雑感

2017年10月18日 (水)

梅を干す陽射し、大根を干す陽射し

天日干しとは、陽光や風を使って野菜や魚の水分を飛ばし、干物や漬物といった保存食を作る素朴な方法のことです。陽光を利用する天日干しは好きですが、寒風を使った天日干しは、実作業としては、ほとんど経験がありません。

天日干しは、食材作りのプロセス全体となる場合が多い。たとえば、開いた魚の一夜干し、目刺し、ドライトマトなどです。しかし、梅干しのように、食材つくりのプロセスの(一応の)仕上げに天日干しを組み込む場合もあります。
 
それ以外には、プロセスの最初に天日干しがくるケースもあります。発酵食品であるところのタクアンがその例で、タクアンらしさは発酵プロセスにありますが、歯ごたえのあるタクアンにするために最初に大根をよく干しておく。
 
ドライトマトやタクアン用の大根は干すのに時間や日数がかかりますが、普通の干し野菜は簡単です。ビタミンD・ビタミンB群・カルシウム・鉄分・食物繊維などが含まれている野菜は、天日干しにすると栄養価が上昇します。
 
先日、タクアン用に買った大根についていた葉は、有機栽培で新鮮だったのですぐに切り取って洗い、1日半ほどネット付きのカゴに入れて天日干し、そのあと刻んで、薄味の佃煮風にしておかずです。

下に陽射しを二つ並べてみます。最初のが、8月上旬の梅干しのときの夏の陽射し、二番目が、現在(10月中旬)タクアン用の大根を天日干ししている最中の秋の陽射しです。それぞれの陽射しに季節の味わいがあります。
 
8_b
 
10 大根
 

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2017年10月13日 (金)

カメムシはカラスの高級おやつ?

カラスもたまには役に立ちます。
 
9月下旬くらいからその存在がけっこう目立ってきたのがカメムシです。あの緑色の、できたら握手をしたくない虫のことです。ほとんど目にしなかったのが、半月ほど前から、のそのそと、あるいはゆるゆるとベランダを徘徊しています。なかには、ひっくり返って足を空中でバタバタさせているのにも出合います(その後、彼らはどう生きのびるのか気になりますが、それはさておき。)
 
カラスは雑食で、ただ雑食だということであれば、黄色いネットで覆ったゴミ箱をつついてくれたらいいのですが、この前の「東名高速の狼藉者」みたいな行動に出ることもあります。たとえば、歩道に、歩行者であるぼくたちを威嚇するようにたむろしています。かつて鳩を衆人環視の中で襲っているのを見たことがあります。
 
カラスがベランダでじっとたたずんでいます。眼つきが変です。いつもと違う。ほとんどハンターの眼つきです。何を見ているかというと、どうもカメムシらしい。パッと跳んで、パッと嘴でくわえ、そして食べてしまいました。オオサンショウウオが自分の身体ほどもある大きさの魚をパクッと丸呑みする記録映像を見たことがありますが、その瞬間に似ていました。カラスが突然、猟師になりました。
 
カラスには、カメムシは超高級なおやつなのでしょうか。そうなら、あの眼付きの鋭さが理解できます。カメムシを掃除してくれて、ありがとう。

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2017年10月11日 (水)

ゴミ収集とゴミ袋

冬季は需要がないのでそういうサービス日はなかったと記憶していますが、春から秋までは、植物の「枝・葉・茎」つまり、枯れ葉や枯れ枝や家庭菜園の処分済み野菜の葉や茎や土を落とした根などは、透明なビニール袋やポリ袋に入れてゴミ収集場に出しておくと、月に一度、札幌市は無料で収集してくれます。「プラ」関連ゴミの無料収集と同じサービスです。
 
9月下旬までほぼ毎日、サラダの素材のひとつとしてお世話になった鉢植えのバジルももう店仕舞いなので、10日ほど乾燥させて、しおれた茎と葉を「枝・葉・茎」の日に捨てました。
 
地方自治体によってゴミの収集方法や処理方法は違うようです。なぜかは知らない。それぞれの方法の経済性と効率性に自信があるのでしょう。
 
札幌のゴミ処理は複雑さがなくて、ぼくは好きです。まず、ゴミ袋は燃やせるゴミ用と燃やせないゴミ用が同じです。別々のものを使わされたらうんざりする。サイズは、5リットル、10リットル、20リットル、40リットル(写真は10リットル用)。
 
大型ごみ(自治体によっては粗大ごみとも云う)は、大型ごみ収集センターに電話すると指定日に、指定のゴミ収集場に取りに来てくれます。「そういうのは、半分に切るか折り曲げるかして工夫して、黄色いゴミ袋に収めると、安いですよ。」といったアドバイスも係の女性からもらえます。
 
サービス料金支払い済み証を貼って出してあったのに、ニッチな見方によってはそれなりに価値のある大型ごみと判断されたのか、清掃局のゴミ収集車がやってくる前に、誰かにどこかに運び去られていたという経験も2度ほどあります。誰かがどこかで使っていると思うのでけっこうなことです。
 
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2017年10月 3日 (火)

メガネはいつもきれいに

ぼくは遠近両用メガネが必需品ですが、メガネはレンズをきれいに拭いていないと落ち着きません。だから、毎日掃除する。
 
普段はスプレータイプのクリーナーとティシューペーパーとメガネ拭き専用の布。週末には超音波洗浄器。超音波洗浄器は以前に眼鏡屋で使っているのを見てとても便利だと思い、その家庭版を購入しました。必要時間は準備・洗浄・後片付けで10分くらい。これだとレンズだけでなくメガネ全体の汚れが落ちます。週に一度なら負担にならない。しかし、とても忙しいときはスキップ。
 
旅行にはそういうものを持ち歩けないので、やや値は張りますが、使い捨てのメガネ拭きシートを利用しています。ペラペラに個別包装されているので数個を洗面道具入れに放り込んでおけば困りません。
 
メガネの掃除とは直接の関係はありませんが、メガネは眼の延長なので(ぼくはそう思っているので)、人に触られるのも落ち着かないものです。散髪屋などでは丁寧に扱ってくれます。しかし、なかには扱いが粗雑な人もいてそういう場合は気分がよくない。帰ってきて掃除をする。
 
冬など外出時にマスクをするとメガネが曇ってうんざりですが、コンタクトレンズにするつもりはありません。メガネの方が落ち着きます。
 

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2017年9月27日 (水)

札幌で簡単に無人駅を体験する方法

昨日の「曼殊沙華、もしくは彼岸花」に登場した「百合が原公園」は名前の通り、百合がいっぱいのとても広い公園です(下の写真)。広いので中を遊覧列車が走っています。
 
公共交通機関で行くには、バスという手もありますげ、JRが便利です。札幌駅から電車・列車に乗って北に向かって6つ目の駅である「百合が原駅」で降りて、7~8分歩くと公園の入り口というか、入り口付近にある温室に到着します。
 
「百合が原駅」は札幌から6つ目の通勤通学客の乗り降りがそれなりに多い駅ですが、無人駅です。自動改札はありますが、駅員はいません。電車の到着案内や出発案内、あるいは事故で遅延のお知らせなどは、隣のもっと歴史のある古い駅に常駐している駅員の仕事です。隣の駅と有線でつながった構内の拡声器からは、隣の駅の男性職員や女性職員の声が流れてきます。
 
北海道には無人駅は多いですが、札幌市内で、それも札幌駅から近いところで無人駅を体験するには「百合が原駅」が便利です。百合の季節には少し散歩すれば、様々な色合いと姿勢の百合を満喫できます。
 
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2017年9月25日 (月)

昔のノートでメモ用紙

たとえば、今から30年くらい前の、学生や一般向けのノートブックの定番品は、今のそれと比べると紙質が非常に良かったように思います。そういうのが、本棚の奥から数冊出てきました。
 
もうそのままの形で使うこともなさそうなので、バラバラにして、頑丈な鋏で半分の大きさに切ってメモ用紙にしました。メモ用紙がいっぱいです。
 
紙の色はやや経年変化していますが、ボールペンがよく滑り書き具合がいい。大きさも17.5㎝と13㎝くらいの長方形でちょうどいい。ちょっとした書き物をするまえの備忘録とか、買い物を頼まれた時にポケットに入れる野菜一覧とか、なんにでも使えます。
 
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外出時に持ち歩くのは、下の革ケースに入れたビリっと切り取れる方式のメモ帳。筆記用具を忘れても困らないように、2Bの濃い芯が入ったシャープペンシルがいっしょです。図形や文字が入り混じったメモには紙と濃い鉛筆の組み合わせに勝るものはありません。メモ帳のサイズは、20.5㎝ x 13cm。切取り部分は、18㎝ x 13cm。
 
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2017年9月22日 (金)

ブロッコリーやカボチャは硬めに蒸して

なんというのか、底に小さい穴がたくさん開いた白い陶器の皿、かりにそれを蒸し皿と呼ぶとします。その蒸し皿を、落し蓋も兼ねるステンレスの蒸し台の上に載せて、蒸します。対象は、ブロッコリーやカボチャ。
 
蒸した野菜は、硬めの仕上がりがおいしい。全体に熱がよく通っているのだが、少し歯ごたえがある状態。パスタのアルデンテです。ボーとしていると、その状態を逃がしてしまうので、注意深く付き合います。
 
カボチャなら小さめのひときれ、ブロッコリーなら小さく切った茎の部分を齧ってみたら、もう大丈夫なのか、あと少しか、わかります。
 
白い陶器の蒸し皿を取り出し、それがスポッと収まる白い陶磁器の皿上に載せます。ドレッシングは自家製の塩麹。ご飯の時だけでなく、小腹がすいた時のおやつにもなります。
 
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2017年9月20日 (水)

寒くなる前に窓磨き

寒くなると億劫になるので、9月下旬の湿度が低く晴れていて風のない日が理想的です。風がなければ曇っていてもかまわない。大掃除に近い窓ガラス磨きです。窓は二重窓。先週末のある午後にがんばりました。
 
本格的な窓ガラス掃除は年に4回。雪が降らなくなり暖かくなる5月の連休あたりが1回目。冬の横殴りの雪で汚れています。2回目は夏の入り口、3回目は夏の真ん中。そして4回目(その年の最後)が9月下旬から10月初めにかけてです。
 
窓ガラスの外側部分は、ナチュラルタイプと言ったらいいのか、変なケミカル成分が入っていなくてゆっくりと乾くタイプの洗浄液とスクイジーを使います。内側部分は別の種類のナチュラルで速乾性の洗浄液とペーパータオルです。全部をやるとそれなりに疲れます。
 
スクイジ―といえば、たとえば東南アジアのホテルの1階レストランの大きな窓を毎朝ひとりで、横幅の広いスクイジーで芸術的な輝きに磨き上げる少年に近い青年の技は見ていて飽きない。それにははるかに及びませんが、それでも回を重ねるうちにだんだんと上手になってきました(と、思う)。
 
スクイジ―で曇りひとつなくきれいになった窓ガラスというのは、作業者をそれなりに幸せにするようです。
 

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2017年9月19日 (火)

2年ぶり?1年ぶり?6日ぶり?5日ぶり?

スキージャンプのワールドカップのような年間試合数の多いものは、「4か月ぶりの金メダル」といわれてもああそうかで済ましてしまうのですが、優勝というものが年に1回のスポーツで、2015年に優勝したチームが2017年にまた優勝したら、これを(2015年秋から2017年秋まで2年間が経過したので)「2年ぶりの優勝」というのか、それとも(途中に優勝できなかった1年間が挟まっているので)「1年ぶりの優勝」というのか。
 
ニュース番組は、2015年に優勝したチームが2017年にまた優勝した状況を「2年ぶりの優勝」と呼んでいます。なぜか?
 
広辞苑を見ると、「ぶり」とは、<時間を表す語に付いて、時日の経過の程度を表す。「久しぶり」「一年ぶり」>とあって、この説明だけでは今回の事態はよくわかりません。
 
NHK放送文化研究所のサイトを見ると、以下のように解説されています。
 
<[数え方]:「○時間ぶり」「○日ぶり」「○か月ぶり」「○年ぶり」などは、すべて満の数え方をします。>
<(例)平成10年に初優勝したあと、ことし(平成13年)再び優勝した場合、「3年ぶり2回目の優勝」。満の数え方で、(平成)13-10で3年と計算します。>
 
だから、<「2015年秋に優勝」・・・「2016年秋は優勝できなかった」・・・「2017年秋に優勝」>という状況は、「NHK標準」によれば、「2年ぶりの優勝」です。
 
したがって、2016年に優勝したチームが2017年にまた優勝すると「去年に続いて連続優勝」ですが、「ぶり」を使うと「1年ぶりの優勝」ということになります。そういう場合に「ぶり」を使うと、「ぶり」には途中の空白が想定されているので、どうも居心地が悪い。
 
プロ野球の投手の登板頻度を「なか5日」と云ったりします。前回の登板日と今回の登板日の間に5日間の休養日があるということです。「ぶり」だと「6日ぶり」となる。しかし「6日ぶり」はあまり使わない。1日の違いがとても重要な場面では、「ぶり」のようなまぎらわしい表現は避けているのでしょうか?
 
ニュース英語だと「二か国首脳会談が二年半ぶりに実現」というのが「The leaders of the two countries met on Nov. 10 for the first time in two-and-a-half years.」なので、「前回の会談と今回の会談の間に2年半という時間が挟まった状況」を「二年半ぶり」というのが慣用表現になっているようです。敵と味方の40年ぶりの再会でも構わない。
 
そういうことで今回の「2年ぶりの優勝」ですが、やはり、どうもすっきりしません。その居心地の悪さは、年に一度しか機会がないときに、そして途中の空白が1年という最短期間という状況において、「■年ぶり」を使うことからきているようです。「20年ぶりの優勝」なら違和感はありません。

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2017年9月13日 (水)

紙フィルターの「つまみ」はブレイクスルー?

あるメーカーのペーパードリップ用のコーヒーフィルターの話です。
 
最近新しいのを買ったら、紙に小さな「つまみ」がついていました。以前はそういうのはなかったと思います。ちょっとした工夫、ちょっとした改良ですが、その付加価値は使った瞬間に納得できました。ペタッとくっついた状態の紙フィルターが「つまみ」のおかげで簡単に円錐形に広がります。
 
紙フィルターが考案されたのは20世紀の初め頃だそうですが、つまみなしで100年間やってきた。誰が考えたのか、どうして今まで思いつかなかったのか。
 
しかし、それがないととても不便かというと、必ずしもそうではありません。「つまみなし」に長年慣れているからです。すぐに古いタイプに復帰できます。だから、そういう「付加価値」をつけていない競合商品も多い。特殊な機能や単機能の台所用品が大好きな不器用な米国人なら、こういうのを使い始めると復帰は難しいかもしれませんが。
 
この機能をブレークスルーと呼べるかどうかはよくわからない。でも、ぼくにとっては便利な機能なので、このタイプを使い続けると思います。
 
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