必需品です。必需品ではないとしても、あるととても便利な道具には違いない。しかし、腕時計型の電子デバイスの存在理由がぼくにはよくわからない。込められた機能がいっぱいというわけでもないのに、機能の連携が素晴らしいというわけでもない。
 
腕時計型電子デバイスの時計機能が素晴らしいかというと普通です。常に自分の脈拍や血圧を把握しておかないと気が済まない健康マニアに訴求力があるのかと思いきや、脈拍は測定するけれど血圧は測らない。キャッシュレス機能も一部に限られる。
 
このタイプの腕時計型商品は以前からあって繰り返し現れます。だから専用型かそれなりに汎用型の違いはあってもニッチ商品には変わらないので十分な利益が出る程度に売れるものかどうか、ぼくにはよくわからない。ぼくにとって確かなことは、ぼくは買わないということです。
 
かりに健康分野に関係する機能に限定しても、相変わらず、血圧が130超えたらヤバいというメッセージが循環器系領域で復活してきて、したがってそれがサプリメントをはじめいろいろな関連商品の広告で援用されているので需要の喚起刺激にはなっているのでしょう。だから血圧を過度に気にする一部のお年寄りや熟年層には、従来の家庭向けよりも使い勝手がいいかもしれません。しかし、そういう人にはスマホの充電と同じで腕時計型デバイスの充電というのも面倒です。
 
「時間以外もわかります」と言っていたのか「時間以外も測れます」と言っていたのか覚えていませんが、脈拍も測れる腕時計型の電子機器のテレビコマーシャルの訴求対象者がそういう年寄りでないことは確かなようです。

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2019年8月26日 (月)

指定ゴミ袋はスマホでは買えない?

たとえば、おにぎりと飲みものとそれからついでに地方自治体指定のゴミ袋を近くのコンビニまで買いに行く若い男性や若い女性は少なくないと思います。彼や彼女が携帯するのはスマホだけで、とうぜん財布は持ちません。買い物は大丈夫でしょうか?

スマートフォンというプラットフォームを使って小口の不用品取引をしたりすると仮想の小口現金やおまけポイントなるものがたまってきます。それを手数料をかけて別の場所に動かすのも面倒なので、それをそのまま使ってしまいたいと考えます。最近はそういう仕組みが充実してきました。そのような場合、とくに買いたいものもないのでそういう購買力は日々の必需品の購入に回すのが妥当です。だから、近所のコンビニで、日々の必需品のひとつであるところの札幌市指定のゴミ袋をQRコード決済で購入しようと某ナショナルブランドのコンビニに向かいました。

レジでお店のベテラン風の女性から言われたのは「ゴミ袋はダメだと思います」。ぼくが怪訝な顔をしたのでお店の人は、ゴミ袋がそういう決済の対象外なのはあたりまえなのだけれどそういうことがよくわかっていないお客もいる、この人も一応お客なので怒らせても何なので「なんなら実際にいっしょにやって見ますか?」

で、実際にいっしょにやって見ると確かにQR決済の対象外のようです。詳しい理由は聞きませんでしたが、地方自治体指定のゴミ袋は、ビールやお菓子やおにぎりとは違って市のゴミ収集作業というサービスの対価を買うということなので、つまり通常の商取引と違うので、「ゴミ袋は現金でお願いします」ということのようです。現金で購入しました。

それでは今回のQRコード決済のおためし実験が完結しないので、330mlペットボトルのミネラルウォーターという日々の必需品に準ずるものを何本かレジまで持ってきて、当該キャッシュレス決済を終了しました。

ぼくは、スマホを決済に利用することの便利さに依存してしまい、そういう情報プラットフォームに一消費者として知らず知らずにロックインされてしまうような状態をあまり好ましいとは思っていません。スマホ取引のようなインターネット取引には、その最中でもそのあとでも、各社のよくできたマーケティングツールが押しかけて来ます。それらが押しかけて来たとしても必ずしもロックイン状態に陥るとは限りませんが、そういう危険性には確実に晒されます。

そういう意味では現金の持つ無名性には価値があり、だから無名媒体であるところのキャッシュの利用もそれなりに好きで、だからマーケティングツールの跳梁を鬱陶しいと感じるときやそのあたりでのちょっとした買い物をするときは、ゴミ袋も含めて、現金が便利です。スマホを使おうとは思わない。キャッシュレス決済は用途によって使い分ける少数のクレジットカードと、それから公共交通機関発行の電子マネーカードがあればたいていの状況でこと足りますし、そうすることである程度は自分の情報が勝手に利用されるリスクの範囲が限定できます。もっとも最近のマーケティングツールは情報の追加収集と新たな関連付けや誘導が上手なので、ぼんやりしていると消費者は裸にされてしまいます。

さて、地方自治体の指定ゴミ袋を「簡単に」スマホ決済する方法はあるのかないのか。ダメだった某ナショナルブランド・コンビニと競合している別の大手コンビニならITシステムが違うのでその処理がうまくいく可能性がありますが、そこまで時間をかける類のことではありません。

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2019年7月10日 (水)

寒い6月、温度の上がらない7月上旬

先月23日に「花フェスタ」の会場で、黒の栽培ポット入りのラベンダーをひとつ購入しました。ポット売りだったので家で素焼きの鉢に移し替えると数日後に開花しました。開花すると通常の夏の暑さだと1週間くらいで花が散り始めるのですが、今年はけっこうひんやりしているので花も長持ちして、2週間近く咲き続けています(写真)。珍しい。

人にとっては早朝は半袖だと風が冷たいくらいで、だから早い時刻に通勤に向かう人たちは、しっかりとジャケットや上着を身につけています。

最近話題の異常気象の周辺の小さな波がここまでやってきているのかもしれません。

人間にとっては心地いい天候ですが、露地栽培の野菜にとっては(ということはそういう農家にとっても)困った気温かもしれません。もうそろそろだと思うのですが、まだ好物のセロリが野菜売り場に出てきません。我が家のルッコラやバジル、青紫蘇(大葉)といった夏野菜の生育速度も期待するほど高くない。例年よりもけっこう遅い。

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ぼくは、温暖化ガス(二酸化炭素)の排出を人為的に規制できたら地球の温度変化問題はすべて収まるといった極端な議論には眉唾ですが、そうなのは、ぼくは、人類の産業活動や経済活動が地球の温度変化に与える影響は、自然がもたらす温度変化の数%から最大で十数%程度までだと考えているからです。大した割合ではない。

それほど大した影響を自然に与えられる程度まで人類が「賢い」ものであるのなら、すでに台風や地震を回避・抑制する方法を思いついているはずです。しかし残念ながらそれらに対しては打つ手がありません。

地球の温度変化の処方箋について極端な主張を耳にするときは、バランスを取るために、以下のような、「地球の過去40万年の相対気温推移グラフ」を改めて参照するようにしています。このグラフの説明を「丸山茂徳氏」(地質学者、元東京工業大学教授)の講演記録からお借りすると、次のようになります。

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このグラフが客観的な正しさをもった資料かどうかは、僕自身では検証できません。僕が納得しているだけであり、過去にはIPCC第3次報告の「ホッケースティック・カーブ」という「スーパーコンピュータ」を駆使した地球温暖化の捏造例があり、そのグラフを納得した人たちも多数いらっしゃいました。

『人間が文明を創って、化石燃料をたきCO2を出すようになった時代は、過去300 年前ぐらいからです。このわずかな変化に今ナーバスになっている訳ですが、人間の文明とは無関係に、地球というのはこれぐらい(±4℃)を平気でやっています。』

たしかに、10万年の単位で8℃の上昇と下降を繰り返しています。

『今から100万年前、あるいは200万年前くらいから地球の両極に巨大な氷河が発達し始め、ギュンツ、ミンデル、リス、ヴェルムという4回の大きな氷期があり、最後、1万年前にポコンと温かくなって人間はこの間に文明を創った。そういう歴史です。』

『そこまでのことを簡単に要約すると、地球の気候は変化することこそが本質であると言うことが一つです。その温度幅を考えた時、・・・人類の文明以前に非常に大きな温度変化があった。だから現在我々がナーバスになっている1、2℃の変化は驚くべきものでも何でもない。』

□□□

下のグラフが「ホッケースティック・カーブ」。

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2019年6月14日 (金)

北海道の日帰りバスツアー

ある旅行会社から観光旅行のパンフレットが送られてきました。以前、その会社の「日帰りバスツアー」に配偶者といっしょに参加したことがあるからです。

日帰りバスツアーのページを開けるといちばん目立つあたりに「夏の積丹(しゃこたん)へ」とあり、そのなかに、ぼくたちもお世話になったコースが全く同じ構成で掲載されていました。こういう構成は変えようがない。「積丹で食す!豪快!ごはんが見えないウニ丼。」

お酒の好きなひとは、団体ツアーであっても一杯やりながらゆっくり「ウニ丼」を賞味するのがいい。軽く酔ったあとで、積丹海岸の積丹ブルーを満喫できます。途中で北海道の地酒のひとつであるところの余市のウイスキーも味わえるので、こういうのはバスツアーに限ります。

配偶者は、以前はウニにはまったく興味がありませんでした。美味しくなかったからだそうです。理由はウニの保存(型崩れ防止)のために添加してあるミョウバンです。北海道で「塩水ウニ」を口にしてその評価が劇的に変わりました。殻から取り出したウニを海水と同じ濃度の塩水につけてあるのを「塩水ウニ」と云います。不味いわけがない。

ページを繰っていると、北海道(あるいは札幌)らしいユニークな日帰りツアーもありました。「日本の空を護り続ける戦闘機航空団最北の基地 千歳基地航空祭」。最近の事故ニュースや映画で話題のF-35ステルス戦闘機は無理だと思いますが、現地に行けば、政府専用機や編隊飛行をするブルーインパルス、離着陸し基地上空や周辺を低空飛行するF-15の爆音と空気振動を味わえると思います。

最新鋭戦闘機は最新鋭の武器なので、つまり最新ハードウェアと最新ソフトウェアのある種の極致の組み合わせなので、それだけで拒否反応を起こすかたもいらっしゃるかもしれませんが、洗練されたロボットメカニズムやエンジニアリングに憧れる男の子や女の子、AIに憧れる少年や少女にはけっこう刺激的なイベントかもしれません。それに映画の「空母いぶき」効果で、今年は女性の参加者が増えるかもしれない。

まだ当時と似たような素朴なモデルが市販されているみたいですが、子どもの頃に木と竹・竹ひごと紙とアルミニウム管のゴム動力模型飛行機を組み立てて遊び(竹のプロペラの機体がまっすぐ飛んでいってどこかで行方不明にならないように左に大きく回転する風に作り、けっこう長く飛行しました)、それから、第二次世界大戦のイギリスやドイツや日本や米国などのレシプロ戦闘機の形と性能をほとんどすべて記憶していた身としてはけっこう戦闘機に対する思い入れがあります。

「千歳基地航空祭」のすぐ隣に「ススキノ・ホストクラブでお姫様体験」という案内があり、「戦闘機」と「ススキノ」は面白い組み合わせですが、「ススキノ」のほうが「千歳」よりも倍くらい値段が高い。それでも1万円未満に抑えてあります。博多でも東京でも同じことは簡単にできるので、札幌独特のツアーというのではないと思いますが、去年もパンフレットで見た記憶のあるツアーなので、最近はそういうニッチ市場が常に存在するということなのでしょう。今年から始まったツアーは「新コース」と書いてあり「お姫様体験」にはその注釈がないので、やはり定番コースのひとつのようです。

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2019年5月17日 (金)

Prepaid Data SIMと観光案内アプリと「ここはどこ?」

札幌市内ではスマホを片手にあっちだこっちだと繁華街をうろうろしているおひとり様や二人連れや少人数グループの中国人観光客も少なくありませんが、そういう人たちは結構準備のいい人たちです。そういうスマホを手にした人たちと、そうでない(歩きスマホでない)人たちが占拠している通りで聞こえてくる主要言語が日本語以外の状態を「ここはどこ?状態」ないしは「ぼくたちは少数民族状態」とぼくは勝手に名付けています。

コンビニに「PREPAID DATA SIM FOR ENJOY JAPAN TRAVEL」(原文のママ)と大きな字で印刷したB5番くらいのペラ案内が置いてありました。英語のチラシなので外国人旅行者向けです。

その主要機能は、これも原文のママ引用すると、

・High Speed, Broad Area You can use Japanese local 4G/LTE line. The population coverage is over 99%.
・3-in-1 SIM standard SIM (mini SIM), micro SIM, nano SIM available.
・Tethering Available Data tethering available (3GB/10GB), if your device support it.
・Multilingual Support Multilingual customer supported by telephone: English, Japanese.

このPREPAID DATA SIMの値段は3種類で1800円、3000円、4500円。価格差は有効期限(日数)の違いか通信量の違いのはずです。利用期間の制限された使い捨てSIMなので、外国人旅行者には便利だし、フリーWiFiと違って歩き回れるし、安全です。旅行中に足りなくなれば買い足せばいい。ただ、スマホにある程度詳しい人でないとこの選択肢は向いていない。英語と日本語だけでマルチリンガルサポートとはちょっと言い過ぎですが、このカードを買う人たちにはそれでいいのかもしれません。

ともあれ、この手段で札幌の「ここはどこ?状態」がもっと強化されそうです。

裏面には、PREPAID DATA SIMという短期インフラを有効活用するためのアプリケーションの案内が印刷されています。観光案内アプリです。再び内容を原文のママ引用すると「Restaurants, Sightseeing spots, Route search and driving directions. Many coupons available when dining or shopping」。

案内言語は、英語、中国語(簡体字、繁体字)韓国語、そして日本語。そのアプリを日本語で少し使ってみました。使えそうなので、当分、インストールしたままにしておきます。

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2019年5月15日 (水)

大きな活字の日本語ペーパーバック

学生時代にそれなりに熱心に読んだ文庫本で、だからまだ本棚の隅に存在しているなかから無作為に一冊を引っ張り出してくると(今、手元でページを繰っているのは岩波文庫、著者はマックス・ウェーバー、書名は「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」)、その活字の小ささに驚きます。

最近の文庫本は、以前よりも相対的に活字のポイント数が大きくなった気がしますが、出版社によっては、明らかに大きな活字で出してくれるところもあり(たとえば、ジョージ・オーウェル著「一九八四年[新訳版]」、ハヤカワepi文庫、この版の第一刷の発行は平成二十一年)、遠近両用メガネの利用者としては助かっています。

活字の実際の大きさではなく相対的な大きさで比較してみると、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を仮に9ポイントとすると「一九八四年[新訳版]」は12ポイントです。大きな活字は内容がシリアスでもくつろいで読めます。

一時、「大きな活字の文庫本」(正確には「ワイド版岩波文庫」で帯には「大きな活字で余裕の読書」と書いてある)が出版されて、手元には「華国風味(青木正児著)」がありますが、たしかに活字は余裕の大きさです。しかし、このシリーズは今でも手に入るのかよくわからない。

少し前に、文庫本という選択肢もあったのですが、「大きな活字の中型日本語ペーパーバック」とでも呼ぶのがふさわしい種類の本に出合い購入しました。

作りも紙質も、したがって値段も欧米のペーパーバックです。通常の単行本よりはひと回り小さい。押し付けるように無理にページを開くと背表紙に深い皺が入り、そのうちその部分から破れてしまうかもしれません。欧米版ペーパーバックではよくある話です。ただし活字サイズは大きくて、そこが嬉しい。小学館の「P+D BOOKS」というシリーズですが、活字を少し遠ざけて読むほうが楽な世代向きの現代日本文学が対象なので、市場はニッチマーケットということになりそうです。

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2019年3月 7日 (木)

平日夕方の家電量販店の短い行列

平日夕方の家電量販店です。1階の入り口付近のカウンターに短い行列ができていて、並んでいるのは若い(および比較的若い)男女です。ネットで注文した商品を受け取るためみたいです。

現物の品質や実勢価格をリアルな店舗で比較したあとネットで注文、というのは以前から人気のある消費者行動です。最近では、逆に、ネットで注文しても自宅で配達物を受け取ることが生活パターンなどの都合で時間的に難しい消費者は、お店で自分の都合の良い時間帯に商品を受け取ることができるようになりました。夜の再配達よりも、お互いに無駄がない。

リアル店舗とネットのようなバーチャル店舗の両方を抱えている流通チャネルでは、消費者はそういう選択の自由度を持てます。やや大げさすぎる(と、ぼくには思える)言葉ですがそういう流通の選択柔軟性を「オムニチャネル」と呼ぶ場合もあります(オムニ omni- は「全」「総」「あらゆる」「あまねく」という意味)。そういう言葉を意識的に使ってメディアや消費者向けの広告宣伝活動をしている古いタイプの流通も増えています。

10年以上使い続けてきた某社製のスチームアイロンに、ときどきわずかに水漏れが発生するようになったそうです。その某社のスチームアイロン(アイロンは伝統的に、つまりアイロンの好きな主婦が非常に多いという意味で伝統的に、ヨーロッパ製がよい)の熱量が強くて重量感のある最新型(スチームアイロンの原理は変わらないので改良型)を実際に目で見て実際に手で触るために、配偶者は、ぼくが夕方に短い行列を見たところの実店舗に出かけました。実物に納得したら注文ですが、実際の注文はネットからです。

その家電量販店が取り扱っているのはリアル店舗では広い意味での家電製品(家電の親戚の生活用品も含む)ですが、バーチャル店舗では本やCDなども販売していて、本やCDのネット通販から出発したある外資系企業よりも、物理的な流通品質ははるかに高いようです。だから、同じものを販売している場合は、日本国内で税金をきちんと納付しているところのこちらの企業を選択するようにしています。もともとが家電製品のリアルな店舗ビジネスから出発したところなので、広い範囲をカバーする効率的な自前の配送サービス網が整備されています。リアルチャネルとバーチャルチャネルが入り混じるようになって、流通サービスの強さが際立ってきました。

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