情報処理

2020年7月 9日 (木)

その日の天気は「雨雲の動き」(予想)を見るに限る

天候の今後の推移(晴れとか曇りとか雨とか雪とか)と最高気温・最低気温を含む気温推移、降水確率などを一覧にまとめた天気予報は一応参考にしますが、参考の仕方は一応程度です。

日々の利用者側からすると、それほど信頼できるものではありません。無料だから仕方ないとも言えるし、気象庁や気象台は税金で運営されているのでその不正確さに文句を言ってもバチは当たらないとも思うとも言える。

我が家で最も頼りにしているのは、データソースは同じはずだとしても、表現形態が異なるところの「雨雲の動き」(実況と今後15時間の雨雲の動き予想)。一番重要なのは雨が降るか降らないか、降るとしたらどれほど長く降るか、どれほど強く降るかで――強さに関してはエリアマップ風の「豪雨レーダー」というのもある――そういう目的には「雨雲レーダー」です。今後15時間の雨雲の動きを日本全土を対象にした地図上で表現してくれます。札幌上空を流れる雲を、その地図上で眺めていると、外出には傘は必要かどうかが判断できます。

急な外出を含む日常生活の傘判断に便利なだけでなく、大雨や梅の天日干し(土用干し)のときにもとても役に立ちます。


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2020年7月 3日 (金)

詐欺もどきの(と言うと失礼かもしれないが)、意味不明瞭な発表

経済効果などに関する政府(関係官庁)の発表でよく使われる手のひとつに、大きそうな経済効果の金額だけを提示して、それが1年間での経済効果なのか、10年間という長期での経済効果なのかについては、当該発表の中では明らかにしないというのがあります。

読む方は1年をデフォ期間と考えますが、発表当事者は10年を想定している。10年でその金額なら別に経済効果云々というほどのこともない些細な金額です。たしか、TPP議論が盛んなときにそれを積極的に推進する担当官庁が使った手だと記憶しています。

今回もマイナンバーポイント制度に関して、同じ手の、よく考えると何を言っているのかよくわからない発表、換言すれば詐欺もどきの発表に出合いました。

ニュース記事(時事通信 2020年7月1日)によると

《マイナポイント(マイナンバーポイント)制度は、消費者がスマートフォンのQRコードやクレジットカードなど決済手段を一つ選んでマイナンバーとひも付け、買い物額の25%分を還元する。上限額は5000円。》

その理由は

《6月末までの「ポイント還元」制度では複数のキャッシュレス決済サービスが利用できたが、マイナポイントでは1人一つに限られるためだ。》

これを読むと、買い物ごとに、毎回、買い物金額の25%を還元、ただし上限額は5000円、と解釈してしまいます。つまり、2万円の買い物を月に5回すると、その月の還元額は10万円の25%で2万5000円(上限額の範囲内)。

しかし、同じ記事に

《マイナポイントに必要なマイナンバーカードの普及率は低く、「5000円程度の還元で消費者がマイナンバーカードを取得するとは思えない」(決済事業者)との声がある。》

とあるので、5000円還元は一度限りのようです。

なぜ、「5000円還元、ただし一度限り」と明記しないのでしょうか。そんなものに訴求力がないのは当事者もよくわかっているのでしょう。だから、失礼を承知で言えば、詐欺もどきの発表内容になる。


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2020年6月23日 (火)

消極的に電子書籍を選ぶという場合

基本的に書籍は紙媒体が好きだとしても、それは読みやすい大きさの活字が並んでいる単行本や全集や、活字のポイント数が大きくなった最近の文庫本や新書版の場合であって、雑誌や料理関連などの実務本は、たいてい必要なところしか読まないし本棚が不要という理由で電子出版物を選択します。

それをとりあえず積極的な理由で電子書籍を選ぶ場合だとすると、消極的な理由で電子書籍を購入する場合というのもあって、それは、紙媒体としては古い作りの文庫本しか手に入らないような場合です。

古い作りとは、たとえ発行年度は比較的最近だとしても作りの古い、つまりそうしないとページ数が膨大なものになってしまうのでポイント数の小さな活字を並べた眼のいい学生向き文庫本などのことで、古典とされるロシアの長編小説や長い現代小説などがある。

単行本でも上下二段組みというのも、厚い文庫本を二冊いっしょにまとめたようなものなので活字は小さく読みやすいとは言えません。

そういうのは紙媒体だと目が痛くなるので、文字サイズを好みのものに変えられる電子書籍がありがたい。パソコンでもタブレットでもスマホでも機器に応じて好みのポイント数で読み進めます。「大きな活字の文庫本」感覚なら、専用端末は持っていないので、使うのはやはりスマホでしょうか。

それから、これは積極的に選んでいるのか消極的なのかわからないけれど、電子媒体でしか手に入らない読み物も電子出版物を買うしかありません。

 


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2020年6月 2日 (火)

無水料理の得意な自動調理鍋で再び「小豆のあんこ」

インターネット経由でいろいろとできるのでIOT家電とも呼ばれている無水料理の得意な自動調理鍋が、我が家で段々とその存在感を高めてきました。配偶者の使用頻度が高まったからです。しかし自動調理鍋といっても得手不得手があります。煮物や煮ながら混ぜるタイプの料理、つまりカレーやミートソースやシチューなどはとても丁寧に器用にこなします。だから得意だとわかってきた料理や得意な作業はそれに任せる回数が増えてきました。

例えば2時間から2時間半、つきっきりで調理中の素材を焦がさないように気を付けながら鍋をかき混ぜたり、あるいは頻繁に火にかけた鍋の調理の進行具合をチェックし続けるというのはそれなりに楽しい工程管理かもしれないけれどもけっこうな負担だし、その間に単純作業(ただし失敗する可能性のある単純作業)にもかかわらず他のことが出来ないという意味では時間がもったいない。鍋を弱火でかけっぱなしでまだ大丈夫だろうと思って他のことをしていると、そのわずかな(と思える)間に急に吹きこぼれたなどという事態も発生します。

この器具を利用した無水自動調理の良さは、ぼくたちが別のことに集中している間に、料理の種類によっては高水準の味を作り出してくれることです。いい味に仕上がるとそのための臨時職人を雇った気分になります。

水を使うので無水調理ではないのだけれど、こういうのは自動調理器具に敵わないというののひとつが「温泉たまご」。68℃で40分間茹でるなどというのは手作業ではとてもやっかいです。

「おでん」なども煮物のひとつなので得意なはずですが、最初から全部の素材を投入するよりも、「大根」「昆布」「ゆでたまご」「こんにゃく」などは自動調理してもらい、出来上がったらそれを、例えば土鍋に移す。そこに生でも食べられるところの各種の「魚の練り物」を入れ食べごろにまで火を通すと、練り物からぼやけた感じの食感が消え、美味しい出汁のおでんができ上がります。

今日の話題は「あんこ」です。配偶者が、また、小豆の「あんこ」をその自動調理鍋を利用して作ってくれました。少し前にこのIOT調理鍋で試しに「あんこ」作って、それから次に圧力鍋で作って味を客観的に比較し、結果がよかったのでまたIOT家電に戻ったというわけです。

全自動とはいかないまでも、段取りを決めて、後はお任せです。配偶者によれば、とくに腕が疲れ肩が凝るのは茹でた小豆の長時間のかき混ぜ作業ですが、その工程が「外注委託」(アウトソーシング)になるとはとても楽だそうです。最初に小豆を茹ででもらい(これは短時間)茹でた小豆を湯切りしてまた自動調理鍋に再投入、そうすると同じペースで飽きもせずいい按配になるまでかき混ぜ続けます。この調理家電の普段の混ぜ合わせ作業では耳にしないところのいかにも重そうに食材(小豆)をかき混ぜ棒で混ぜる音も聞こえてきます。

砂糖と塩の投入に関しては頃合いとなった時にお知らせアラームが鳴るので、お勧めガイドよりは少ない量の砂糖(甘すぎるのは嫌なので)と標準的な量の塩を入れて、あとはお任せ。そうすると小豆を茹でた後、2時間と少しくらい後に写真のようなのができ上がります。そのまま冷えたのを「あんこ」として食べても美味しいし、小ぶりな餅を焼いたのといっしょにお汁粉仕立てにしてもいい。

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2020年5月27日 (水)

鬼一口(おにひとくち)・補遺

これは家族とぼくのための個人メモです。自分で納得はしていたとしても勝手な憶測や聞き書きの部分(自分で検証していないという意味)もありますので、適当に読み流してください。

今回の新型コロナウィルス感染に関して明かなことのひとつは、(変異種も含んで)当該ウィルスの治療薬もワクチンもまだ存在していないということです。別のターゲット用に開発された複数の薬が援用されて一部は効果を発揮しているようだとしても、それはそれだけのことでこの感染症の治療薬ではない。ワクチン開発もこれからです。

日本でこのウィルスに感染していると判明した人たちの数、地方自治体で検査の結果日々報告されている新規感染者数は、今のところは減少傾向にあるようです。(なお、このウィルスによる世界の死者数も、南米以外は減少している。しかし北米の状況は現在もそれほどは良くはない。)

しかし、だからといって、実際の感染者数や潜在的な感染者の数が少なくなったわけではなさそうです。そういう方向を指し示す調査は存在しないので。

確か台湾政府の調査分析によれば、すべての変異種についてそうかどうかはわからないにしても、「当該ウィルスの感染者」が「感染していない他者」にウィルスをうつす時期はいつかというと、その感染者の発症後ではなく、発症の数日前から発症時まで、だそうです。つまり、熱を出して苦しそうな状態の患者からはほとんどうつらなくて、発症前で自覚症状がない元気な状態の感染者のほうが明かに強い感染力を持っていたそうです。言葉を換えると、37.5度の熱が4日間続いた患者は、他者にウィルスをうつすという観点からは、相当に安心な存在ということになります。

メディア報道によれば、政府が6月に導入しようとしている「(新型コロナウィルス対策用)接触確認アプリ」は、ブルートゥースを使いグーグルとアップルが共同開発して各国の公衆衛生機関に提供しているものだそうです。グーグルとアップルというIT基盤の提供者が一緒になればすべてのスマートフォンユーザが対象になるわけで、そうなるとこれがいわゆる「アプリ」なのかそれともアプリという装いを持った「OS」の一部なのかよくわからない。

スマホユーザーが新規の個別アプリとしてダウンロードしなくても、このソフトウェアは「OSアップデート」の一環としてiOSとAndroid OSのスマートフォンに勝手に入ってきます。勝手に入ってきても、このソフトウェア用の「ON/OFF」ボタンや「ENABLE/DISABLE」スイッチがあればいいのですが、どうなのでしょう。このソフトウェアはブルートゥースを使うらしいのでそれをオフしている間は「接触確認」は有効にならない、とも言えますが、つねにブルートゥースをONにしているかたには悩ましい。

それも悩ましいですが、もっと悩ましいのは、以下のようなことです。

かりに、保健所で新型コロナウイルス感染者などを管理するシステムに陽性者が登録され、登録された陽性者は、保健所の通知を受けて自分が陽性者であることを協力的に善意を持って「接触確認アプリ」に入力したとします。

上述の台湾政府の調査分析が正しいとすると、そういう陽性者が他者への感染源となるのは発症前の数日で、そのもっと前とか、症状が出た後はその陽性者は感染源にならない。「保健所で新型コロナウイルス感染者などを管理するシステム」には、おそらく、なんの症状もないのにたまたま検査したら陽性になったばかりであることが判明した人から、感染したものの何となく直った人や、入院して無事退院した人までがすべて含まれています。

この「接触確認アプリ」をダウンロードした人が当該ウィルス陽性者と接触した場合には接触者アラートがその人に通知される塩梅になっているそうなので、下手をすると緊急性のない(あるいは実際には意味のない)緊急速報がそのあたりを飛び交うことになるやもしれません。

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2020年5月26日 (火)

鬼一口(おにひとくち)

能「通小町(かよいこまち)」の中で深草少将が小野小町のもとに通い詰めているときの描写のひとつに科白で「さて雨の夜は」「目に見えぬ鬼一口(おにひとくち)も恐ろしや」というのがあり、これは「伊勢物語」からの借用と言われています。

平安時代初期の「伊勢物語」に限らず、日本の説話においては、鬼が一口にして人間を食い殺すことを鬼一口(おにひとくち)と云いました。「伊勢物語」第六段(「芥川」)は以下のような内容です。昔は夜は死霊や生霊や鬼や魑魅魍魎が跋扈していました。

《むかし、ある男が何年も女のもとへ通い続けていたが身分の違いからなかなか結ばれることができないので、男はついにその女を盗み出した。逃走の途中で夜が更け、さらに雷雨に見舞われたために、鬼がいるとも知らず戸締りしていない蔵を見つけて女を中へ入れ、自分は弓矢を手にして蔵の前で番をして夜明けを待った。ところが女はその蔵の中に住んでいた鬼に一口で食い殺され、女の死に際の悲鳴も雷鳴にかき消されてしまった。やがて夜が明けて男が蔵の中を覗き見ると女の姿はどこにもなかった(原文は「はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼はや一口に食ひてけり。・・・やうやう夜も明けゆくに、見れば、率(い)てこし女もなし。」)》

以前、テレビで(今は特別天然記念物であるところの)オオサンショウウオ (大山椒魚)のドキュメンタリを見たことがあって、体長が1メートルくらいのオオサンショウウオが体長70センチくらいの(つまり自分と同じくらいの)大きさの魚を音もなく水の揺れもなく一瞬で飲み込んでしまうという場面に目が釘付けになりました。飲み込まれた魚のそばにいた別の魚が、仲間の一瞬の消滅に気がつかないくらいのとても静かな早業でした。だから、鬼が一口で人を食い殺すというのは、そういう自然が周りに満ちていた頃には決して荒唐無稽ではなかったのでしょう。

昨日(2020年5月25日)の安倍首相の「緊急事態解除記者会見」における冒頭発言に以下のような部分がありました(首相官邸ウェブサイトから引用)。

『・・・そのためには、感染者をできるだけ早期に発見するクラスター対策を一層強化することが必要です。その鍵は、接触確認アプリの導入です。スマートフォンの通信機能により、陽性が判明した人と一定時間近くにいたことが判明した方々、すなわち濃厚接触の可能性が高い皆さんに自動的に通知することで、早期の対策につなげるアプリです。(中略)このアプリが人口の6割近くに普及し、濃厚接触者の早期の隔離につなげることができれば、ロックダウンを避けることが可能となる大きな効果が期待できるという研究があります。我が国では、個人情報は全く取得しない、安心して使えるアプリを、来月中旬をめどに導入する予定です。どうか多くの皆さんに御活用いただきたいと思います。』

スマホにインストールした新しい監視アプリを使って我々がいつの間にか新型コロナウィルスに感染しているかもしれない、その可能性を連絡してくれるそうです

ITインフラサービス提供会社のクラウドサービスに個人データや家族データを無料で気楽に保存することに違和感や抵抗感や不安のないかたは気にならないかもしれないとしても、ぼくはそういうことが気になるタイプなので、こういうアプリを気軽にインストールする気にはなりません。

厚労省が企業としてのLINEを使って、LINEユーザーやLINE登録者に体調調査アンケートを3月末から5月にかけて数回実施しました。「現在の体調について教えてください」というタイトルのプッシュ型メッセージが利用者に送られてきて、そういうことに答えることに違和感のない人は調査に気軽に応じたと思いますが、その調査は『濃厚接触の可能性が高い皆さんに自動的に通知する』アプリを『来月中旬をめどに導入する』ための予行演習だったのかもしれません。どのような属性を持ったどれくらいの数の国民がその調査に協力したのかについての個別データが何回にもわたって手に入ったはずなので。

ぼくのような恐がり(あるいは慎重なタイプ)には、こういう政府の動きは「はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼はや一口に食ひてけり」と映ります。


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2020年4月30日 (木)

クリーンルームで生産された日本製マスクの抽選に応募してみたら・・

ついでがあったので早朝にお客が誰もいないコンビニに立ち寄ってみても、そのコンビニがその日はたまたまそうであったのかもしれないのですが、マスク売り場には「お一人様一点のみ」という貼り紙があるだけでマスクそのものはきれいに売り切れていました。

《クリーンな「闇市」経由のクリーンな「闇」マスク》という記事の続きです。今回は「闇」ではありません。「クリーンルームで生産されたクリーンな日本製マスク」に関する話題です。

『品質が保証された国内生産のマスクを消費者に販売している製造企業は日本ではとても少ない。したがってそういうところがそういうマスクをオンラインストアなどで売り出すと購入者が殺到し受け入れ容量を直ぐに超過するのか、ログインできない状態が続きます。ストアによってはインフラ設計の不備のせいか「あらまあ」というような状態でシステムが寝てしまっているのもあります。こういう作業に関して根気のいい配偶者が何度やってもダメみたいなのでそういうチャンネルでのマスク購入は当面は(いつまで「当面なるもの」が続くのかわかりませんが)諦めました。予備在庫として国産製品を50枚ほど確保したかったのですが』という経験を一週間ほど前にしました。

一定以上の品質が保証された国産の不織布マスクを手に入れるのは当面は無理かと思っていたら、前回、関連したシステムに不都合を起こしながら本人はお手上げ状態になって不貞寝してしまったマスクのオンラインストア・アプリが「インフラ設計の不備」を修正して販売を再開しました。再開と言っても今度は応募のみで、実際に買えるかどうかは翌日の抽選次第です。

ログイン時の混雑状況は最初の売り出し時と比べてわずかにマシになった程度なので、そもそも何度やっても応募入力が受け付けられません。根気強い配偶者が(しかしおそらくは相当に苛々しながら)3時間ほど粘っていると「入力されたメールアドレスは登録済みです」といった不思議な返事が応募システムから返ってきたそうです。

配偶者が「これ何かしら?」とぼくを呼んだので、「バグかなあ、アプリが混乱しているのかも、この会社らしい」と答えたら、配偶者は「こんなメッセージは3時間で初めてだから意外と大丈夫かもしれない」と自信ありげです。ネット上の親切情報で確かめてみると、この不思議なメッセージは応募が無事に受けつけられた証拠みたいです。あとは抽選結果を知らせるメールを待ちます。倍率は120倍。お年玉付き年賀状で郵便切手を当てるよりもはるかに難しい。

はじめての、IOTキッチン家電」や「はじめての、IOTキッチン家電」補遺に書いたように、このマスクの製造販売会社の商品(IOTキッチン家電)は利用していて、その無水料理が軸の自動調理器具に関しては料理好きな配偶者の評判はいい。購入時にIOTサービスの利用を含めてユーザ登録をしてあるし、実際に料理で使った結果のフィードバックもいくつかは当該メーカーに返してあるので、今回のマスクの抽選に関していくぶんの便宜を図ってくれるのではという淡い期待を配偶者は口にしていました。

しかし、当選者には29日までに届くはずのメールは届かず、《ご応募総数:4,706,385人 当選者数:40,000人 (40,000箱)》なので世の中は勝手に期待したようには必ずしも行かないことを改めて確認することになりました。しかし《第1回抽選販売にご応募いただけなかった方は、第2回以降の抽選販売でご応募ください。 なお、既にご応募いただいた方につきましては、自動的に第2回以降の抽選販売の対象とさせていただきますので、改めてご応募いただく必要はございません。》ということなので、イライラし通しの意味のない3時間は次回は必要なさそうです。

しかし次回もダメなら、そして我が家のマスク在庫が少なくなっていたら、通販で、品質のよさそうな中国製メディカルマスクかサージカルマスクを注文することになりそうです。


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2020年4月23日 (木)

こういう業界でもダウンタイムという言葉を使うんですね

IT関連の業界ではアップタイムやダウンタイムという用語はごく普通に使われる用語です。コンピュータシステムが稼働している時間帯をアップタイム、情報処理システムが何らかの原因で稼働していない時間帯をダウンタイムと言います。

銀行やコンビニのATM、あるいはオンラインストアが動いているはずなのに動いていない状態をハードウェア障害やソフトウェア障害でシステムがダウンしていると言いますし、そういう時間の幅をダウンタイムと呼びます。定期メンテナンスのためにたとえば明け方に2時間オンラインシステムを計画通りに停止させた状態もダウンな状態で、そういう2時間もダウンタイム(ただし予定通りのダウンタイム、スケジュールに組み込まれたダウンタイム)に勘定されます。

新型コロナ関連のニュースを見たり読んだりすることが多い中で、整形美容業界でもダウンタイムという用語が、おそらく医療サービスの供給側の人たちにとっては、ごく一般的であるらしいことを知りました。

「新型コロナウイルスの影響で、にわかに注目を集めているのが整形美容業界」といった書き出しの記事も目につくなかで、美容クリニックに勤務する看護婦さんの「最近はダウンタイムの長い手術が増えています」というコメントの「ダウンタイム」にいささか驚きました。

美容整形手術後に例えば顔をマスクで覆って自宅にしばらく引き籠るというか、直るまで知り合いとの接触を避けるというか、そういう時間のことをその業界でもダウンタイムというらしい。正常な稼働状態が維持できない時間帯のことなのでダウンタイムというのは言い得て妙です。長いコロナ自粛期間を活用して、長めのダウンタイムが必要な整形手術の短期需要が急激に伸びている。

長く休める(休業要請等で長く休まざるを得ない)し、テレワークで出社しなくていい。仮にテレ会議があっても今はマスクで顔を覆うことが正しい行為なので誰かがそうしていても他の人には全く違和感がない。

潜在的なコロナ患者かもしれない手術希望者と毎日濃厚接触を繰り返すサービス提供側の人たちの感染恐怖と忙しさに同情するとしても、ダウンタイムというのが、今回、業際的な用語であることがわかりました。


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2020年4月21日 (火)

新型コロナ関係の不思議なデータ項目が「他は国籍確認中」

毎早朝、以下のウェブサイトのコロナ関連情報にざっと目を通すようにしています。

COVID-19 Dashboard by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)
Financial Times Coronavirus tracked: the latest figures as the pandemic spreads | Free to read
北海道 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の現在の状況について

この民間データとお役所データの4つがあれば、他の情報も参照するとして、世界の様子と日本の様相と北海道の状況がそれなりに掴めます。

その中で日々更新されている「厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の現在の状況について」の中に、けっこう以前から不思議な記述があって(以下の引用を参照)、その記述とは4月19日版の報告では

患者6,353例
日本国籍の者4,646名、外国籍の者62人(他は国籍確認中)

というなかの「他は国籍確認中」という部分です。

4月19日の報告だと、この「他は国籍確認中」の人たちの人数は、「6,353人の患者」から「日本国籍の者4,646名」と「外国籍の者62人」を引いたあとの人数である「1,645人」ということになります。国籍不明の新型コロナ患者が4月19日現在の日本に、累計では1,645人いらっしゃる。

4月19日よりも2週間前の4月5日版の厚労省報告を見ると

患者2,239例
日本国籍の者1,678名、外国籍の者39人(他は国籍確認中)

なので、その時の国籍不明の新型コロナ患者はその日までの累計で「522人」(2,239 –1,678 -39 =522)です。

ということは、4月5日から4月19日までの2週間で

「日本国籍の患者」は「2,968人」増加し
「外国籍の患者」は「23人」増加し、そして
「国籍確認中の新型コロナ患者」が「522人」から「1,645人」へと「1,123人」増加したことになります。

日本の各地域の保健所や病院などでコロナ患者と検査認定された人が日本国籍か外国国籍かわからないので国籍確認中などということは普通はあり得ない。あり得るとすれば肺炎のような症状が急に悪化してパスポートなども身につけていない状態で突然路上で倒れて病院に運び込まれてそこで新型コロナ患者だとわかったというような場合で、そういう不思議な患者が2週間で1,123人も発生したというのは、出来のいいホラー映画か脚本の悪い喜劇映画のどちらかに近い。

増加しながらずっと存在しつづける「国籍確認中の新型コロナ患者」とは何か、なかなかに興味深い患者カテゴリーであり、興味深いデータ項目です。どういう人たちがそこに集合しているのかやや気になります。

□□□

新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和2年4月19日版)

4月19日12時時点での新型コロナウイルス感染症に関する状況についてお知らせします。

1.国内の発生状況(4月19日12:00)
国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は10,219例となりました。
内訳は、患者6,353例、無症状病原体保有者685例、陽性確定例(症状有無確認中)3,323例となります。国内の死亡者は161名です。また、国内での退院者は91名増加し、1,159名となりました。

【内訳】
患者6,353例(国内事例6, 308例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫34例)
・無症状病原体保有者685例
(国内事例588例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫93例)
・陽性確定例3,323例(国内事例3,323例)
日本国籍の者4,646名、外国籍の者62人(他は国籍確認中)

20200419

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2020年4月15日 (水)

政府が今週から2枚ずつ全戸配布する新型コロナウィルス用「布(ガーゼ)マスク」

政府が今週から2枚ずつ全戸配布する「アベノマスク」にかかわる出来事はほとんどコメディなのでけっこう可笑しいですが、制作費等が四百数十億のコメディなので、その部分に関しては楽しめない。

以下のような世論調査が4月13日にありました。あらためてそのマスクの評判は悪いようです。

『布マスク2枚配布「評価しない」76%』
 『共同通信の世論調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全世帯に2枚ずつ布マスクを配布する政府の取り組みについて「評価しない」が76.2%に上った。「評価する」は21.6%。』(共同通信社 2020/04/13)

回答者は固定電話が515人、携帯電話が513人だそうなので、2~3年前とは違って、固定電話よりの高年齢層と携帯電話より(あるいは携帯しか持っていない)非高齢者層の両方がバランスよく調査対象となっています。

厚生労働省のウェブサイト「布マスクの全戸配布に関するQ&A」から、問5から問8までを引用します(一部省略)。

問5 いつ頃届きますか。
全国の世帯を対象にした布製マスクの配布に当たっては、4月12日(日)の週後半以降、感染者数が多い都道府県から順次、配送を開始する予定です。

問6 どこから配り始めますか。
感染者数が多い都道府県から順次、配送を開始する予定です。具体的にどこから配布するかは、感染者数の動向を踏まえて、現在検討しています。

問7 再利用しても、品質上問題ないですか。
洗濯による繰り返しの再利用が品質上問題ないことを確認しております。洗濯により多少縮むことをご了承ください。

問8 どのくらいの頻度で洗えば良いですか。
1日1回の洗濯を推奨しています。汚れがつきましたら、その都度洗濯してください。

上のQ&Aに出てくる全戸配布の布(ガーゼ)マスクとは仕様が同じというわけではないと思われる、厚労省調達の別の布(ガーゼ)マスクがすでにあり、これは「洗って再利用可能な布製マスク」として介護施設などに既に配られたようです(「介護施設等に対する布製マスクの配布について」(令和2年3月18日、担当者連絡先 マスク等物資対策班(ガーゼ担当))参照。

その介護施設等に配布された布(ガーゼ)マスクは、実際の使用者によれば、そもそものサイズが小さすぎるとか、厚労省の動画の通りに浸けおき洗いして乾かしても、マスクの上側(ないし下側)が切りっぱなしのため洗濯後は「ほつれ」がひどくて、つまり、洗濯による再利用にはけっこう難があるそうです。これはガーゼマスクがそもそもウィルス対応マスクとしての効果があるかどうか云々とは別の品質問題です。

しかし「4月12日の週後半以降」に全戸配布されるガーゼマスクの「再利用可能品質」がどの程度のものなのかは、きちんと品質チェックをしたであろう政府担当者と納入業者以外は、まだ誰も知らない。

ある大きなフリマアプリ運営サイトが次のようなメッセージをユーザーに送ったようです。

「【注意喚起】厚生労働省より配布される布マスクの出品について」

「□□では、3/13(金)より「衛生マスク(個人が自作したものを含む)」「衛生マスクとその他の商品を抱き合わせた出品」を出品禁止としております。厚生労働省より、店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、4/12(日)の週以降、感染者数が多い都道府県から順次、全戸に布マスクを配布する予定であると発表されていますが、これらの布マスクも出品禁止物に該当いたしますので、決して出品なさらないよう、お願いいたします。」

通常品質以上のマスクは出品価格によっては購入者がいるとしても、たいていの国民は「アベノマスク」という四百数十億円のマスク・プロジェクトに呆れ果てているし、この布マスクのマスクとしての効果も信じていないので、当該マスクがフリマアプリ市場(つまり不用品売買市場)に溢れることはないと思いますが(需要がないので)、この運営サイトは万が一の場合を想定して「布(ガーゼ)マスク配布決定者」に対して忖度しているのかもしれません。

出費が2~3億円なら脚本と配役の悪いテレビコメディーを無理やり見せつけられているということで済むのですが、実際はそうもいかない。

関連記事は『「布マスク2枚」は「ケーキ」を超えたかもしれない』。

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