雑感

2017年7月18日 (火)

目で見る風鈴

札幌では気温が28℃を超えると「暑くて死にそう」という女性が少なくありません。この10日間は(昨日と今日は雨で過ごしやすいですが)、嫌になるくらい暑くて日中の最高気温が32~33℃だったので、体が寒冷気候仕様にできあがっている彼女らはどう対応しているのでしょうか。
 
関西方面のお知り合いから苦情をもらったことがあります。北海道の夏のゴルフ場というのは、白樺の間をひんやりとした風が吹き抜けていくものだと思っていたのに、このうだるような暑さでは、地元でプレイした方がよほどましだった。うーん、札幌でもエアコンなしでは過ごせない日がひと夏に一週間から十日くらいは確実にあります。
 
風鈴は戸外のかすかな風を音にかえて涼を感じさせてくれますが、モンステラの大きい葉はゆるやかな揺れで部屋を涼しくしてくれます。写真のような室内の一輪挿しだと、たとえば扇風機の柔らかい風が葉に当たりそれが引きかけたときに、去っていく風に引かれるようにその大きな葉が少しだけ回転し、そのとき室温がそのぶん下がるようです。
 
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2017年7月12日 (水)

勝手なプロ野球ファン

プロ野球ファンは勝手です。多くの人がそうかどうかは知りませんが、ぼくはどうもそうなので、そういうことにしておきます。アンケート調査が必要な話ではありません。
 
地元の球団を応援しています。しかし、先発投手は誰が出てきても気持ちよく毎回のように点を取られる、ある内野手が1塁に投げるボールは山なりで、別の内野手は簡単なゴロを取り損なう、打者は三振か内野ゴロか内野フライか迫力のない外野フライで、その結果が7-0や8-1といった試合が続くと、地元の球場に足を運ぶ元気はなくなります。もっとも、ぼくは球場でお金を使うタイプのファンではないので、ぼくやぼくの連れが行かなくても球団の売り上げに変化はありません。
 
現場で見るというのはやはり楽しいもので、ぼくは、日本ハム時代のダルビッシュの投球は何度も見たし(そのなかには、ラミレスにライトにフェンスをわずかに超えたライナー性のホームランを打たれて1-0で負けた試合も含まれます)、楽天時代の岩隈やカープ時代の前田健太も見ています。西武時代の涌井も、160キロを投げた巨人時代のクルーンのボールも楽しみました。そういう現場の興奮は捨てがたい。
 
しかし、そういう興奮に近づくにはファンにも元気が必要で、今の地元の球団に対してはそういう元気は湧いてきません。唯一の関心の対象だった小柄でがっしりとした体つきの4割打者の打撃も6月上旬の途中から急に見られなくなったので、今は球場に足を運ぶ理由もとくには見当たりません。ぼくが、揃いのユニフォームを着てワイワイと応援するのが好きなタイプなら話は別ですが、残念ながらそういう行為に興味はありません。
 
テレビ画面に大写しになった地元球団の打者の眼には生気がありません。こんな眼だと三振だなと思っていると、2ストライク後にバットを振らずにスタスタとベンチに戻っていくことも多い。打者の眼に生気が戻ってきたら球場に足を運んでもいいかもしれません。あるいは、メイジャーリーグの遊撃手のような守備レベルの内野手があと二人くらい現れたら、そうしてみるかもしれません。

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2017年7月 7日 (金)

走る女性、自転車に乗る女性

これは経験値にもとづく偏見ですが、自転車に乗っているのが女性だと用心するようにしています。向こうからやってくるその女性の目を見ても次の行動予測がつかない場合があるからです。それから、よほど急いでいるのか人ごみの中を自転車で大胆にすり抜けていく豪の女性自転車ライダーもしばしば見かけます。
 
この時期は、夏至が過ぎたとはいえ、午後7時過ぎまでは十分に明るいので、夕方の6時から早歩きの散歩を、信号にできるだけ邪魔されないような場所で1時間ほど喩しむには最適の季節です。
 
先日は、その1時間で頻繁に女性に出会いました。
 
すこし脇にそれて感心して見入ったのは、7~8人の女子高校生と思しきグループで、むこうから素晴らしいスピードで走ってきます。そろいのユニフォームではないのですが、使い込んだ雰囲気の運動着で、とてもしまった体つきです。7~8人は縦に伸びていましたが、みんな気持ちよさそうに駆け抜けていきます。あきらかに運動部の女の子です。
 
勤めを終えたあとのジョギングなのでしょう。アラサー女性がきれいな姿勢で近づいてきます。呼吸は乱れていません。速度もなかなかのものです。その数十メートル後にまた別の20代なかばの女性ジョガーがやってきます。彼女も勤務後の運動でしょうか。なにが楽しいのかよくわからないようなゼーゼーハーハージョガーの男性も見かけますが、そういうかたとはレベルが違うようです。
 
背後になにか嫌な雰囲気を感じたので振り返ろうとしたら、振り返る間もなく相当な速度で体のすぐそばを自転車がすり抜けていきました。運転しているのは女性でした。アラウンドサーティー。ぼくが同じ速度で前を向いたまま歩き続け、決して振り返ったり体をよじったりすることはないであろう、その結果、接触事故を起こすなどということは決してないであろうと決めているような運転ぶりでした。この手の運転が得意な女性にはそれなりの頻度で遭遇します。
 
背後から近づいてくるものの感じにふと振り返ったときに、申し訳なさそうな表情で抜いていってくれる女性もなかにはいて、そういうときにはホッとしますが、そういうかたとの出会いは、その夕方はありませんでした。

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2017年6月29日 (木)

大きいバジルと小さいバジル、走る人と歩く人

同じ袋に入っている種で同じように発芽させても、成長速度に差が出ます。気がつけば、ひとつだけのんびりとしているのがいます。早く大きくなってくれるタイプは最初の収穫がそれだけ近いということなので嬉しい。しかし、ゆっくりタイプというのもかわいらしい。生長の個体差というのは種の中に埋め込まれているらしい。
 
すでに気持ちいい散歩の季節ではあるのですが、スニーカーや運動靴と半袖シャツで1時間くらい歩きまわるのが楽しい時期が近づいてきました。昼間の暑いのは嫌なので、週末の明るい夕方が、早歩きの時間帯としては、いちばん気持ちがいい。
 
そういうときに毎回不思議に思うのは、歩くのではなく走るのが好きな人たちが大勢いるということです。いかにも長距離を走る速度でリズムよく駆け抜けていく人もいれば、歩く配偶者やぼくと変わらぬ速度でゼイゼイといいながらジョギングする人もいる。ジョギングといっても、ぼくが歩く速度を高めたら抜いていけそうなペースです。でも、走ることが好きらしい。
 
こういう好みの個体差は、どこから来たのか。
 
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2017年6月26日 (月)

強い赤紫蘇

古い種を使ったためか、気候のためか、やり方が下手だったのか、今年は赤紫蘇が発芽しませんでした。土ポットで二度試みましたが、二度ともダメでした。十日近く待っても種に変化は見られません。ダメだと思い、その土ポットからは赤紫蘇の種を丁寧に取り除き、そこにバジルの種を播きました。
 
バジルは予定通りに発芽したので、今年は赤紫蘇なしでバジルばっかりという状況になってしまい残念だ、と思っていたら、バジルが発芽した土ポットの側面に小さな双葉がくっついています。どうせバジルだろうと思い、でもこういう状況で生きてきたというのはこいつが丈夫な証拠です。捨てるのもかわいそうなので、その双葉を鉢植えの他のバジルの隙間に丁寧に植えてやりました。
 
そのうち本葉が出てきたので、お、こいつは生き延びたな、元気な奴だと感心し、小さな本葉を見ると少し赤い。変だなと思い目をそばに近づけると、バジルの本葉とは明らかに色と形状が違うのがそこにいました。赤紫蘇です。
 
今年唯一の赤紫蘇ということになりました。シソ科どうしなので、バジルの隣で仲良く生育すると思います。十日で諦めずにもう少し我慢していたら、今年も赤紫蘇がどんどんと発芽していたかもしれません。
 
201706  
                 バジル(左)と赤紫蘇(右)

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2017年6月13日 (火)

料理と化粧

プラトンは料理と化粧が好きではなかったみたいです。プラトンの対話篇のひとつが「ゴルギアス」で、副題をつけるとすると「弁論術批判」ですが、そこに料理と化粧が嫌いな理由が述べられています。その理由をひとことでいうと、それらが最善ということを無視して快さだけを狙っているから、です。
 
仕事にはその主たる性質が「迎合」となっているものが4つあって、その4つとは「料理法」「弁論術」「化粧法」「ソフィストの術」。それらと最善を目指すものとの関係は次の通りです。
 
「さて、医術のもとには・・・料理法という迎合がしのび込んでいるのだが、他方、体育術のもとには、同じようにして、化粧法がしのび込んでいる。・・・(中略)・・・つまり、化粧法が体育術に対する関係は、ソフィストの術が立法術に対する関係に等しく、また、料理法が医術に対する関係は、弁論術が司法(裁判)術に対する関係に等しい、ということである。」(岩波文庫版より引用)
 
化粧法とは、体育術によって得られる自己本来の美ではなく、人びとに借り物の美を提供するという理由でプラトンには嫌われているのですが、そのときの化粧法は、女性というよりも古代ギリシャの市民であり体育術に励む男性が対象です。したがって、プラトンが女性の化粧をどう考えていたのかよくわかりません。プラトン風だと「美の本質」に変わりはないのですが、女性の化粧は「美の本質」を化粧する力がありそうです。
 
ビジネスという場において顧客を喜ばせることを迎合だとすると、たしかに料理法には迎合の香りが強いかもしれません。しかし、家族のための料理法、健康のための料理法となるとその様子は違ってきます。迎合というよりも最善に近くなる。医術も、患者側と医薬品供給者側のどちら側に重みを置くかによって、最善と迎合のバランスが微妙なものに変化します。
 
「収縮期血圧が129以下 /拡張期血圧が 79以下」というメッセージが復活してきました。それを活用していた商品広告もタイミングよく再開しているのを目にすると、「弁論術」は相変わらずの人気です。政府答弁や政府方針にも、憲法や共謀罪や国家戦略特区に関して牽強付会な「弁論術」や「ソフィストの術」が目立ちます。

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2017年6月12日 (月)

楡(ニレ)という落葉広葉樹

札幌は他の都市と比べて緑や樹木が多い町ではありません。中心街のすぐそばが低い山ですし、緑や街路樹の豊かな地域もありますが、かたよりがあって、平均的には緑や樹木は少ない(と、思います)。街路樹に多いのは、イチョウ、ナナカマドやニレのような落葉広葉樹です。雪の多い地域では、樹木は葉が落ちる種類でないと冬が越せません。
 
札幌駅から徒歩で10分くらいのところに「北海道大学植物園」があります。大学の植物園らしく研究用の草本園もありますが、ぼくがこの植物園を好きなのは、開園以前の原生林をそのまま保存してあるからです。そこには、原生林の面影を色濃く残すハルニレやイタヤカエデ、ミズナラ、ハンノキ、ドロノキなどの落葉広葉樹林が広がっています。この植物園の落葉広葉樹林の中に佇んでいるとほっとします。東アジアの照葉樹林文化がぼくにも強く刻まれているに違いない。
 
写真はハルニレ(春楡)の樹です。英語だとエルム(Elm)。背の高い樹で葉は暑い時期には鬱蒼と茂ります。その日は、遅い午後に影が長く伸びて二本の美しいシルエットになりました。
 
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2017年6月 9日 (金)

札幌は梅雨はないが、雨は降る

「札幌は梅雨はないが、雨は降る」などと書いていると、「象は鼻が長い」というタイトルの印象深かった日本文法の本を思い出します。

先週か先々週の土曜日は多くの小学校で運動会が開催される日だったと聞いていましたが、雨だったようです。やり直しはできたのでしょうか。お弁当やおにぎりを作るほうは大変です。しかし、おにぎりが続いて大喜びの子供もいるかもしれません

水曜日の夕方から「よさこいソーラン祭り」というイベントが始まったみたいです。大通公園の近隣には「土日、通行止め」の看板がきれいな間隔で並んでいます。不思議な衣装のオニーサンとオネーサンがチームで踊ります。会場はうるさいので、期間中は会場付近には近づきません。

興味のないイベントですが、2年ほど前から、ぼくはこのイベントを夏至のお祝いの前夜祭みたいなものだとみなすようにしました。そうすると、相変わらず会場には近づきませんが、この催し物と折り合いがついてきました。水曜の夜から強い風が吹き、木曜の朝まで結構な量の雨が降りました。参加者は風邪などひきませんように。

6月の札幌はさわやかなのでジューン・ブライドがよく似合います。冷たい雨も降ります。

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2017年6月 8日 (木)

パソコン搬送用の段ボール箱

普段、たとえばこのブログを書くために使っているノート型のPCを、買ってから1年ほどたったので、クリニックに出してみました。もともと、そういう無料サービスのついているタイプのノートパソコンだったので、そのメーカーからの案内に応じて「人間ドック」に送り込んだのですが、引き取りにきた運送会社の持参した段ボール箱がとてもよくできていました。

数年前も、別のノート型PCを修理に出したことがあり、しかしそのときは配偶者が対応したので、僕がこのタイプの段ボール箱を見るのは初めてです。

一般の宅配便を扱う業者とは別の業者で、伝票も専用伝票です。パソコンや小型サーバー、タブレットやカメラ専用伝票だから、クリニック対象品を送り出すほうとしても、どういう付属部品が同梱されたのか絵で表示されているのでとても分かりやすい。

ノート型PC本体は、袋状のプワプワにまず包まれて、その後、箱の中で宙づりになった状態の段ボール板の上に置かれます。箱を床や荷台にかりにドスンと置いても、衝撃がPCに伝わらない。電源アダプターやケーブルは、PCからの空間の隙間をきちんと確保できるようになっている別の団ポール板の上に、これもプワプワ袋に入れて、置かれます。

一連の作業を感心してみていました。往復の運送日数を含み、5日以内には帰ってくると思います。

現在はバックアップ用ということにしてあるパソコンを使っていますが、最低限のことにしか使いません。ぼくはスマホ依存体質ではないし、そういう情報入出力端末と距離を置いた生活も悪くありません。

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2017年6月 5日 (月)

ルッコラとバジルと赤紫蘇

やっとルッコラが食べられる大きさまで育ってきたので、写真のルッコラは週末はサラダの材料の一部になりました。少しピリッとした味がサラダのアクセントになります。
 
ぼくはルッコラの種をやや播き過ぎる傾向があり、ルッコラの発芽率はとてもいいいので、鉢植えやプランターの中ではこの時期になると葉がけっこう込み合ってきます。食べごろになった葉を間引き風に摘んでやると、ルッコラとルッコラの隙間の空間がいい按配になりました。ルッコラもその方が嬉しいに違いない。
 
2017
 
去年の今頃は、おっとりとしたバジルと暢気な赤紫蘇の双葉が土ポットの中でいつ本葉に成長するのかやきもきしていましたが、今年はそういうレベルではなく、バジルとはなんとか折り合いがついたものの(まだ土ポットの中ではあるのですが、外で本葉に成長中)、赤紫蘇とは全く折り合いがつきません。
 
赤紫蘇に関して、こういうことは今までになかったことです。最初の種まきで発芽せず、やり直してみましたが、二回目もなんとなく様子がおかしい。心配になってきます。同時にイライラもする。
 
札幌は、6月のはじめは「リラ冷え」で冷え込むことがあります。昨日の朝は暖房が欲しいくらいでした。そういうときは、しまい込んだ冬物を取り出すのも腹立たしので、変な重ね着になったりします。これも何を考えているのかわからない赤紫蘇のせいに違いない。しばらくの間、赤紫蘇はぼくの八つ当たりを受けることになると思います。

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